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消化器内科

口から肛門までの消化管と、これに付属する臓器に生じる疾患全般を診療しています。
最新機器を検査に取り入れ、常に最新最上の医療を目指しています。
 胃や腸などの管腔臓器には内視鏡やレントゲン検査が重要ですが、当科ではハイビジョン仕様の消化器内視鏡などの最新機器を取り入れ、病変の発見に役立てています。肝臓やすい臓などの実質臓器に関しても、腹部超音波、CT、MRIなどの画像検査による診断を行っています。
 放射線科、外科など他科との連携も密に行い、常に最新最上の医療を目指しています。ストレスなど心理的要因が引き起こす病変など、個々の患者さんによって異なる症状にも最善の治療を行うよう努めています。

お知らせ胃カメラ目的で当院をご受診の患者さんへ

平成20年4月1日以降、当日の胃カメラの実施については、医師の診察の結果、緊急と判断した場合を除いては、予約での対応となりますのでご了承下さるようお願いいたします。


部長 : 山崎 幸直

最新の超音波内視鏡

3次元立体表示の鮮明な画像が得られ、症例に応じて周波数帯域を選択可能な消化器内視鏡を用いた検査を行っています。 最新機器を積極的に取り入れ、診療の向上を図っています。
超音波内視鏡

小腸カプセル内視鏡

現在のカプセル内視鏡の適応は「小腸疾患が既知又は疑われる患者」であり、すべての小腸疾患が対象となります。1個のカプセルを飲み込むことで小腸の観察を可能にしたカプセル内視鏡は暗黒大陸とも言われてきた小腸の内視鏡診療に大きな革命を与えました。カプセル内視鏡により小腸の観察が容易になるにつれて、これまで疾患が少ないとされてきた小腸にも多くの病気が存在することがわかってきました。
福井赤十字病院消化器科では2013年4月にカプセル内視鏡を正式導入しました。これからも既存のシングルバルーン小腸内視鏡との併用で小腸疾患の診断・治療を積極的に行います。

以下にカプセル内視鏡についてご紹介いたします。

Q.カプセル内視鏡検査とは?
A.超小型カメラを内蔵したカプセルを飲み込むだけで小腸が観察できる検査です。
カプセル内視鏡は長さ26mm × 幅11mmのカプセル型内視鏡をビタミン剤のように口から飲むだけの内視鏡検査です。カプセルには超小型カメラが内蔵されていて消化管を通過しながら、1秒間に2枚の画像を撮影し、撮影された画像は記録装置に転送、保存されます。医師はこの画像を読影して小腸疾患の診断を行います。
Q.カプセル内視鏡検査の特徴は?
A.今までの小腸内視鏡検査に比べて、苦痛がほとんどありません。
従来の小腸内視鏡検査と違って、カプセル型の内視鏡を飲み込むだけですから、苦痛はほとんどありません。検査時間は約8時間ですが検査中は病院から自由に外出することができます。検査開始2時間後から飲水ができ、4時間後からは軽い食事を取ることもできます。
Q.カプセル内視鏡の目的は?
A.特に原因不明の消化管出血の診断に有用です。
小腸は全長6~7mと体内で最も長い臓器のため、従来の内視鏡検査やその他の検査方法では十分な観察が出来ませんでした。カプセル内視鏡では従来の検査で見逃されてきた小腸病変の検出が可能であり、原因不明の消化管出血(上部および下部消化管検査を実施しても出血源が不明な症例)の診断や種々の小腸疾患の早期診断、早期治療に有用な検査です。
Q.誰でも検査できるの?
A.カプセルが小腸内に長く滞留する(引っかかる)可能性のある場合はできません。
腸閉塞、嚥下障害、消化管狭窄、下腹部への放射線治療後遺症(放射線性小腸炎)、消化管運動機能障害などカプセルが小腸内に滞留する可能性が高く、シングルバルーン小腸内視鏡によるカプセル回収を拒否する場合は適応外となりますが、パテンシーカプセルにて開通性が確認された場合には施行可能です。また、認知症、その他の疾患で検査に協力できない症例、ペースメーカー埋込症例、妊娠も原則として適応外とします。未成年者は親の承諾が必要です。

Q.カプセル内視鏡検査の流れは?
A.検査は約8時間を要しますが検査中は自由に外出できます。
  1. 検査前日
    ・消化の良い食事を午後10時までに取り、その後の飲食はお控えください。
    ・喫煙はカプセルを飲む24時間前からおやめください。
  2. 検査開始
    ・午前8時30分に消化器科外来にてアンテナを腹部に貼付し、記録装置をベルトで腰に付けてから、カプセル内視鏡を適量の水で飲み込みます。
    ・その後は職場に、ご家庭に自由にお戻りいただけます。
  3. 検査終了
    ・約8時間後の午後5時前に病院に戻り、消化器科外来にてアンテナと記録装置を回収します。
    ・カプセルは排便時に、体外に排出されます。
カプセル内視鏡についてのお問い合わせは消化器科医師もしくは消化器科外来までお気軽にお尋ねください。

診療実績

  平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
上部消化管内視鏡検査 8,753回 9,405回 9,198回 8,907回
 上部超音波内視鏡検査 69回 34回 30回 21回
 EUS-FNA 15回 31回 31回
 内視鏡的消化管止血術 89回 139回 150回 165回
 内視鏡的粘膜下層切開剥離術 95回(胃) 101回(胃) 87回(胃) 106回(胃)
  8回(食道) 7回(食道) 6回(食道) 9回(食道)
 内視鏡的食道硬化療法 27回 52回 62回 50回
 経皮内視鏡的胃瘻造設術 33回 30回 42回 33回
 食道ステント留置 3回 5回 4回 6回
 胃十二指腸ステント留置 3回 12回 18回
 カプセル内視鏡 29回 33回 23回
下部消化管内視鏡検査 2,440回 2,492回 2,598回 2,506回
 内視鏡的ポリペクトミー 106回 111回 92回 93回
 内視鏡的粘膜剥離術(ESD) 12回 26回 13回 29回
 内視鏡的粘膜切除術 365回 497回 548回 497回
 下部消化管ステント留置術 7回 10回 14回
胆膵内視鏡検査(検査数重複あり)        
 ERCP 206回 168回 251回 307回
 胆道ステント留置 118回 122回 146回 191回
 内視鏡的乳頭切開術 96回 108回 121回 136回
 総胆管結石砕石術 68回 44回 68回 77回
小腸内視鏡 4回 28回 45回 39回