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くすりのQ&A

ニトロ製剤(硝酸薬)とは?
ニトロ製剤(硝酸薬)はカルシウム拮抗剤、ベータ遮断剤という薬とともに狭心症に対する代表的な薬で、冠血管を拡張したり、全身の静脈に血液を貯えて心臓に戻る血液を減らしたりして心臓の負担を少なくするなどの作用により狭心症発作を抑えます。
種類としては錠剤、舌下錠(舌の下で溶かす薬)、テープ剤、注射剤などがあります。
ニトロ舌下錠の使い方と注意点について教えてください。
【使用方法】
狭心症の発作がおきたり、おきそうになったりしたら、アルミのパッケージより1錠だけを取り出し、舌の下に置き唾液(つば)で錠剤を溶かしてください。飲み込まないでください。
(口の中の粘膜から吸収されて効果を現す薬なので飲み込んでしまうと効きません)
また、口の中が乾いている時は、水を少し含んで舌を湿らせてから舌の下に薬をおいてください。

【効果がない場合】
効果は1~2分で現れますが、5分ほどたっても効果が現れない時は、さらに1錠舌下して下さい。
さらに5分たっても効果が現れない時は、もう1錠舌下して下さい。
(1回の発作には3錠まで使用が可能です)
上記の方法を試しても症状が治まらない時は、直ちに担当医に連絡して下さい。
※30~60分以上の間をあけてなら、1日に何回使ってもかまいません。

【使用時の注意点】
  1. 血圧が下がりすぎて、立ちくらみやめまいが起こることがあるため立ったままでの服用せずに、必ず椅子に腰かけるか座って服用してください。
  2. 立ちくらみやめまいが起きて気分が悪くなったときには、回復するまで足を高くして横になるか、座って頭を低くしてください。
  3. 頭痛、めまいなどで注意力や集中力が低下することがありますので、車の運転など危険を伴う作業はしないでください。
  4. 発作に備えて常に携帯するだけではなく、家庭内の各場所や職場などにも置いておき、すぐに使えるようにしてください。
  5. シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩など勃起不全治療薬は重い副作用を起こすことがあるので絶対に服用しないでください。
狭心症の貼り薬の使い方と注意点について教えてください。
【使用時の注意点】
  1. 傷、かぶれ、発疹、胸毛がある場所を避けて、イソソルビド硝酸塩テープは胸部、上腹部、背部のいずれかに貼ってください。
  2. 同じ場所に貼るとかゆみ、かぶれなどが起こることがありますので、違う場所に貼ってください。
  3. 貼る場所をよく拭き、乾かします。
  4. しわにならないように貼り、手のひらで十分に押し付けてください。

【使用枚数について】
1回に使用する枚数や貼りかえる間隔は医師の指示に従ってください。

【服用について】
シルデナフィルクエン酸塩、バルデナフィル塩酸塩など勃起不全治療薬は重い副作用を起こすことがあるので絶対に服用しないでください。

【自動体外式除細動器(AED)を使用するとき】
狭心症の貼り薬を除去してください。
また、日頃から行動をともにされる方にもその旨を伝えておいてください。