2012-12-28遺作 クリスマスも過ぎ、あわただしく年の瀬を迎えた今日、エレベーターホールの飾りつけを『クリスマス』バージョンから『お正月』バージョンに変えて下さっているボランティアのMさんにお会いしました。 ・・・実は上記の作品 ボランティアに来て下さっていたIさんが、作ってくださったものです・・・ “がん”に侵され、緩和ケアを受けながら、最後の生活のひと時をご自宅で過ごされる中、クリスマスバージョンやお正月バージョンの作品を作って、送ってくださったそうです。 残念ながら、11月に永眠されたと聞きました・・。 心温まるやさしい作品ばかりです。 その一つひとつをMさんは丁寧に換えて下さっていました。 ちなみに下記の作品は、Mさんの『クリスマスをイメージしたノンタン』の作品です。
2012-12-27勇気そして元気をありがとう “お節介な入院患者さん”と名乗る方から呼吸器病棟にお手紙をいただきました。 6月末には大丈夫かなと思った新人看護師の対応が『12月には「挨拶」「笑顔」「気遣い」「身だしなみ」又「患者のわがままな対応」と決して先輩に負けるところはありません。その努力に勇気と元気をもらいました』と。そして、『病棟みんなが心温かい看護をしてくれた。更に努力してもっといい病棟にしてほしい』と書かれていました。 “お節介な入院患者さん”、お手紙ありがとうございました。 よかったですね。病棟の皆さん。 同じころ、外科病棟にもNさんからお礼と退院後のご様子を書いたお手紙をいただきました。本当にうれしいです。ありがとうございます。
2012-12-27認定看護師の活躍 福井赤十字病院では、13分野の認定看護師がいます。 認定看護師それぞれが、チーム医療の要となって活躍しています。 今年の5月に慢性心不全看護認定看護師になった田中ナースは(7月10日のブログで紹介) 病棟師長や循環器科の医師と相談・協力しながら、患者さんやご家族の方を中心にした心臓病の勉強会を企画してきました。 そして12月17日、18日、20日に第1回目の『心臓病教室』を開くことができました。 これから、毎月開催したいと意欲満々です。頑張ってください。
2012-12-25キャンドルサービス 20日の夜、職員約200名がろうそくの灯を手に、讃美歌を歌いながら、病棟を回りました。 さっきまで泣いていた子もじーっと見つめていました。 最後はロビーに集合して、長谷副院長から、「キャンドルサービス」を始めた経緯等の話がありました。 このキャンドルサービスが始まったのは昭和31年。今年が57回目です。 ナイチンゲールがキャンドルの灯を手に傷病者を見回ったことにちなんで、クリスマスイブの夜、看護師と看護学生が、患者さんの一日も早い回復を願いながら、病室を回ったと伝えらえています。 その歴史から、看護師が行ってきましたが、平成21年からは「チーム医療」という考えのもと、全職種の人たちが参加することになりました。 私は、当日、看護協会の『「魅力ある看護」普及推進事業検討会』から、ちょっとイライラ(運転マナーの悪い車に)しながら、急いで戻ってきて、マスコミの方の取材を受けました。 ちょっと驚いた(ギクっとした)質問・・・ ・・・「どうしたら、看護部長になれるんですか?」看護部長の資格?看護部長のあるべき姿?・・・・・ 質問の答えを真剣に考えようと思います。 マスコミの方たちを案内しながら、キャンドルの灯ときれいな歌声に私のイライラは解消されました。
2012-12-21富田事業局長来院 12月18日(火)に日本赤十字社の富田事業局長が来院され、病院の中をご案内しました。 富田事業局長は、元武蔵野赤十字病院の院長先生で、 私たちが受講した看護管理Ⅲ(サードレベル)の研修も講師であるとともに、聴講生としても参加されたと聞きます。 病院運営にはもちろんですが、看護師にもとても理解があって、お話していてモチベーションが上がりました。 ≪野口院長と熱心に話される富田局長≫
2012-12-21赤十字の国際救援 赤十字施設の看護部では、段階的にキャリアアップをするための指標として、ラダー(はしご)というしくみを作っている。 『看護実践者ラダー』、『看護管理者ラダー』があり、昨年、『国際活動要員ラダー』が出来た。 当院でも海外救援の経験を持つSナースが国際活動要員ラダー認定に挑戦した。 彼女のラダー認定を機会に、12月17日(月)に国際救援活動の第一人者である名古屋第二赤十字病院の伊藤明子さんに講演をお願いした。 翌々日にアフガニスタンへ出発という忙しい時に、快く福井に来てくれて、地雷の埋まった紛争地での活動、テレビの世界よりも生々しい現実を語ってくれた。 “国内救護活動”と“国際救援活動”は、“赤十字の使命”である。 伊藤さんの話を聞いて、当院のスタッフはどう感じたのだろう?そのような活動をどう受け止めたのだろう? 赤十字の活動の一端を理解してもらえただろうか?赤十字にコミットメントしてもらえただろうか?
