2020-12-24中央手術室ブログ
こんにちは。
手術室では、年間約6000件の手術を行っています。しかし、今年はコロナ禍においていろいろな状況が変化し、4月5月は手術制限をせざるを得ない状況となりました。現在は通常の手術件数で行われていますが、全身麻酔手術においては、患者さんに感染予防のため術前に新型コロナの検査を受けて頂いている状況です。
手術室では新型コロナの疑似症例もしくは陽性の患者さんの受け入れができるようマニュアルを整備し、緊急手術にも対応できるようシミュレーションを実施してきました。今後も、意識を高めて対応していきます。
今回のブログでは、コロナ禍で手術制限の時期に手術室スタッフが作成したマスクについて紹介します。きっかけは看護部からの不織布再利用によるマスク作りの提案です。不織布とは、手術に使用する機械の滅菌時に使用する布で、高密度・柔軟性・通気性が高くマスクにも適すると考えました。手術室看護師は、手術が少ない日に毎日交代で病棟応援に行く等勤務調整していましたが、空いた時間を利用してマスク作りを開始しました。マスクが手に入りにくかった4月5月に、入院されている患者さんや、救急に来院された患者さんに使用してもらえるよう配布しました。手術に来られる患者さんが、自分達が作ったマスクを付けて入室されたときには、少し感動も覚えました。今は院内でもマスクが入手できるようになり作成することはなくなりましたが、当時は少しでも患者さんに寄り添える活動が出来てよかったです。1日でも早く通常の生活が出来るよう、皆で祈りたいと思います。
2020-12-142-8病棟ブログ
こんにちは。2-8病棟です。
さっそくですが、皆さんに質問です。
このポリ袋に取り付けられている紐は一体何だと思いますか?
正解は? ↓↓↓
これは、ワゴン車に取り付けるための紐です。
ケア実施後のゴミ等をすぐに捨てやすいように、看護助手が取り付けてくれています。
今回は、看護助手を紹介します。
看護助手のお仕事は朝から大忙し。
その日の入退院や手術患者の把握をしている間に、次から次へと患者搬送やその他、依頼事項の連絡が入ります。
病棟は、入退院が多いため、患者さんの退院後のベッド作成や環境整備などフル稼働!
おかげで緊急入院があっても、すぐに入院を受け入れることが出来ます。
又、薬品や物品の補充などもしていて、看護師は物品の不足に困ることなく、業務に集中できます。
このように、看護助手の細やかな配慮に日々助けられています。
いつも、ありがとうございます。
2020-12-03ICU・救急部ブログ
今回は、ICU・救急部からお伝えします。
10月6日午後に防災ヘリ訓練が行われました。
『山で熱中症のため歩行不能となり救助を要請』という想定で、傷病者を福井県防災ヘリで
搬送してくる訓練です。病院屋上のヘリポートにヘリコプターが着陸しました。
受け入れは、救急部のN医師とK看護師です。
着陸後、患者をICUまで搬送しベッドに受け入れるまでをシミュレーションしました。
訓練後受け入れマニュアルの見直しをしています。
令和3年度は福井県もドクターヘリが運航開始されます。
いつ傷病者が搬送されても慌てることなく、受け入れできるように体制を整えておきたいと思います。
2020-11-13部署紹介53(1-6病棟)
秋も深まり、肌寒さを感じる今日この頃、街路樹の銀杏もすっかりキイロに染まり、季節の流れを感じます。
今年は『コロナウイルス』の存在により、季節を感じているような、感じていないような…
長いようで短いような、短いようで長いような…そんな1年を過ごしております。
コロナ禍でも1-6病棟(循環器内科・腎臓泌尿器科)は、使命を全うするために邁進しています。
まずは、コロナウイルス陽性患者、疑似患者の心臓カテーテル治療に対応するためにマニュアル作成、物品確保、シミュレーションを実施しました。
多職種が連携して、感染管理認定看護師のアドバイスを受けながらマニュアルを作成していきました。全スタッフが前向きに、未知のウイルスと戦う姿勢を持っています。
