看護部ブログ

2-7病棟の取り組みについて

2-7病棟は整形疾患で予定手術を受ける患者さんと、大腿骨頸部骨折など思いがけない事故で緊急入院となる患者さんを受け入れています。

高齢の患者さんが多く、入院をきっかけに体力や認知機能が低下し、退院後の生活が難しくなることがあります。入院中は寝ている時間が長く、脳への刺激が少なくなりがちです。入院時に日頃の生活の様子を確認し、時計、カレンダー、写真や趣味(編み物や塗り絵等)の物を持参していただき、患者さんが興味をもてる活動をすすめています。

 

リハビリや食事時間以外にも、起きて活動する時間をつくれるよう「散歩をする」「造花を花瓶に生ける」「新聞や本を読む」「塗り絵」「パズル」「編み物」等患者さんの興味のあることを促しています。日々の関わりが、認知機能の低下防止、せん妄予防となり、リハビリの意欲向上に繋がり、在宅で過ごしている環境に近づけるよう整えています。

 

 

 

 

入院された患者さんが、住み慣れた地域で末永く生活ができるよう今後も患者に寄り添った治療や優しい看護を継続して行っていきたいと思っています。