お知らせ

お知らせ地域における脳卒中治療のコア施設として体制を整備しています

 一次脳卒中センター(以下PSC)は24時間365日(以下24H/7D)脳卒中患者を担当医師が受け入れ、可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設として福井県内でも当院を含めた12施設が認定されています。

 この度、当院では2020年11月より「地域においてコアとなるPSC施設(PSCコア施設)」として活動するよう同学会から委嘱いただきました。

 これは、機械的血栓回収療法(血栓を血管の中から取り除く療法)を常時(24H/7D)できる体制を整え、さらに実施できない施設から、機械的血栓回収療法を必要とする患者を常時受け入れる体制を整備することを意味します。

 当院では脳血管内治療指導医1名、専門医4名(指導医含む)による治療体制を以前から確立しており、これまでの機械的血栓療法の実施体制調査や診療実績から判断して委託されたものです。

 脳卒中治療は、患者さんに最適な治療を少しでも早く判断し、開始することが重要です。今後ともこれまで以上に各医療機関との連携を強めながら、地域の脳卒中治療に貢献してまいります。