日本手術看護学会優秀演題受賞
今年度10月19.20日 札幌で開催された第38回日本手術看護学会年次大会において、中央手術室の演題(発表者岩佐友美係長、共同演者今村将也さん)が、優秀演題に選ばれました。
演題は「対面式から非対面式(PHS)に方法を変更した術中訪問の課題」です。
「術中訪問」は、手術を待つ患者家族の不安軽減に効果があるとされていますが、看護師の負担や時間的制約などの理由から導入されている施設が少ないのが現状です。本院では、術中の家族のご不安を少しでも減らしたいと考え、6年前より術中訪問の方法を対面式からPHSを用いた非対面式に変更し、ほぼ全例の患者家族に実施することができるようになりました。
本院手術室での取り組みに、他施設からも質問が寄せられ、術中訪問の実施率向上に向けた課題とその改善方法に関心を持っていただけました。