2012-12-18救急法指導員の更新 平成17年に救急法の指導員の認定を受けて、充分な活動もできないまま、更新の時期がきました。 継続するかどうか悩んだけれど・・・ とりあえず、今回は更新しようと思い、12月16日(日)に日本赤十字社福井県支部開催された救急法指導員更新研修に参加しました。 当日は、今年の更新対象者17名のうち6名が参加。 懐かしい人にも会え、和んだのは束の間・・・ いきなり「学科試験します。」 更新=再講習+簡単なテスト・・・と思って、のんびり出向いたので、ちょっ、ちょっ、ちょっと待って・・・・とあわてた私でした。 ブログ用にカメラを持って行ったけれど、緊張と焦りで写真を撮る余裕もなく、学科試験に始まり、包帯法や固定法の実技試験、一次救命処置の実技確認、講義の実技と丸1日が終わりました。 メンバーが楽しかったので、緊張の合間にも笑いがあり、救われました。 講師の先生には、できの悪い指導員で申し訳なかったですが・・・ 家に帰ったら、膝には青あざがあり、大腿部には軽い筋肉痛・・・ 救急法指導員の更新の前に、身体を鍛えなくては・・・と思った私でした。
2012-12-17国際救援 赤十字施設の看護部では、段階的にキャリアアップをするための指標としてラダー(はしご)というしくみをつくっている。 『看護実践者ラダー』『看護管理者ラダー』があり、昨年『国際活動要員ラダー』ができた。 当院でも海外救援の経験を持つSナースが国際活動要員ラダーに挑戦した。 彼女のラダー認定を機会に、17日の夕方、国際救援活動の第一人者である名古屋第二赤十字病院の伊藤明子さんに講演をお願いした。 翌々日にアフガニスタンへ出発という忙しい時に、快く福井に来てくれて、地雷の埋まった紛争地での活動、テレビの世界よりも生々しい現実を語ってくれた。 “国内救護活動” “国際救援活動”は “赤十字の使命”である。 伊藤さんの話を聞いてスタッフはどう感じたのだろう・・・。そのような活動をどう受け止めたのだろう・・・ 赤十字の活動の一端を理解してもらえただろうか。 赤十字にコミットメントしてもらえただろうか。
2012-12-13福井赤十字病院第13回QC発表会と優秀職員表彰式 12月8日(土)に第13回QCサークル活動の発表会がありました。 平成12年に看護部で業務の改善の手法として取り入れ、平成15年から病院の委員会となって活動してきました。 今年は岐阜赤十字病院から、大会を見学に来て下さいました。 19題の発表中13題は看護部のエントリーで、みんな頑張っているなって感じました。 変則勤務で、メンバーもなかなか集まれず、そんな中で「やさしい看護をしたい」と取り組んでいる姿に感動しました。 パフォーマンスも楽しかったし、動画を使っての発表もよかった! 【研究にQCと大活躍の澤口(写真左)くんでした】 優秀職員の表彰もありました。 スポーツで頑張った人、すばらしい職員提案をした人、 グッドキャストカード(患者さんからのお褒めの言葉)をたくさんいただいた人など、今年1年活躍した職員一人ひとりに野口院長から表彰状と記念品が手渡されました。
2012-11-20平成24年度秋期キャリア開発ラダー認定式 平成24年度秋期分のキャリア開発ラダー認定式が11月20日(火)に院長室で行われました。 5月には看護実践ラダーと看護管理ラダーを合わせて44名が認定を受け、今回は42名の皆さんが認定を受けました。 初めてレベルⅠを受けた人、レベルUPした人、様々です。 『看護者の倫理綱領』には、「看護者は、常に、個人の責任として継続学習による能力の維持・開発に努める」 とあります。 認定を受けた人たちは、専門職としての意識を持って、自己研鑚している人たちだと嬉しく思いました。 身につけた技術や知識、取得した資格は、個人の宝です。 どうぞ、これからも自分磨きをし、キャリアUPしていってください。
