看護部ブログ HOME > 看護部ブログ > 訪問看護ステーションブログ 訪問看護ステーションブログ こんにちは。訪問看護です! 昨年からの新型コロナ感染症は、改めて在宅での感染を広めないための様々な取り組みを考える契機になりました。その一つが訪問看護記録の電子化です。 訪問看護師に感染者が出て事業所閉鎖にならないために、少しでもスタッフ間の接触を減らす必要があります。時には時差出勤や訪問先への直行直帰も必要になるかもしれません。 訪問看護は単独で利用者さんのお宅に訪問するため、全員でのミーティングを夕方実施し、情報共有に努めています。その際必要な情報を電子カルテに移行し、これまで一部電子化、一部紙カルテだったものを完全電子化にすることでスマートフォンやiPadで完結できるようにしました。 とはいっても100名を超える利用者さんの情報の移行を、普段の業務と並行して実施するのは大変な作業です。電子化に不慣れな看護師も日々奮闘しています。 電子化を進める中で、大変なことばかりではありません。緊急電話相談をいただいた時に、事務所にいなくても利用者さんの情報を確認し、より適切な判断と対応に努めることができるようになりました。また、読み手が理解できる記録になるよう記録内容の見直しも行っています。他の看護師の観察やケアの技を記録から学び、指摘し合う場面もあり、看護の質向上に役立っているように思います。 今後も、困難な時こそ「利用者さん、スタッフ共に安心、安全に過ごせること」を第一に考え、寄り添う看護の実践を継続していきたいと思います。 アーカイブ 2022年(11) 2021年(25) 2020年(21) 2019年(32) 2018年(26) 2017年(23) 2016年(26) 2015年(41) 2014年(42) 2013年(59) 2012年(53) 2011年(71)