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くすりのQ&A

風邪について

寒い冬の季節。風邪のつらい症状でお悩みの方も多いはず……。そんな「風邪」についてご紹介します。
風邪ってどんな病気?
気道、喉の入り口に炎症がおきたことによる咳やのどの痛み、鼻汁などの症状が現れた状態をいいます。風邪の原因は、80~90%は複数のウィルスによるもので、残り10~20%は細菌などの感染によるものです。咳・鼻汁・鼻づまりなどの症状がみられ、同時に発熱(37~38℃)・頭痛・全身の倦怠感などをともなうこともあります。通常のかぜの場合は約1週間で治りますが、悪化させると様々な病気(中耳炎、副鼻腔炎、肺炎、気管支炎等)にかかることがあります。
風邪の治療法は?
風邪の原因であるウイルスを殺すお薬はありません。
一般のかぜ薬は、かぜの原因となるウイルスを直接攻撃するものではなく、かぜに伴う症状を抑えるものです。風邪のつらい症状を軽くするために風邪薬を上手に使うことも大切です。

一般的な風邪薬についてご紹介します。
  • 解熱鎮痛薬:熱を下げたり、炎症を抑えて頭や喉などの痛みをやわらげます。
    (ロキソプロフェン、アセトアミノフェン等)
  • 抗ヒスタミン薬:くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどをやわらげます。
    (フェキソフェナジン、エピナスチン塩酸塩、フマル酸クレマスチン、セチリジン)
  • 鎮咳去痰薬:せきを抑えたり、たんの切れをよくします。
    (デキストロメトルファン臭化水素酸塩、ベンプロペリンリン酸塩、カルボシステイン、アンブロキソール塩酸塩)
  • 総合感冒薬:発熱、頭痛、のどの痛み、鼻水、鼻づまりなどの症状を抑えるように、上記のお薬が組み合わされて配合されています。(PL顆粒)
    薬局で市販されている風邪薬も同様のものが多いです。
  • うがい薬:口の中を殺菌・消毒します。(ポピドンヨードうがい薬、ベンゼトニウム塩化物うがい薬、ネオステリングリーン)。
    口の中の腫れや痛みをやわらげます。(アズレンスルホン酸ナトリウムうがい液)
風邪を予防するにはどうしたらよいでしょう。
  1. うがい・手洗いの励行
    様々な感染予防の基本です。手に付いたウイルスなどは石鹸で洗い流し、口の中やのどの粘膜についたウイルスなどはうがいで除去しましょう。
  2. マスクの着用
    鼻や口を覆うことで感染リスクを下げたり、のどや鼻の粘膜を乾燥から守ることで感染を予防しましょう。
  3. 部屋の湿度を保つ
    ウイルスは空気が乾燥していると、繁殖しやすいため、加湿器などで湿度を保つようにしましょう。
    湿度 60~80%、室温 20~25℃が目安です。
  4. 栄養・運動・睡眠
    体力や抵抗力を高めるために、バランスよく栄養をとり、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう。