看護部ブログ

救急における蘇生教育について

 みなさん、こんにちは、集中治療室です。今回は「救急における蘇生教育について」ご紹介します。

 救急医療において、救命処置は人々のいのちと生活を守るために欠かせない役割を果たしています。その一方で、迅速かつ的確に救命処置を行うには、高度な知識と技術が必要です。

 当院では、2017年から嶋田救急部長を中心に、年2回、ICLSコースを開催しています。 ICLSコースは、突然の心停止に対して最初の10分間に行うチーム蘇生を学ぶシミュレーショントレーニングです。午前は、一次救命処置(BLS)、気道管理、モニター・電気ショックについて、受講生一人ひとりが蘇生処置に必要な手技を安全かつ確実に実施できるよう、実技を通して学びます。午後は6人1チームでさまざまなシナリオの症例に取り組みます。第1発見者がチームリーダーとなってメンバーと協力しながら、二次救命処置(ALS)のアルゴリズムに沿ったチーム蘇生を学習します。

 近年は、RRS起動評価や起動についてもシナリオに取り入れ、より臨床現場に即した内容となっています。これまで、多くのICU看護師も受講し、インストラクター資格取得するスタッフも増えています。こうした蘇生教育は、日々のRRS起動対応やドクタークロス対応にも活かされ、ICUスタッフの急変対応、蘇生処置のスキルアップにつながっています。院内全体、多職種の研修参加、普及活動を進めています。