お知らせ新しい片頭痛治療薬「レイボー」による治療が受けられるようになりました
このたび片頭痛の急性期治療薬としては20年ぶりに、「レイボー(一般名ラスミジタンコハク酸塩」が発売されました。
片頭痛は、様々な頭痛の中でも特に日常生活への支障度が高く、次のような特徴があります。
頭痛の他に・・・
- 吐き気(はきけ)
- じっとしている方が楽(動くと痛みが強くなる)
- 音や光に敏感になる。(暗くて静かな部屋で過ごしたい)
といった症状があり、家事や仕事、学業に支障をきたします。
既存の抗片頭痛薬が脳血管障害や狭心症のために使用できなかった患者さんでも、「レイボー」は使用できる可能性があります。また、既存の片頭痛薬では、1回の内服で十分効果が得られず頭痛がぶり返してしまう方や、悪心や動悸などの副作用がある方にも効果が期待できます。
当院は日本頭痛学会認定の頭痛専門医が在籍する、日本頭痛協会の頭痛診療専門施設です。
片頭痛でお悩みの方、片頭痛かも知れないがこれまで専門医の診察を受けたことのない方、「レイボー」による治療だけでなく片頭痛の発作抑制薬(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグも扱っています)による治療に関心のある方も、頭痛外来へご相談ください。
お問い合わせ先
0776-36-3630(代表)
福井赤十字病院 脳神経センター(神経内科専門医・脳神経外科専門医)、頭痛外来(頭痛専門医)まで