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くすりのQ&A

お薬の中に副作用で眠気が出る薬はどのくらいあるのですか?
お薬の副作用で眠気が出る薬はたくさんあり、代表的な薬は下記の一覧表をご覧下さい。眠気が強く出る薬剤を服用している時には運転等を差し控えなくてはいけない場合があり、過去に眠気が出る薬剤を服用中に交通事故が報告されていますので十分に注意してください。

眠くなる薬剤の例(車の運転等をしてはいけない薬はオレンジ色で表示しています)

薬剤の分類 薬品名
抗不安薬 アリピプラゾール内用液
イミプラミン塩酸塩錠
アミトリプチリン塩酸塩錠
ロフラゼプ酸エチル錠
クロチアゼパム錠
リスペリドン錠
リスペリドン内用液
クロナゼパム錠
クロナゼパム細粒
抗アレルギー薬 フェキソフェナジン塩酸塩錠
エピナスチン塩酸塩錠
オロパタジン塩酸塩錠
ロラタジン錠
セチリジン塩酸塩
ベポタスチンべシル酸塩錠
パーキンソン病治療薬 プラミペキソール塩酸塩錠
レボドパ・カルビドパ配合錠
ロピニロール塩酸塩錠
薬剤の分類 薬品名
咳止め デキストロメトルファン臭化水素酸塩
片頭痛治療薬 リザトリプタン安息香酸塩
ロメリジン塩酸塩錠
エレトリプタン臭化水素酸塩錠
禁煙補助薬 バレニクリン酒石酸塩
抗てんかん薬 レベチラセタム錠
カルバマゼピン錠
バルプロ酸ナトリウム
吐き気止め プロクロルペラジンマレイン酸塩錠
メトクロプラミド錠
痛み止め トラマドールカプセル
プレガバリンカプセル
抗不整脈薬 ピルメノールカプセル
メキシレチン塩酸塩カプセル
なぜ副作用で眠気が起きるのですか?
例えば抗アレルギー薬には、くしゃみや鼻水、鼻づまりの原因になるヒスタミンの働きを抑える、抗ヒスタミン剤などが配合されています。風邪薬を飲むと、この抗ヒスタミン剤などの働きによって、くしゃみや、鼻水や鼻づまりが抑えられて楽になります。
ところが、ヒスタミンは脳内では眠気を抑え、覚醒を促すという重要な働きを担っています。抗アレルギー薬を服用すると、配合されている抗ヒスタミン剤が脳に届いて、眠気を抑え覚醒を促すヒスタミンの働きを弱める事で眠くなってしまいます。
又、抗不安薬は脳の働きを抑える働きがあるため、眠気を促すことがあります。
副作用で眠気が出る薬を服用する上で注意する事はありますか?
お薬を飲む時間、間隔、量については良く理解しておきましょう。お薬によっては飲み合わせが悪く眠気を増強することがあります。お薬手帳を持ち歩き、病院や調剤薬局でお薬を頂く際にはお薬手帳を提示する事で飲み合わせが悪いお薬が無いか、医師や薬剤師に確認していただきましょう。
又、薬袋や薬の情報誌には車の運転に関する旨が記載されていますのでよくご確認下さい。
不安になって自分の判断で薬を飲むのを止めてしまったり、量を加減したりすると、かえって病気を悪化させることもあります。気になる時は必ず医師・薬剤師に相談しましょう。