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病理診断科

病理部病理部
病理診断科では,患者さんから採取された組織や細胞などをもとに「病理診断」を行っています.患者さんと接する機会のほとんどない特殊な診療科ですが,がんを中心とする各種疾患の診療において重要な役割を担っています。
病理を専門とする医師および臨床検査技師が以下の業務に従事しています。
  • 病理部組織診断
    試験的あるいは治療目的に採取された「組織」(細胞、線維、体液などからなる塊) を肉眼および顕微鏡で観察することにより、がんをはじめとする病気の有無、その性質や進行の程度などを調べます。対象となる領域は、消化器、呼吸器、泌尿生殖器、皮膚、血液などをはじめとして、ほぼ全身に及びます。
  • 病理部細胞診断
    組織の一部である「細胞」のみを顕微鏡で観察することにより、異常の有無を調べます。対象となる領域により細胞の採取方法が異なり、痰や尿を用いる方法、ヘラで擦る方法、針で刺す方法などがあります。
  • 術中迅速診断
    手術中に採取された組織や細胞を極短時間で顕微鏡観察可能な状態に処理し、速やかに病理診断と報告を行います。所要時間は最短で15分程度です。この診断結果を参考にして、執刀医が手術の方式や切除する範囲を決定します。
  • 病理解剖
    入院中に不幸にして亡くなられた患者さんのご遺体を解剖させていただき、病気の広がり、治療効果、生前の診断の妥当性などを検証します。解剖はご遺族の希望と承諾に基づいて実施し、結果は主治医を通じて詳しくご説明いたします。解剖で得られた貴重な知見は、医療の進歩に大きく貢献します。

診療実績 2013年度

組織診断      7855 件/年
細胞診断      7376 件/年
術中迅速診断    287 件/年
病理解剖      12 件/年