2012-11-20防災訓練 11月19日(月) 15時30分 『訓練!訓練!院内の皆様にお知らせします。ただいま、病院全体に激しい揺れを感じました。・・・・対策本部要員は○○に集合してください』 一斉放送があり、私は黒いジャンパーにヘルメットをかぶり、災害対策本部へ走りました。 入院の患者さんには被害はないということで、災害拠点病院としての活動開始。 被災者の受け入れ体制の準備やDMAT班の出動。 福井県立病院からもDMATが出動してきました。 看護部では、「患者さんの安全」が一番と考え、入院患者さんの安否確認に実際どれだけの時間を要するかの検証をしました。 防災担当リンクナース会が毎月訓練を行っていますが、全部署の報告が私のところに届いたのは25分後でした。 東日本大震災から1年半。実践に即した訓練が必要だと、実感しています。
2012-11-19石垣島第2弾 「石垣島に行って来たよ」って言うと、「何食べてきたの?」って、聞かれます。 今回は、美味しかったものの紹介を・・。 ショーを見ながら食べた石垣牛のバーベキューは、柔らかくて、とろけるようで、絶品でした。 地ビールも美味しかったし、ショーもなかなか楽しかったです。 ≪一緒に踊る副院長たち≫ ≪奥様に惚れて石垣島にきたオーナー≫ 2日目の夜に、ヤシガニを食べました。 ヤシガニは『カニ』ではなく『ヤドカリ』だそうです。 (タラバガニもヤドカリだそうですが) 美味しかった?と聞かれると・・私たちは『越前蟹』の味を知っているので・・ ≪7800円のヤシガニの味噌汁≫ 黒糖の工場へ行ったら、水あめのような柔らかいサトウキビのしぼり汁を煮詰めただけの黒糖を食べさせてくれました。 美味でした。 ちなみに、市販の黒糖(塊)は、サトウキビのしぼり汁に石灰を入れて固めてあるそうです。 最後に、あちこちで試飲をさせてくれる泡盛、臭いと思っていましたが、古酒(クース)は美味しいのでビックリしました。 以上、石垣島報告でした。
2012-11-19石垣島の旅 院友会の旅行で石垣島に行ってきました。 スキューバを楽しんだ人たち、トレッキングをした人たち、レンタカー観光をした人たち・・・楽しみ方は様々でした。 私たちは島めぐり・・・ 石垣島―西表島―由布島―竹富島―石垣島・・・ 西表島ではボートでマングローブ見学。 70mを超えたという台風の爪痕が残っていました。 「マングローブは植物の名前ではない」とはじめて知りました。 西表島から水牛の『シンタロウ』くんに引かれて由布島へ。 ≪シンタロウはイケメン(牛)でした≫ 海抜1.5mの由布島の植物園は真夏!ブーゲンビリアやハイビスカスがきれいでした。 竹富島は『リュウタ』くんが案内してくれました。 ≪花を付けていますが、リュウタです≫ 石垣島鍾乳洞では幻想的な風景や、面白い形の鍾乳石と出会いました。 数億年前までは海底だったという鍾乳洞には、アンモナイトの化石もくっついていました。 サトウキビから黒糖を作る見学やミンサー織、石垣焼窯元(今年のミスインターナショナルの盾とペンダントに採用された)など、充実した時間でした。 スキューバを楽しんだ人たちは、「大きなマンタを目のあたりに見た。」と興奮していました。 雨男のH先生が一緒で、天気の心配をしましたが、彼はずーっと海の中だった(スキューバをしていた)ので、雨の神様も気づかなかったのでしょうか? 傘をさすほどの雨に会うこともなく、お陰様で恵まれた旅行でした。
2012-11-14QCサークル活動 当院の小児病棟と産科病棟が一緒に活動してきた『小児救急と周産期医療のサービス向上への取り組み』が11月9日に行われた「QCサークル北陸支部福井県地区大会」で審査員特別賞をいただきました。 「QCストーリーの手法は未熟だけど、医療の現場でのインシデント・アクシデントへの取り組みがすばらしい」と評価していただきました。 私たちが日ごろ取り組んでいることが評価されたのだと、とてもうれしく思いました。 QCサークル活動に取り組んで14年、これからは、「QCストーリーもすばらしい」 と評価していただけるよう頑張りたいですね。
2012-11-07うれしいお手紙 こんなかわいい封筒に入った 「ナースさんのことが大好きになりました」と言うお手紙が病棟に届きました。 ―――英語検定の勉強をしているという○○ちゃん。 英検1級を取って、将来は国際救援にいけるナースを目指してほしいなと思いました。 ○○ちゃん、こんな素敵なお手紙をありがとう。 そして、『やさしい看護』を実践してくれた病棟のナースたち。ありがとう。