そして、実際に心臓カテーテル介助につける、通称『心カテナース』の育成にも努めています。今まさに、3年目ナースが『心カテナース』の訓練を受け、先日独り立ちすることができました。
次に、コロナ禍であっても生体腎移植が計画されています。そのための勉強会、カンファレンスなどを行い、安全に患者さんを受け入れる準備をしています。
感染管理を徹底し、患者さんが安心して手術を受けられるようスタッフ一同頑張っています。
目まぐるしい毎日ですが、若いスタッフで構成された1-6病棟は、とても活気があって、困難に立ち向かうパワーも兼ね備えています。
そんなスタッフに囲まれて、元気をもらっている看護師長Tがお届けしました。
2020-10-29部署紹介52(2-6病棟)
こんにちは。
2-6病棟は呼吸器内科・呼吸器外科・循環器内科の病棟です。
私たちは、呼吸器系や循環器系という生命に直結する病気を持つ患者さんが、治療を安全・安楽に受けて頂けるよう専門性を活かし看護を行っています。また退院後も安心して自宅で過ごして頂けるように、在宅酸素の支援、吸入指導、内服指導、日常生活指導など医療チームで協働し退院支援を行っています。患者さんをサポートする取り組みの中で今回は、呼吸器科カンファレンスについて紹介します。
呼吸器科カンファレンスは月1回定期的に開催しています。医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー(社会福祉士)、リハビリスタッフが参加し、多職種がそれぞれの立場から問題を提起します。時には、普段忙しくなかなか話ができない医師への要望なども伝えています。全ての職種がそれぞれの意見を尊重しながら、対等な立場で発言しており、活発な意見交換の場となっています。これは、互いに信頼し協働体制が取れているからこそだと考えています。初めてカンファレンスに参加した時は、この様子に感動しました。
今年度はコロナで病院全体が影響を受け大変な年ですが、病棟一丸となって患者さんと職員の感染予防に努めながら、日々精進してまいります。
10月の呼吸器科カンファレンスの様子
2020-10-05部署紹介51(2-5病棟)
こんにちは。2-5病棟は、眼科・耳鼻科・歯科・皮膚科・形成外科の混合病棟です。
様々な疾患の方が入院されていますが、今年になってから皮膚科の患者さんが増加しています。
今回、皮膚科の代表的疾患でもある「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」についてご紹介します。
帯状疱疹は、ストレスや疲れなどが原因で、身体の中に潜(ひそ)んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
初期の症状としては、皮膚の痛みやかゆみ、その後に発疹やみずぶくれ等があります。
帯状疱疹の中心的な治療方法は、原因となる水痘帯状疱疹ウイルスに特化した「抗ウイルス薬」を用いた治療です。
又、痛みを軽減するための「鎮痛剤の内服」と「患部を温める温枕(おんちん)」を用いた治療方法もあります。
「温枕」とは湯たんぽのことで、真夏でも顔の帯状疱疹以外の患者さんには「温枕」をお渡ししています。
帯状疱疹は、身体の左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて赤い斑点(はんてん)と小さな水ぶくれが帯状(おびじょう)にあらわれます。
何度も痛みが繰り返す場合は、「温枕」を使用し患部を温める事で、血行をよくし、痛みを和らげることが出来ます。
余談ですが、帯状疱疹による炎症が顔面神経に波及し、麻痺や難聴、耳鳴、回転性のめまいを伴うのが「顔面神経麻痺」です。同じウイルスでも影響を与える場所によっては出現する症状も違ってくるので、治療方針も違ってきます。
今年はコロナウイルスにより多くの方がストレスを抱えています。
皆さんはどのようにしてストレス解消をしていますか?
