看護部ブログ

訪問看護ステーション紹介

 R6年12月16日、福井赤十字病院在宅症例検討会に参加し、訪問看護の事例を提供しました。今回は、見える事例検討会(緩和ケア版)の手法を用いて、かかわりの困難と感じているところを明らかにし課題解決に向けて話し合いました。

 「見える事例検討会」の手法とは、実際に今起こっている事例について、事例提供者にインタビュー形式で聞き出した情報を独自のマインドマップに描き、多職種の参加者からの質問に基づいて情報を集めることで、状況や課題を見える化します。そして、参加者それぞれの視点からの意見をまとめて考えアクションプランを決定していく方法です。

 実際に事例提供したスタッフは、多職種を前に話をすることや質問に答えていくことに、緊張していましたが、新たな視点に気づくことができたと感想を述べており、ケアの方向性を見出すことができました。

 今回のように、多職種の意見をいただける機会を逃さず、訪問看護師として成長できるように努めたいと思います。