部署紹介50(1-5病棟)
1-5病棟には、脳神経センターが併設されており、脳卒中の超急性期の患者さんが入院されています。
当病棟では、脳卒中のことを患者さんに理解してもらうために、『脳卒中教室』を毎週木曜に開催しています。
教室では、神経内科の高野副院長や、脳卒中リハビリ認定看護師の井口師長が、脳卒中の初期症状、その対応や予防方法、退院後の生活の注意点等についてご紹介しています。
受講された患者さんからは「家でも血圧を測ったり、塩分を取り過ぎないように気をつけます。」「今回は軽くすんだからよかったけど、再発に気をつけたいです。」などの前向きな意見を頂いています。
米国脳卒中協会では、脳卒中を疑う人に対してチェックテスト(FASTテスト)をすることを推奨しています。
FはFace(顔の麻痺)、AはArm(腕の麻痺)、SはSpeech(言葉の麻痺)、TはTime(発症時間)を意味し、その頭文字をとってFAST(ファスト)と言います。
チェックリストにある症状3つのうち1つでも当てはまれば、脳卒中を疑います。
症状に気づいたら、発症時刻を確認してすぐに救急車で専門病院へ受診することがとても重要です。
入院された患者さんが最適な治療・看護が提供できるよう、スタッフ一丸となって、日々研鑽していきます。
脳卒中教室の様子
脳卒中を疑うチェックリスト