透析センター ブログ
当院の透析治療は1972年に開始しており、
50年の歴史があります。
透析センターでは、末期腎不全の患者さんに対して
透析治療を行い、現在35床あります。
月曜から土曜日まで、午前・午後の2部制で112名の
患者さんが通院されています。
17名の看護師が日々、患者さんの年齢、生活背景、
理解状況に合わせて関わり、透析看護の質向上
に取り組んでいます。
腎代替療法指導にも積極的に取り組み、医師と連携して看護師が患者さん、ご家族に
十分な時間をかけて面談し、療法選択支援を行っています。適応がある患者さんには生体腎移植も行っており、これまでに15名の患者さんが当院で生体腎移植手術を受けられています。そして、術後も腎移植外来で自己管理状況を把握するために看護師が面談し、継続して患者さんを支援しています。
さらに、透析治療の特色として、透析用シャント血管不全の血管内治療に力を入れています。透析患者さんは、人工透析を続けていく中で「透析シャントの狭窄・閉塞」という障害を
生じることがあり、その障害を改善するための治療を日帰り・一泊入院で行っています。
透析センターの最大の強みはチーム力です。医師、看護師、看護助手、
臨床工学技士、医療事務の連携により、当院のスローガン「安全、安心な
医療」のもと、「安全・安心な透析医療」の提供にチーム一丸となって取り
組んでいます。今後とも透析センターをよろしくお願い致します。