この状況だからこそ、より意識的に休養、睡眠をしっかりとり、自分なりのストレス解消法を見つけて健康に過ごしていただきたいと思います。
患者さんが作ってくださったペーパークラフトのカピバラです。
とても可愛らしく、ふと見るだけで心が癒されます。
2020-09-24部署紹介50(1-5病棟)
1-5病棟には、脳神経センターが併設されており、脳卒中の超急性期の患者さんが入院されています。
当病棟では、脳卒中のことを患者さんに理解してもらうために、『脳卒中教室』を毎週木曜に開催しています。
教室では、神経内科の高野副院長や、脳卒中リハビリ認定看護師の井口師長が、脳卒中の初期症状、その対応や予防方法、退院後の生活の注意点等についてご紹介しています。
受講された患者さんからは「家でも血圧を測ったり、塩分を取り過ぎないように気をつけます。」「今回は軽くすんだからよかったけど、再発に気をつけたいです。」などの前向きな意見を頂いています。
米国脳卒中協会では、脳卒中を疑う人に対してチェックテスト(FASTテスト)をすることを推奨しています。
FはFace(顔の麻痺)、AはArm(腕の麻痺)、SはSpeech(言葉の麻痺)、TはTime(発症時間)を意味し、その頭文字をとってFAST(ファスト)と言います。
チェックリストにある症状3つのうち1つでも当てはまれば、脳卒中を疑います。
症状に気づいたら、発症時刻を確認してすぐに救急車で専門病院へ受診することがとても重要です。
入院された患者さんが最適な治療・看護が提供できるよう、スタッフ一丸となって、日々研鑽していきます。
脳卒中教室の様子
脳卒中を疑うチェックリスト
2020-08-14部署紹介49(2-4病棟)
2-4病棟は、産科を含むレディース病棟です。
今回は、新型コロナウイルス渦中における、出産された方々(褥婦(じょくふ)さん)に対する取り組みを紹介します。
コロナ第1波感染拡大時は、それぞれの病室内で授乳を行ってもらい、助産師が褥婦さん一人ひとりをサポートしました。
第1波が静まってからは、ソーシャルディスタンスを保つため、授乳室の座席にAからFまでの表示を行い、指定席制を設けるなど工夫を行いました。また、利用者にマスク着用の徹底をお願いしました。環境整備のため使用後の清拭も必ず実施しています。感染防止対策を行いつつも、授乳室が使用できることで、褥婦さんへのケアがタイムリーに行えるようになりました。
私たちは、一日も早く新型コロナウイルス感染症が収束することを願いながら、感染拡大防止対策を継続し、安心して笑顔で退院いただけるに支援しています。
2020-08-03部署紹介48(1-4病棟)
1-4病棟です。
今回は、新人看護師へ向けて作成したウェルカムボードを紹介します。
ウェルカムボードは、新人看護師がローテーション研修時や部署配属になった時に、
病棟の雰囲気に慣れてもらおうと、毎年作成しています。
今年は『ファミリー』をテーマとし、家族に見立てたスタッフがゴンドラに乗り、青空を飛ぶ様子を描いています。
看護師2年目のU看護師とN看護師が中心となって作ってくれました。
普段は模造紙などで作成しますが、今回は青色の画用紙を使用し、温かみのあるフェルトや毛糸で質感も工夫しました。
中でも一番輝いている2人のメッセージをご紹介します。自分の名前を使って新人看護師へエールを送っています。
配属された新人看護師が、これを見て少しでも癒されたら作った甲斐があります。
今後もチームワークよく、優しい看護を提供していきます!
2020-07-14部署紹介47(腎センター(透析センター))
今回は、センター内の患者待合室に、季節毎に掲示するポスターについて、ご紹介します。
今年は、①夏の食材で特に患者さんに注意して頂きたいものと、②正しいリン(P)吸着薬の飲み方について、ポスターを掲示しました。
患者さんからも「見やすい」「分かりやすい」と好評です。
私たちは、新型コロナの第2波に備え、マスク着用、手指消毒、清掃を徹底しています。
安全・安心をモットーに、透析患者さんをサポートしてまいります。
2020-06-17部署紹介46(緩和ケア病棟(エキナケア))
緩和ケア病棟(エキナケア)に入院している患者さんにとって体と心の辛さが和らぐ様な体験はとても貴重です。
今回は、日常のささやかなエピソードをご紹介します。
病棟内のデイルームの棚に一つの水槽があります。今は小さなエビが数匹気持ちよさそうに飛び回っています。
その様子を毎日楽しみに見ておられる患者さんのUさん。
ある日、「わーすごい!」と言って看護スタッフを呼びに来られました。水槽の中にはなんと、多くのエビの赤ちゃんが誕生していたのでした!これには、私たちもビックリ!!「おなかに卵を抱えていたんや」と、Uさんは嬉しそうに教えて下さいました。
