2-5病棟 目標管理活動の紹介
こんにちは。2-5病棟での今年度の目標管理活動の紹介をします。
2-5病棟は、眼科・耳鼻科・歯科・皮膚科・形成外科などの混合病棟です。
病棟の特徴は、クリニカルパス適応率90%前後で回転率が高く、手術の患者さんが多い病棟になります。しかし、合併症を併発した高齢者の入院患者さんも多くなり、疾患による治療の安静期間の間にADLが低下し、退院が延長することが多くなっていました。そこで、介助が必要な患者さんの入院前の状態を把握し、早期のリハビリ開始を意識し日中の活動を促すために、ADL目標を明確にして日々継続した看護が出来るよう対策を考えました。

※シート
ベットサイドにシート(※)を掲示し、担当看護師と担当リハビリスタッフがADLに関する目標や継続するケア内容を記載します。毎日の担当者は、継続して日中行うケア内容を確認し実施します。状態が変化すれば修正していきます。
目標に沿って、ポータブルトイレへの移乗介助・見守りや食事介助を行い、車椅子乗車時間を増やせるようにします。現段階の患者さんの状態をリハビリスタッフと情報交換しながら関わります。
看護師は、交代制勤務のため、勤務開始時は患者さんの状態をカルテ等で把握しています。今回の取り組みでベットサイドの表示をすることは、より分かりやすく患者さんの状態と目標が確認できます。また、患者さんとも目標を共有することも出来ます。患者さん1人ひとりに合わせた看護ケアが日々実践できるよう、多職種と協働しこの活動を今後も継続していきたいと思います。