2-6病棟ブログ
こんにちは、2-6(呼吸器内科・呼吸器外科)病棟です。
当病棟は、酸素投与が必要な方や、治療でステロイド剤・免疫抑制剤などを使用している人も多く入院しています。
そのため、新型コロナウイルス感染症のリスクも高く、常に感染対策に気を配って働いています。
今からの季節、乾燥や寒さで体調を崩しやすくもなるので、手洗い・うがい…と、私たちもより一層、体調管理・感染予防に注意していきたいと思います!
さて、話は変わりますが、皆さんは「気管支鏡」という検査を聞いたことがあるでしょうか。
気管支鏡は、口から気管支に胃カメラのようなカメラ(ファイバースコープ)を入れて、直接病巣の観察を行う、細胞をとる、などとても大事な検査・治療となります。
肺がんやその他の病気の診断としての検査だけではなく、当院では重症気管支喘息に対する「気管支サーモプラスティ」という最先端の治療も行っています。
医師は「咳ゼロ気管支鏡」をモットーとして、苦痛の少ない検査を心がけています。
看護師は、この検査・治療を受ける方に対して、検査前・後はもちろんのこと、検査中も「安全・安心・安楽」に行えるよう、看護支援を行っています。
初めての検査で不安や心配を抱く方、検査場所をみてドキドキが強くなる方もいます。
そのため、看護師は検査前から終了後まで、どう言葉をかけるとよいのか、何を観察すれば良いのか…、と考えて看護できるように学習をしています。
とくに、卒後3年目や異動してきた看護師には、実際に気管支鏡検査介助を通して学習できるように、教育を計画
しています。
看護師教育を計画的におこなうようになり、部署には気管支鏡の検査介助ができる専門的な知識・技術を持った看護師が増えてきました。