看護部ブログ

入退院支援センターブログ

こんにちは!今年ももう2月。もう雪は降らないでほしいと願う日々です。

入退院支援センターは、令和元年に開設し、4年が経過しました。入退院支援センターでは、予定入院される患者さんの基本情報や生活環境、退院後の療養場所などをお伺いし、事務員、看護師、栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種で、情報を共有し入院前から退院に向けた支援をおこなっています。

今年度は新たに入院前多職種カンファレンスを行っています。患者さんが自宅に退院するにあたりお困りになると思われることを入院前から様々な職種が集まって検討しています。このカンファレンスについて3つのポイントを説明します。

ポイント1

入院前に開催するということです。入院前から問題点を話し合い、退院支援を開始することで、スムーズな

退院を目指します。

ポイント2

多職種いう点です。看護師だけではなく、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが参加し、それぞれの専門的な立場からの意見を出し合います。

実際に開催したカンファレンスでは、公認心理師が参加した事例もありました。今後は必要に応じてリハビリスタッフ、認定看護師などにも相談していきたいと考えています。

ポイント3

外来、入院病棟、地域へ、診療と看護を継続するという点です。実際の事例では、話し合いの内容を病棟に継続し、病棟では入院時からすぐにカンファレンス内容を実践することで、退院までに内服薬を一人で管理が出来るようになり、介護サービスの利用をすることなくスムーズに自宅に退院することができました。そして自宅でもご家族の協力を得ながら、一人で内服薬を服用することが出来ています。

 

このようにいろいろな職種で話し合ったことを継続することで、スムーズな退院支援を行うことが出来ています。これからも入退院支援センターや地域医療連携室では、いろいろな職種でチームを組み、患者さんや御家族が安心して自宅へ退院し、安心して自宅で生活できるよう支援します。

 

在宅療養で心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。