2-5病棟ブログ
こんにちは。2-5病棟です。
春は鳥のさえずり、梅や桜の花を愛でるなど耳や目で季節を感じられる楽しみな季節の一つですね。さて、2-5病棟は混合病棟で、主に耳鼻科・眼科・皮膚科・形成外科・歯科の患者さんが入院してこられます。感覚器疾患に不安を持たれて入院され、短期入院が多い中で、少しでも安心して退院出来る様退院前指導を行っています。
今回、病棟のQC活動で眼科の退院指導について取り組んだので紹介します。
眼科で手術を受けられる患者さんは、毎月100人前後おられます。術後は点眼薬が処方されますが、手術後はしばらくの間見にくい状態となること、また白内障手術は高齢の方がほとんどで細かい手先の作業が難しい方が多くいらっしゃることから、点眼の方法について、DVDを作成しました。 DVDでは、手術後の注意点や点眼時のポイントなど分かりやすく説明しています。そしてDVD視聴後、看護師が理解度を確認し、患者さんに合わせた点眼方法を一緒に考えていきます。
患者さんの病室で左の写真のようにDVDを視聴します。患者さんからは「分かるまで何回も見れて有難いです。」というご意見を頂きました。
このQC活動は、業務時間外に行うことが多かった眼科の退院指導をなんとか業務時間内に行いたいということから始まりました。DVD作成以外に、医師や薬剤師の協力を得て、患者パスを見直し分かりやすくするなど、退院指導にかかる作業を時間内に行えるように移行したことで、患者さん個々に合ったよりよい指導が出来るようになりました。
3月16日、院内でQCサークル活動発表会が開催され2-5 病棟/サークル名【eye(愛)向上委員会】がこの活動を発表し、なんと銀賞と院長特別賞のダブル受賞を獲得しました!
1年間活動してきたことが評価され、皆で喜びました。今後も、よりよい看護ケアのために業務改善活動を続けていきたいと思います。