看護部ブログ

部署紹介⑥(集中治療室)

【部署紹介⑥】

集中治療室です。去る11/3の祭日、福井大学で行われた「メディカルラリー」に参加してきました。

「メディカルラリー」とは、医師・看護師の医療チームが模擬の傷病者を診察して、決められた時間内に、どれだけ迅速で的確な治療・ケアを行うことができるかを競い合うものです。

看護部からのお勧めで、渋々申し込み。。。事前情報によると、You TubeにUPしているらしいと。それを見た参加予定の3人娘は、かえって不安を駆り立てられてしまいました(汗)。

医師1名、看護師3名1組での申し込みとあり、自部署の麻酔科医師に声をかけましたがあっさり振られ、福井大学の医師が協力してくださることに。その医師から「事前に打ち合わせをしましょう」と声がかかり、ラリー当日、わたくし、看護師長も含めて5名で集まり、午前中2時間、打ち合わせをして臨みました。

昨年も参加したというM医師。昨年の経験から山を張り、知識・技術の再確認を行いました。

初めて挑む3人娘の不安と緊張は最高潮に。いざ、メディカルラリー開始!!様々なシチュエーションが用意されている中、できる限りの力を発揮。

ただ、災害トリアージの場面では、M医師の張った山が大はずれ(泣)。一同パニックに陥りながらも、M医師の「一旦集合しましょう!」という冷静な声かけ、仕切り直すことができました(笑)。

…結果、なっなっなんと、入賞どころか、10組中1位の最優秀賞をいただくことに(驚)!

日頃から安全で安心な質の高い看護の提供を目指し、「声を出すこと」、「コミュニケーションをとること」を目標に掲げてきましたが、声をかけ合うことができる3人だったこと、そして、M医師の提案で実施した事前打ち合わせでコミュニケーションを深めたこと(チームワーク)が、私達の勝因?!だったと思います。

来年度は是非、若いメンバーに参加してもらい、学びを深めてほしいと思っています。

企画運営をされていた福井大学の方々は、物凄く大変だったと思いますが、活気に満ちていて、外部の私達に対してもウエルカム感半端なく、良い雰囲気全開でした。最初の林先生の講義も、要点が凝縮されていて、ただただ感動。皆さん、本当に素敵でした(キラキラ)。

福井大学の企画運営スタッフの皆様、そして何より、私達と一緒にチームを組んでくださったM先生、貴重な経験をさせていただきありがとうございました!M医師が「運動会みたいなもんですから、気楽に楽しみましょう!」と何度も呪文のように声をかけてくださり、心強かったです。

そして楽しかったです!本当にありがとうございました!

医療従事者の皆さん、来年度は是非、参加してみてください。