腎センターのリハビリについて
こんにちは
腎センターは、泌尿器科外来・腎臓内科・膠原病内科・透析センターからなっています。
今回は透析センターでのリハビリの様子をお伝えします。
透析の患者さんは、透析による活動時間の減少により運動が不足する傾向にあります。
そこで透析中の時間を利用して運動を行い筋力の向上や、体力の向上をはかっています。
透析中は、下の写真のような器械を使用して、下肢の持久力をつける運動(有酸素運動)をしています。
腎臓リハビリの研修を受けた看護師も指導や声かけを行っています。
上記運動の他、筋力をつける運動や、柔軟性を保つ運動なども行っています。
適度な運動をすることで、転倒予防や日常生活の活動性向上などの効果があります。
また食欲増進や、睡眠改善などの効果もみられます。
患者さんからは
「毎朝散歩をしている。歩く距離が長くなってきた。だけど疲れないようになった」
「床から立ち上がれるようになった」
という声が聞かれました。
運動は続けると必ず体力が向上し、やめると元に戻ります。
普段の生活でも少しでも動くことを心がけ、体力向上に努めるように声かけしています。