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眼科/よくあるご質問とお答え集

Q1.近医で白内障と言われました。いつ手術をするべきなのでしょうか?

患者さんによって異なりますが、視力が0.7を切ったあたりから手術を考えてもらいます(自動車運転免許に必要な視力は0.7)。視力は良くても眩しさやコントラスト低下が問題になることもあります。あまりに白内障が進んでしまうと眼底が観察困難な状態になり、緑内障や眼底疾患があっても見つけられず手遅れになることがあるからです。白内障の年齢くらいになりますと他の眼疾患も非常に発症しやすく注意が必要です。やはり白内障も病気ですので、早からず遅からずの手術治療が肝要です。

Q2.手術は入院しなければならないのでしょうか?

白内障手術は外来通院手術でも入院手術でもできます。外来通院手術の条件としては、頻回の通院が可能であること、手術当日の帰宅の際に付き添う人が確保できること(術直後はまだ見え方が安定していないため)が必要です。入院の場合は、片眼でも両眼でも1〜2泊程度です。その他、緑内障・角膜移植・網膜硝子体手術は入院となりますし、眼瞼・翼状片・涙道手術などは外来手術になります。

Q3.健診で緑内障疑いといわれました。大丈夫でしょうか?

緑内障と診断されるには、眼圧・視神経形状・視野検査が必要になります。正常と異常の境界のような軽症からすぐに治療の必要な重症まで様々です。緑内障は、高い眼圧もしくは脆弱な視神経により視野が欠けていく疾患です。症状に乏しく、悪化すると回復させることは困難です。早めにみつけて治療すればほとんどがコントロールできますので、とりあえず眼科医の診察を受けて下さい(40歳以上の方の17人に1人は緑内障です)。

Q4.緑内障は手術で治らないのでしょうか?

緑内障にもいろいろタイプがありますが、最も多いのは原発性開放隅角緑内障(正常眼圧緑内障もしくは低眼圧緑内障を含む)で、点眼治療を第一選択とします。眼圧を下げる点眼を3-4種類投与しても進行する場合には手術が必要になります。点眼・手術治療は、眼圧を下げてこれ以上の悪化を防ぐのが目的ですので、失われた視野が回復したり視力が向上したりするわけではありません。その他のタイプとして、閉塞隅角緑内障や続発性緑内障の場合は、レーザーや手術治療を第一選択とする事が多いです。

Q5.最近、虫やゴミが飛んでいるように見えることがあるのですが病気でしょうか?

飛蚊症と思われます。何もないのに、虫・ゴミ・リングなど様々な形のものが動いて見える症状です。ほとんどの場合は、加齢(50歳以上)に伴い網膜(カメラで言うフィルム組織)から硝子体という組織が外れ(後部硝子体剥離)、その影が映るという生理現象です。近視が強いと早い年齢から生じやすく、光視症(目をつむっていても光を感じる)を伴っていることも多いです。2-3年経つと症状が軽減することが多いです。しかし、網膜裂孔・網膜剥離・硝子体出血・硝子体混濁など、病気の場合もありますので、飛蚊症・光視症が生じた際はまず眼科医を受診して下さい。

Q6.黄斑変性症とはどういった病気なのでしょうか?

網膜(カメラで言うフィルム組織)の中心には、最も視力に大切な神経細胞が集中しておりその部分を黄斑部といいます。その黄斑部網膜の下にある栄養供給組織に血管異常が生じて視力を低下させる疾患が黄斑変性症です。多くの場合、加齢(50歳以上)が大きく影響します。紫外線・喫煙・動脈硬化なども関与します。視力の向上は難しい病気ですが、レーザー・手術・薬により治療より悪化をくい止めます。

Q7.糖尿病による網膜症で視力が落ちてきました。どうしたらよいでしょうか?

糖尿病網膜症の初期では視力の低下はほとんどきたしません。視力が低下していることから中期以上に進んでいるものと思われます。糖尿病網膜症は病期が進めば進むほど急激に低下してきます。眼底検査や眼底造影検査などを行い、レーザー治療が必要と思われます。レーザー治療は放置した場合と比較して網膜症の進行速度を約1/3にすることができます。それでも進行し、大量出血や黄斑症により視力低下した場合は硝子体手術が必要となります

Q8.外来の待ち時間が長いので困ります。

大変ご迷惑をおかけしています。最終治療病院であるため重症疾患の紹介が多く、手術後の患者様も多数来院されますので時間がかかることが多いです。できるだけの努力はしておりますが、急性期疾患・手術治療・重症疾患を専門としておりますので、症状の落ち着かれた患者様は近医紹介させていただいております。また、紹介状や治療薬一覧を持参していただけるとスムースに診療ができます。