あまりの小ささに写真にはうまく納まらなかったけど、ほっこりする出来事でした。
6月1日のブログにもある様に、私たちの病棟にもすずらんの贈り物がANAグループ様から届きました。
患者さんお一人お一人に一輪ずつのすずらん、幸せの香り付きしおり、そして鉢植えのすずらんまで頂きました。
本当に有難いことです。新型コロナウイルスの事で航空会社さんも大変だろうにと思いながらお部屋の患者さんに心を込めてお届けしました。
Sさんは、酸素吸入をしながら目をつむっていました。少し意識が朦朧としていて、息もつらくなるのであまり動けません。そんなSさんに私は、幸せを感じられる香りを伝えたいと思い、しおりを擦って、そっと酸素マスクの下へ近づけました。なんと、Sさんはしっかりと目を見開き「いい匂いがする」と呟いたのです。小瓶に挿したすずらんも見て頂きゆっくり頷かれました。
数日後、Sさんは、飛行機が飛ぶもっと上の青い空へ旅立って逝かれました。すずらんの香りがここで過ごした思い出の一つになっていただけたら幸いです。
2020-06-08部署紹介45(2-8病棟)
こんにちは。2-8病棟です。
新型コロナウイルスの影響で昨年度はQCサークル活動発表会が中止となり、2-8病棟の改善活動を発表する機会がなかったので、今回はこの場をお借りして報告します。
2-8病棟は、手術や化学療法を受ける患者さんが多く、術後の創処理やドレーンの処置などが毎日あるため、「病棟内を綺麗にする」をQCテーマに掲げ、感染リスクの軽減に努めました。
具体的な取り組みとしては、①ICTラウンド調査結果をもとにした環境整備、②回診車の整理整頓です。
①環境整備の課題であった、水道シンク外周の清拭、感染性廃棄物容器の8分目での廃棄は、今回のQC活動を通してスタッフの意識付けができました。また、②回診車の物品を105種類から58種類に削減できたことで、期限切れの滅菌物が減り、効率よく業務を行うことに繋がりました。
「継続は力なり!」今後も「病棟内を綺麗にする」という改善活動を継続し、スタッフ一同感染予防に努めて行きたいと思います。
QCサークル活動にて、8ヶ月かけて問題の要因解析、対策の立案と実施、効果の確認などを行い、病棟の感染リスク軽減に努めました。
2020-06-01「しあわせの花」すずらんが届きました。
5月27日、今年もANAグループ様から「すずらんの花」と「しおり」が当院に届けられました。
日本赤十字社の名誉副総裁だった高松宮様が、患者さんの1日も早い回復を願い、すずらんの花言葉「しあわせ」にちなんで、すずらんを贈ることをANAに提案し、1956年(昭和31年)からスタートしたとされています。
今年は新型コロナウイルスの関係で、キャビンアテンダントさんの来訪はかなわなかったのですが、可憐なすずらんがみんなを笑顔にしてくれます。
いただいた「すずらんの花」と「しおり」は、今年のすずらん娘に選ばれた看護師Yさん、Kさんが、各病棟の入院患者さんに一つひとつ心を込めてお渡ししました。
すずらんの香りとともに、皆さんにしあわせが届きますように。
看護部
すずらん娘に選ばれた看護師のYさんとKさん。
すずらんと一緒に送られてきた「しおり」に描かれているすずらんの花を擦ると、いい香りが漂います。
2020-05-29手作りマスク、ありがとうございます。
市内在住の松村様から、手作り布マスクを寄贈していただきました。
ご本人が、在宅勤務中にマスクを製作されたそうです。
報道で、当院がマスクのない入院患者さんや外来患者さんのためにマスクを手作りしていることを知り、この布マスクも是非使ってくださいと寄贈されました。
頂いたマスクは、色とりどりで可愛く、また子供用から大人用までありとても素敵です。
また、1枚1枚丁寧な縫製と梱包で、温かいお気持ちが手作りマスクを通じて伝わりました。
本当にありがとうございました。大切に使わせていただきますね。
看護部
カラフルなマスクが並びました。色合いが素敵です!
2020-05-25温かいご支援、本当にありがとうございます。
5月12日の「看護の日」を含む看護週間に合わせて、県の地域医療課の方が県民のみなさんに、医療者への感謝・応援メッセージを募集しました。
そこで、県内医療機関の代表として5月18日にそのメッセージ約400通と花束、千羽鶴を、看護部代表がありがたく受け取りました。
医療職を強く志すようになった、これからも頑張ってほしいという内容もあり、涙が出るほど嬉しかったです。
皆様、本当にありがとうございました。
温かい言葉を糧に、今後も職員一同頑張っていきます!
看護部
温かいメッセージを一つひとつ読ませていただきました。
応援メッセージ、花束、手作り絵本を受け取る副院長兼看護部長、T看護師長、T感染管理認定看護師
ハートラちゃんもマスクをしています。
2020-05-12コロナにまけない!
