とっさの救急法
日本赤十字社では、『救急法』『幼児安全法』『健康生活支援法』などの講習会を県支部を中心に行っています。
福井赤十字病院でも全職員がAEDを使えるように、『救急法』の受講を奨めており、院内研修にも取り入れてきました。
それが、思いもしないところで役立ちました。
――――10月のある日曜日、
町内の祭りで餅つきをしている時のこと
「誰か、来てくれ!
救急車呼んで・・・・」
との叫び声・・・・・・
米寿を過ぎた方が、つきたての柔らかい餅をのどに詰まらせた様子・・・・
とっさに意識がないと判断した彼は、町内の人と協力して、ハイムリック法で上腹部を圧迫し、背部叩打法を行い、みごと、異物(餅)を除去。意識も回復したそうです。
その後は回復体位にして救急隊を待った。とのこと。――――――――
おみごと!!さすが赤十字職員!!
とっさに、実践できた彼に拍手!!です。
救急法指導員としてあまり活動できていない私も救急法の普及に頑張ろうと思いました。