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くすりのQ&A

アレルギーとはなんですか?
人は免疫といって、体を守るための防御システムを持っています。体内に異物(細菌やウイルス)が入ってくると、異物に対する抗体を作り、異物をやっつけようとします。食物、花粉、ダニなど、本来は人の体にとって害のないものに対して抗体を作ってしまい、過剰な反応を起こしてしまう現象がアレルギーです。花粉やダニのように、アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンといいます。
アレルギーの症状にはどのようなものがありますか?
アレルギーには発現する部位によって以下のように分けられます。
  1. 皮膚・粘膜症状:じんましん、かゆみ、唇の腫れ、目の充血など
  2. 呼吸器症状:くしゃみ、鼻水、咳、ゼーゼーする、呼吸困難など
  3. 消化器症状:腹痛、吐き気、嘔吐、下痢など
  4. 全身症状(アナフィラキシー):血圧低下、意識消失など
脱感作療法とはなんですか?
人は免疫といって、体を守るための防御システムを持っています。体内に異物(細菌やウイルス)が入ってくると、異物に対する抗体を作り、異物をやっつけようとします。食物、花粉、ダニなど、本来は人の体にとって害のないものに対して抗体を作ってしまい、過剰な反応を起こしてしまう現象がアレルギーです。花粉やダニのように、アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンといいます。
脱感作療法にはどのような種類がありますか?
  1. 注射による免疫療法
    アレルゲンを含んだ注射液を低い濃度から徐々に濃度をあげて注射していきます。最初は週に1回程度の注射が必要ですが、最終的には月に1回程度になります。アレルゲンとしては食物、アスペルギルス(カビの一種)、ダニ、ハウスダスト、スギ花粉、犬や猫の毛などがあり、これらのアレルギーに対し治療を行います。
  2. 舌下免疫療法
    アレルゲンを含んだエキス(液体)や錠剤を舌下に投与します。投与量は、注射の場合と同じで徐々に量を増やしていきますが、毎日薬の投与をする必要があります。エキスも錠剤も舌下に2分間程度とどめておくことで、舌下より体内に直接吸収させます。アレルゲンとしてはスギ花粉、ダニがあり、これらのアレルギーに対し治療を行います。
脱感作療法の注意点はありますか?
脱感作療法は誰でも治療できるわけではなく、治療前にアレルギー症状を起こすアレルゲンの特定を行ってから治療開始となります。
また、治療の際はアレルゲンを体内に入れるため、アレルギー症状が出ることがあり、特に最初の投与は医師の前で行い、30分程度様子を観察する必要があります。
治療期間は数年間継続する必要があり、すべての患者さんに効果が出るとは限りません。