看護部ブログ

1-7病棟 ブログ

1-7病棟は内科の病棟で、糖尿病の治療や教育を受けるために入院される患者さんがいらっしゃいます。当院では定期的に糖尿病教室を開催し、5日間集中的に糖尿病について学習してもらっているのですが、コロナ禍のため、集団で学習する糖尿病教室はしばらく中止していました。糖尿病教室が中止の間は、病棟で看護師がパンフレットを使って説明したり、DVD学習してもらったりしていました。その後、コロナ感染者もようやく減少傾向となり、約1年半振りに11月から糖尿病教室が再開されました。教室では、医師・薬剤師・理学療法士・栄養士・看護師が、糖尿病の症状や合併症のこと、お薬のこと、運動のこと、食事のこと、生活の注意点などについて、それぞれの専門分野から説明し患者さんに学習してもらっています。糖尿病教室が再開され、担当のN医師とも「糖尿病教室という学習スケジュールに沿って集団で学んでもらうことは、患者さんも『学ぶぞ!』という姿勢になってもらいやすいですね。教室に行くことは、病室で学ぶより環境も変わっていいですね。」などと改めて感じた教室のメリットを話しています。

しかしながら、まだ糖尿病教室は完全に復活したわけではありません。今までは、最終日に患者さん自身が学習した知識を活かして自分で食事を選ぶバイキングの実践や、参加者全員で懇談会を行ったりしていましたが、それはまだ再開されていません。

一刻も早くコロナが終息し、安心して楽しく学べる糖尿病教室が開催できることを願いつつ、今の環境で出来るよりよい方法を考えながら、患者さんの生活改善に繋がる学習のサポートをしていきたいと思っています。