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、私達職員は心を一つに日々奮闘しています。
地域の皆様からは物資の支援や沢山の温かい励ましのお言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。
今回、外来のM看護師が「コロナに負けない」という気持ちを表す、消しゴムスタンプを作りました。
赤十字のマスコットキャラクターである「ハートラちゃん」と「コロナにまけない」の文字がスタンプになっています。
マスクに押された「ハートラちゃん」スタンプを見ると可愛くて、思わず笑顔になります。
こんな時こそ、笑顔が大切ですよね。
この難局を乗り切るために、今後も職員一丸となって頑張ります!「コロナにまけない!」
看護部
髙木院長もスタンプ付マスクをつけてスタッフと共に「コロナにまけない!」
2020-04-13部署紹介44(2-7病棟)
2-7病棟は整形外科・形成外科・内科の混合病棟です。
急性期から慢性期と幅広く、患者さんお一人おひとりに合った看護を提供できるよう、スタッフ一同、日々努めております。
どうしても単調になりがちな入院生活ですが、患者さんが生活にメリハリをつけ、規則正しいリズムを保つための取り組みを、今回ご紹介いたします。
写真のように、四季を感じられる塗り絵を看護師が手作りし、それに患者さんが思い思いに色を塗ったり、有名な観光地の写真を題材にして、俳句を詠んでいただいたりしています。
このような創作活動は、せん妄ケアにもつながると考えています。
ほんの少しでもベッドを離れ、穏やかに療養していただけるよう、これからも患者さんの心に寄り添った取り組みを続けてまいります。
看護師が撮った写真に、患者さんが一句をつけてくださいました。こんな楽しみ方も素敵ですね。
2020-04-01部署紹介43(外来)
今回の看護部ブログでは、毎年各部署で取り組んでいる避難訓練について紹介します。
数ある外来のうち、今年度の避難訓練は21ブース:放射線科が担当しました。
放射線科の外来には、医師、看護師はもちろん、大勢の放射線技師が勤務しており、災害時にはお互いの連携を強化する必要があります。
そこで今回初めて、看護師だけでなく、放射線科医師、放射線技師も訓練に参加し、多職種が一丸となって災害時の動きを確認しました。
準備段階では、シナリオ作りや職員の日程調整など苦労もありましたが、訓練によって部署全体の課題に気付くことができ、有意義な取り組みとなりました。
今回の訓練を通して、多職種が協力する大切さを改めて認識しました。
今後も日々、防災意識を持ち、医療支援課や医事サービス課などの事務職員も含めた多職種で、訓練を継続していきたいと思います。
放射線科技師長がリーダーとなり、多職種で訓練を行う様子。
2020-02-25部署紹介42(患者相談窓口)
患者相談窓口についてご紹介します。
場所は、正面玄関から入って右横にあります。
プライバシーの保たれた個室もありますので、ご希望の方はスタッフにお伝えください。
相談窓口のカウンターには、ボランティアの方や病院の利用者様からご提供いただいた素敵な作品が置いてあります。
ボランティアの方が、季節に合わせた飾りつけをしてくださり、癒しの空間となっています。
相談窓口では、医療相談の研修を受けた専門スタッフが、患者さんの様々なご相談やご要望などをお伺いします。
内容に応じて、適切な部署や職種と連携を取りながら、患者さんが安心して診療を受けていただけるようお手伝いさせていただきます。
「なんでも相談窓口」として、ぜひご利用ください。
<相談例>
- 受診に関すること
- かかりつけ医に関すること
- がんに関すること
- セカンド・オピニオン
- 医療安全に関すること
- 介護保険、訪問看護に関すること
- 医療費の心配
- 退院後の療養の不安
- その他ご意見、ご要望など
※ご相談は無料です。
2020-01-27部署紹介41(医療安全推進室)
こんにちは。医療安全推進室です。
医療現場では、患者さんの安全を守ることが最優先されます。
しかしそのためには、職員自身がリスクマネジメントを学ぶことが大切です。
今年度は、主に暴言暴力の対応をテーマに、マニュアルの整備や周知に取り組んでいます。
患者さんが安心して医療を受けるために、職員が質の高い医療を提供できる環境を維持するよう、
実践型の研修を踏まえて、今後も暴言暴力対策に取り組んでいきたいと思います。