日本病院会に参加してきました。
先週は東京で開催された『日本病院学会』に行かせてもらいました。
聖路加病院院長の福井次矢先生が学会長で、京王プラザホテルで開催されました。
1500人くらい参加で、盛大な学会でした。
学会の感想をふたつ。
ひとつは 山田邦子さんの招待講演がとてもよかったこと。
告知の場面や診察場面など日常私たちが当たり前と思っていることを患者視線で指摘されてどっきりもしたり、話し方が上手なのでおなかを抱えて笑ったり。
―はじめてMRIを受けた時・・・「これって壊れてるんじゃないの?」ガタンコトン、ガタンというすごい音がして終わるまで不安で不安でしょうがなかった気持ち。
―手術を決めるとき
「温存手術と摘出術、どっちにしますか?」
・・・「がんなら全部取ってしまってください。」
「初期なので、温存手術でいきましょう。」
・・・最初から温存手術でいいなら 聞くなよぉ~
というような話がいっぱいでした。
何より印象に残ったのは99歳の日野原先生でした。
今年の10月4日で100歳になられるそうです。
1時間の講演時間中ずーっとステージを歩き回りながら、お元気そのものでした。
講演時間1時間を過ぎてもお話は続き、座長の先生が若干困っておられる、というのも今までと変わらない感じでした。
また、とても気さくで、懇親会の時には こんな写真も一緒に撮ってくださいました。
100歳の先生からいっぱい元気をいただけた学会でした。