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眼科

多焦点眼内レンズ(多焦点IOL)(白内障手術)

多焦点(遠近両用)IOLは眼鏡をほとんど必要としないとても便利なIOLです。一方、単焦点IOL(通常のIOL)は遠方もしくは近方に眼鏡が必要になりますが鮮明に見えます。便利さと鮮明な見え方のどちらを好まれるでしょうか。具体的には多焦点IOLでは平均視力が遠方1.0/近方0.8が得られます。単焦点では望んだ焦点位置で1.2以上の視力を出すことができます。
多焦点IOLにはいろいろ種類があります。当院では国内外で評価の高い多焦点IOLを使用しております。
  • 20歳未満
     → 眼球の成長が止まっていない可能性があります。
  • 75歳以上
     → 瞳孔や網膜の老化による影響を受けて良好な視力が得られにくくなります。
  • あらゆる眼疾患がないこと
手術までの流れ
  1. 眼科初診 (月~金 8:30~11:30)
  2. 眼科の一般検査を行い、眼疾患の有無をチェックします。
  3. 適応検査と手術日の予約をとります。
  4. コンタクトレンズの正確な黒目(角膜)の状態を検査するため、ソフトコンタクトは適応検査の1週間前、ハードコンタクトは適応検査の3週間前よりはずしていただく必要があります。
  5. 多焦点IOL手術の適応検査
    • 手術に眼が適応するかさらに詳しい検査(3,4時間程かかります)
    • 手術についての詳しい説明
      (ビデオ等を参考にしていただき手術についてご理解していただきます。)
    • 採血検査
    • 術後の安静、点眼、注意事項の説明
    • 診察(散瞳して眼底検査も行います。そのため検査後5時間程見にくくなります。)
  6. 目の状態やIOL度数の相談
  7. 手術当日
手術後のご注意
  • 手術当日の運転は避けて下さい。
  • 眼を休ませる方がいいので早めに休むようにして下さい。仕事は1、2日休む方がよいでしょう。
  • 数日間は就寝時保護眼帯をします(寝ている間も眼をこすらないようにするため必要です)。
  • 手術翌日、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に定期検査が必要です。
治療費について
国内認可多焦点IOLの場合は、通所の診察+検査+手術費は医療保険でまかなえます。差額のレンズ代金のみ自己負担となります(選定医療:追加的な医療サービス)。
差額のレンズ代:1枚につき139,414~200,464円(2焦点、3焦点、乱視矯正により異なる)

国内非認可多焦点IOL(強度近視や強度乱視)の場合は、手術費+差額のレンズ代金も全て自己負担となります。
手術料:片眼につき410,000円
連絡先
 福井赤十字病院(0776-36-3630)眼科外来に14:00~16:30までにお願いします。
 (担当の視能訓練士まで)
最後に
氾濫するホームページの情報や安い金額に惹かれ都会で容易に手術を受けられる方がいます。ただ、手術施設が遠方にあると検査/説明を十分に受けられず、術後の不満もフォローできません。手術の説明を十分に聞いて、術後対応もしっかりした施設にて治療を受けてください。