2012-11-02とっさの救急法 日本赤十字社では、『救急法』『幼児安全法』『健康生活支援法』などの講習会を県支部を中心に行っています。 福井赤十字病院でも全職員がAEDを使えるように、『救急法』の受講を奨めており、院内研修にも取り入れてきました。 それが、思いもしないところで役立ちました。 ――――10月のある日曜日、 町内の祭りで餅つきをしている時のこと 「誰か、来てくれ! 救急車呼んで・・・・」 との叫び声・・・・・・ 米寿を過ぎた方が、つきたての柔らかい餅をのどに詰まらせた様子・・・・ とっさに意識がないと判断した彼は、町内の人と協力して、ハイムリック法で上腹部を圧迫し、背部叩打法を行い、みごと、異物(餅)を除去。意識も回復したそうです。 その後は回復体位にして救急隊を待った。とのこと。―――――――― おみごと!!さすが赤十字職員!! とっさに、実践できた彼に拍手!!です。 救急法指導員としてあまり活動できていない私も救急法の普及に頑張ろうと思いました。
2012-11-01QC大会 沖縄県で開催された第14回「医療の改善活動」全国大会で当院が優勝賞に選ばれました。 全国レベルになったんだ!と新聞を見て感激しました。 質の保障と改善のため看護部でQC(Quality Control)サークル活動に取り組み始めたのが平成12年です。 平成15年から病院の活動となって、今年で9年目。 福井県内ではそれなりに認められてきたけれど、全国大会の入賞はすばらしい! これからもQCストーリーに乗って、問題解決に取り組みながら、小集団活動の一つとして、私たち自身が成長できたらいいな、って思います。
2012-11-01感謝状 糖尿病看護認定看護師の清水さんが日本糖尿病教育・看護学会から感謝状をいただきました。 病院では患者さんへの直接相談や指導、スタッフの教育や相談、医師をはじめとする医療チーム間の連絡・調整など、いろんな場面で活躍している彼女。 更に地域では、糖尿病療養指導士の教育やネットワークづくりにも貢献。 ご苦労様。そして、ありがとう。 もうひとつ・・・これからもよろしく。
2012-10-29院友旅行:シンガポール 当院の院友旅行は7月から11月までの間に9コース11回の予定で行われます。 今年はシンガポールが一番人気だったみたいです。 そのシンガポールに行って来た3人からメールが届きましたので、紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人気のシンガポールフリープランコース。 第1班として、10月11日~14日に行ってきました!! 雨期に入っていましたが、滞在期間中はほとんど雨も降らず、天候に恵まれました。 シンガポールは日本の淡路島くらいの小さな国ですが、観光名所も多くとても産業が盛んで明るく綺麗な国でした。 初日は有名なマリーナベイサンズホテル(某CMで使用されていたホテル)の見えるマーライオン公園へ。 みんなで記念写真を撮りました。夜景も素敵でした(´∀`)♪ 2日目はセントーサ島へ。 自然たっぷりでとてもきれいな島です。 ゴーカートやリフト、海辺で砂遊びなど楽しみ、マーライオン型の展望台から見えるユニバーサルスタジオシンガポールはとても素敵でした! そして夜はナイトサファリへ。迫力たっぷりのファイヤーショーを見たり、日本語で案内してくれるトラムに乗って、ゾウ・ライオン・サイ・キリンなどを間近で見たり、普段は見られない動物の夜の姿を見ることができました(*^0^*)♪ (セントーサ島の海) (マーライオン型展望台) (ナイトサファリ) 最終日はアラブストリートやオーチャードストリートでショッピング♪宿泊していたホテルをはじめ、有名ブランドや地元の雑貨屋さん、免税店などお店も多くて目移りばかりでした。 4日間もお休みをいただきましたが、一瞬で過ぎてしまうほど、とても楽しい毎日でした。 思いっきりリフレッシュできたので、またお仕事頑張りたいと思います。 1-4 牧野友美、2-4西川美晴、手塚日暖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ということでした。本当に楽しそう・・・よかったですね。 ちなみに私は11月に石垣島に行きます。