院内デイケアの取り組みについて

 当院の入院患者さんのうち、75歳以上の方が占める割合は45%を超えています。超高齢社会の中、今後もさらに高齢化は進み、そうなると手術や検査に伴う、せん妄発症や転倒事故などのリスクが高くなることが予測されます。
 当院では、このような患者さんのADL低下を予防し、療養生活の活性化を図り、QOLの維持向上を目指すために、平成30年4月より院内デイケアを開催しています。
 院内デイケアは、TQM委員会の専門部会の1つである認知症ケア部会の活動であり、作業療法士と看護師が担当して開催しています。
 参加者は、簡単な体操やゲームなどのレクリエーションを通して、楽しく過ごされています。時々、面会に来られたご家族の方も、一緒に参加してもらうこともあります。ベッドを離れて穏やかに過ごされることで、患者さんやそのご家族より「楽しかった」「お母さんが笑っている」などの意見があり、参加者の精神的な安定も図れることを実感しています。
 現在の運用は週2回の午後のみですが、今後はさらに回数や時間を延長して、活動を拡大していきたいと考えています。