7月31日の新聞にて
鯖江の藤田武司さんの記事が、3社の新聞に載りました。テレビでも放映されました。
2009年に膵臓の手術後、血糖コントロールのため、2013年2月まで内科に通院されていた患者さんでした。
インスリンやたくさんの薬をレジ袋にいれて持って帰られる外来患者さんをみて、インスリンやインスリンの針などがぴったり入る紙袋を作って、受診のたびに持ってきてくださるようになりました。
カレンダーや新聞、広告などを再利用したものに、ご自分が撮影された写真やリボンテープを貼ってデザインされた袋です。
センスのよさと行き届いた心遣いが感じられる・・・そんな紙袋です。
味気ないビニール袋より手作りで心のこもった、世界にたった一つだけの袋に、他の患者さんはとても喜んでくださり、次の受診の時にはその袋を持って来られる方もあったと聞きました。
そのような藤田さんの優しいお気持ちに感謝して病院長から『感謝状』が贈られました。
ご家族と故人を忍んでのひと時は私たちもやさしい気持ちになれました。