2024年10月15日から外来の処方は原則院外処方に移行しております。
自宅や職場の近くであったり、信頼のおける薬剤師がいる等、ご自身に合った薬局をお選びください。また、院外の保険薬局に相談に行く際には、当院からお渡ししたお薬と一緒にお渡ししている「薬剤情報提供書」やお支払いの際にお渡ししている「診療報酬明細書」、ご自身の「お薬手帳」や「マイナンバーカード」などを持参することをお勧めします。
今後ともより良い医療ときめ細かいサービスを提供するために取り組んで参りますので、皆さまのご理解をお願いします。
院外処方のメリット、お薬の受け取り方法については下記をご確認ください。
お薬の受け取り方と後発医薬品について
院外処方箋について
院外処方には、患者さんにとって下記のメリットがあります
地域のかかりつけ医など各医療機関から、処方されたお薬との飲み合わせ等のチェックが可能です
保険薬局の薬剤師がお薬を調剤することで、各医療機関から処方されたお薬との飲み合わせや重複のチェックをすることで、患者さんの安全を向上させることができます。
お薬についてより詳細な説明が可能です
院外処方になることで、お薬を調剤してもらう保険薬局で、薬剤師からしっかりとお薬の説明をより丁寧に受ける事ができます。
どこの保険薬局でも受け取り可能です
院外処方箋の期限内(原則4日以内)であれば、病院の近くの保険薬局や自宅近くの保険調剤薬局でもお薬を受け取ることができます。
後発医薬品に変更可能な医薬品があれば変更可能です
病院内でお薬を調剤する場合は採用しているお薬の種類も限られているため後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更ができない場合がありましたが、院外処方であれば後発医薬品希望があれば後発医薬品に変更できる場合があり、医療費自己負担の節約になります(ただし、医師の診察の結果、後発医薬品への変更を許可した場合のみとなります)
院外処方せんは、医師から処方された当日に保険薬局に持参ください
院外処方せんには有効期限がありますのでご注意ください(院外処方せんの再発行は追加の費用がかかります)
土曜日、日曜日、祝日がお休みの保険薬局が多いのでご注意ください。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の推進について
当院では、後発医薬品の使用を積極的に取り組んでおります。また、医薬品の供給不足等が発生した場合、治療計画の見直しや、適切な対応ができるように体制を整備しております。また、状況に応じて患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性があります。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養費「特別の料金」について
2024年の診療報酬改定により、2024年10月から長期収載品の選定療養の制度が導入されました。この制度は、患者さんの希望で長期収載品(同じ効果を持つ後発医薬品が発売されている先発医薬品)を選んだ場合に、「特別の料金」として薬価の差額の一部を患者さんが負担する仕組みです。
ただし、医師が医療上の必要性があると判断した場合や、供給状況により後発医薬品の提供が困難な場合などは、「特別の料金」の対象外となります。
厚生労働省からのお知らせは こちら