集中治療室
令和5年度、集中治療室(ICU)では、「ICUダイアリー」に取り組みました。
ICUに入室した患者さんは、ご病気が突然発症し、入院したことや麻酔薬の使用など様々な要因によって、記憶があいまいになることがあります。
この記憶のあいまいさは、のちに不安やストレスなど、こころに影響を及ぼすことがあります。
「ICUダイアリー」は、患者さんの療養生活の状況や、リハビリをがんばる姿を、写真や文章で日々記録に残します。
「ICUダイアリー」を患者さんと後日一緒に振り返ることで、断片的であいまいな記憶のすき間を埋め、ICUで過ごした日々の受け入れを手助けします。
また、面会制限がある中、日々の患者さんの様子を家族に知っていただくなど、患者さんと家族をつなぐ大切なツールとなります。
まだまだ始めたばかりですが、患者さんの笑顔の写真にスタッフも癒されています。