創立100周年記念講演会
9月3日、令和6年の能登半島地震および豪雨災害において、ご自身も被災された立場でありながら、地域での高齢者支援や生活支援を大切に活動された中村悦子氏の講演が本院で開催されました。開催にあたっては、院外の医療従事者の方もたくさん参加されました。
中村氏は、訪問看護ステーションみなぎの管理者であり、さらに地域共生社会の実現にむけ、みんなの保健室やカフェなど立ち上げ、精力的に活動されていました。そんな中、地震災害や豪雨災害後、被災地の福祉避難所に入り活動されました。高齢者支援に力を入れ、被災された方々が住み慣れた地域で、出来るだけ普段に近い生活を続けられるようにと、日々の食事や体調管理に細やかに気を配って活動されている姿に感動致しました。素敵なコミュニティが立ち上がったのも、中村氏のお人柄とバイタリティー溢れる活力からだと感じました。
本院は、災害拠点病院であり災害支援活動を行う役割があります。自分達が日頃から地域の方の支援として何ができるか考える機会となりました。
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