トップ > 部門紹介 > 薬剤部トップ > くすりのQ&A

くすりのQ&A

口内炎はどのような病気ですか?
口内炎は口の中や口の周辺におこる炎症のことで、粘膜のはれや痛みをきたします。炎症が強ければ水ぶくれや粘膜の浅い欠損をきたし、これらの口腔内のただれをアフタといい、この場合痛みがあります。原因はストレス、疲れ、口の中のウイルス、その他、薬剤やビタミン不足、カビなどによる口内炎もあります。治療には、口腔内を清潔にし、疼痛に対しては対処療法を行います。原因が明らかな物に対してはそれに対しての処置、治療を行います。さらに各種ビタミンを補給します。
口内炎にはどんな薬がありますか?
下記に口内炎の治療薬を表します。
●軟膏剤(デキサメタゾン口腔用軟膏)
炎症を抑えます。患部が広いときに好んで用いられます。
★使用上の注意
軟膏は唾液や液体で流されやすいため、食後や寝る前、歯磨き等で口腔内を清潔にしてから塗布し、塗った後1時間は飲食を控えましょう。
●トラネキサム酸製剤
炎症がおこっているとき、体内で異常増加している炎症の原因となる酵素(プラスミン)を抑え、口内炎の腫れ、痛みなどの症状を改善する働きがあります。
●貼り薬(トリアムシノロンアセトニド口腔用貼付剤)
炎症を抑える薬剤が配合されており、口腔内の炎症部位に付着させます。患部の面積が小さい場合に向いており、患部を覆ってしまうため、食べ物など外部から入る刺激を物理的に防ぐ特徴があります。また、使用回数が少なくてすみます。(1日1回貼付)
★使用上の注意
患部の唾液をガーゼなどで軽く拭き取った後、患部に付着させてください。
食後や寝る前に、歯磨きやうがいをして口腔内を清潔にしてから使用すると効果的です。使用後約1時間は飲食を控えるようにしましょう。
口内炎を予防するにはどうしたらよいですか?
下記に主な予防法を示します。
  1. 食べ物はゆっくりよくかんで食べましょう。よくかむことで唾液の分泌が増し、口の中の菌が減少します。
  2. 食後や寝る前にはうがいや歯磨きをし、口の中を清潔に保ちましょう。
  3. 歯を磨くときに、患部を傷つけないように気をつけましょう。
  4. 栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
  5. 夜更かしをせず、十分な睡眠をとりましょう。
  6. アルコール・タバコ・香辛料などの刺激物は控えめに
  7. ストレス・疲労をためないようにしましょう。

「口内炎」は1週間程度で自然に治るものがほとんどですが、2週間以上たってもよくならない場合や痛みがひどい場合、症状が繰り返して起こる場合などは、他の病気の可能性もありますので、できるだけ早く病院を受診しましょう。