看護部ブログ

2021-05-12ナイチンゲール生誕記念

こんにちは

陽気が暖かくなってきましたね。

5月は赤十字月間です。看護部では、毎年この時期にナイチンゲール生誕記念として、各部署からの代表者が「1分間スピーチ」を行います。今年は、5月7日に行われました。

コロナ禍であり、例年より参加者を制限し、間隔を拡げ、感染予防を徹底しました。

スピーチを行った看護師は、年齢も経験年数もそれぞれ違いますが、その人なりの看護に関する感じ方や思いを知り、聴く側まで暖かい気持ちになりました。

朝の短い時間の中で、飾られた花、ナイチンゲール像(これは、旧看護専門学校に置かれていたものです。)皆の真摯な姿、一つひとつの場面が、多忙な日常を忘れる癒しになったのは、私だけではないと思います。

どの話も、心の奥まで染み渡りました。

この素敵な行事が今後も継続して行われるようにしていきたいと、改めて感じました。

2021-04-12新年度が始まりました

今年度、34名の新人看護師が入職しました。

この1年、私達医療職もコロナ禍で大変な時期でしたが、それは看護学生だった新人も

同じで、厳しい1年だったと思います。

十分な実習が出来なかった学校もあったと聞いています。

その中で国家試験の勉強に励み、無事に試験に合格して入職してきた新人看護師を、

今後大切に育て、成長を見守っていきます。

今年度も宜しくお願いします。

 

2021-03-151-7病棟ブログ

 1-7病棟には、血液疾患の患者さんが多く入院されています。血液疾患の治療の一つに、末梢血幹細胞採取があります。これは、骨髄から末梢血に出てきた造血幹細胞を採取することをいいます。末梢血幹細胞採取を行うには血液成分を分離するための装置やクリーンベンチ(埃や環境微生物の混入を避けながら作業を行うための装置)など特殊な装置が必要です。

 今まで、末梢血幹細胞採取は病棟から離れた一室で行われていました。しかし、緊急対応や動線を短くするなどの利便性も考慮し、病棟内で実施することは出来ないかと考えました。多職種の意見を聞きながら管財課の協力を得て、昨年から準備をすすめ、11月には末梢血幹細胞採取を実施することが出来ました。病棟内で実施することで、処置をスムーズに行うことができ、物品の調達や病棟業務との連携もとりやすいと、スタッフからも高評価です。

 医師・検査技師・病棟スタッフの協力や管財課の速やかな対応のお蔭で、安心して処置が行える環境を整えることが出来ました。これからもチーム一丸となって、患者さんにより良い環境で安全に処置を行えるよう努めていきたいと思っています。

2021-02-17★★ 多職種協働の入院前支援スタート! ★★

2019年5月から正面玄関右側に開設して2年が経過し、少しずつ業務を拡大しています。事務職は入院時書類等の説明を詳しく行います。

看護師は、クリニカルパスや療養支援計画書を用いて、安心して療養生活が出来るよう説明を行います。

また、患者さんの情報をお聞きし、少しでも安心して地域に戻ることができるようソーシャルワーカーとも連携しています。

そして2020年9月より管理栄養士、11月より薬剤師も患者さんへの対応を始めてより安全に療養生活が送られるよう支援しています。

入院や手術が予定された患者さんは、とても不安な気持ちでセンターに来られます。

明るい雰囲気の中で、患者さんおひとりおひとりに合わせた丁寧な対応を心掛けていきます。 

【管理栄養士による入院前栄養評価】

 入院前に、食物アレルギーの確認や右のスクリーニング表に沿って面談し入院後の栄養指導や相談につなげています。

【薬剤師による休薬説明】

抗凝固剤や抗血小板薬(血液さらさらの薬)などを内服している患者さんは、手術前や侵襲のある検査の前に一定期間休薬する必要があります。そのため薬剤師が持参薬の確認と休薬予定の薬剤をカラープリントして休薬日時を明記した用紙を用いて分かりやすく説明しています。

 

 

                                                  

 

2021-02-042021年のはじまり

気が付けば立春も過ぎていました。お久しぶりになりました。

今年は、お正月明けの大雪で始まりました。

この1月の大雪時には、降雪前に帰宅を早急にするよう院内掲示がありました。

職員も足早に帰宅していきました。院内では、3年前の豪雪の経験をもとに、

帰宅困難の職員のための宿泊設備を設けて対応しました。

3連休中の大雪明け、業務に支障を来たすことなく、職員は出勤しています。

遠方在住の職員は、前述の宿泊施設を利用したり、2時間徒歩で通勤したり、駅周囲のホテルで宿泊したりと様々な工夫をして通勤していたと聞きました。

雪国ならではなのか、県民性なのか、皆さん忍耐強く、静かに地道に頑張るなあと、同じ職員として感心しました。

なかなかコロナの収束が見えない時期が続いています。

大変な時期においても、患者さんが回復することが医療者としての私達の願いです。

1日1日を大切に、職員一丸となって頑張っています。      JUN

   

      

3密を避けて、空間を広げて簡易ベッドの準備