2024-03-221‐4病棟ブログ
こんにちは、1-4病棟です。今回は、ベビーセンターの様子をお伝えさせて頂きます。
この2枚の写真は退院時にお渡しするアルバムを写したものです。退院されるお子さんのお気に入りの1枚を収めてもらうことができるように、アルバム台紙にスタッフからのメッセージをつけてお渡ししています。
お子さんの出生後すぐに入院となり、ご両親は 不安や心配を抱えながら面会に来られています。
そのようなご両親が、愛おしそうにわが子に触れたり声をかけたりする姿を見ると、私たちスタッフも幸せな気持ちになります。特に、保育器の中で過ごすお子さんにそっと触れたり、「生まれてから初めてちゃんと抱っこした」と嬉しそうに笑ったりするお母さんのお手伝いができることはベビーセンタースタッフの醍醐味です。
私たちは、ご両親との育児手技の指導や面会でのコミュニケーションを通して、退院後のお子さんとの新たな生活が不安なくスタートできるようにお手伝いしたいと考えています。
いつでも、どんな事でも お声かけくださいね。♪
2024-03-21集中治療室
令和5年度、集中治療室(ICU)では、「ICUダイアリー」に取り組みました。
ICUに入室した患者さんは、ご病気が突然発症し、入院したことや麻酔薬の使用など様々な要因によって、記憶があいまいになることがあります。
この記憶のあいまいさは、のちに不安やストレスなど、こころに影響を及ぼすことがあります。
「ICUダイアリー」は、患者さんの療養生活の状況や、リハビリをがんばる姿を、写真や文章で日々記録に残します。
「ICUダイアリー」を患者さんと後日一緒に振り返ることで、断片的であいまいな記憶のすき間を埋め、ICUで過ごした日々の受け入れを手助けします。
また、面会制限がある中、日々の患者さんの様子を家族に知っていただくなど、患者さんと家族をつなぐ大切なツールとなります。
まだまだ始めたばかりですが、患者さんの笑顔の写真にスタッフも癒されています。
2024-03-18院内実践リーダー看護師認定式
院内実践リーダー看護師認定式を開催しました。
院内実践リーダーは当院独自のキャリアアップシステムです。看護の質向上を目的に、各部署において看護実践のリーダー的存在となる特定分野に精通した看護師です。
今回は、院内トリアージコースの新規11名・更新1名、入退院支援コースの更新3名、認知症看護コースの更新1名の合計16名が認定されました。
皆さん通常のお仕事をしながらの研修受講や学習、お疲れ様でした。中には、2種類の院内実践リーダーを更新されている方もいて、その頑張りは本当にすごいです。
皆さんが各部署で力を発揮されて、よりよい看護実践に繋がっていくことを期待しています。
2024-03-15就職説明会ブログ
R7年度入職の方を対象に、3月9日に就職説明会を開催しました。
県内外の学校から15名の方が参加してくださいました。病院概要や教育体制、福利厚生などの説明を聞いた後、先輩ナースと一緒に病院見学ツアーに出かけました。最後に先輩ナースたちとの交流会をして終了しました。
参加された学生の方々からは「先輩看護師との交流会でリアルな話を聞くことが出来た。」や「病棟見学があり、病棟内の雰囲気がわかってよかった。」という感想が寄せられました。
皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています!
3月27日と5月5日にも開催します。福井赤十字病院を知っていただく良い機会なので、是非来て下さいね。
2024-03-08外来ブログ
こんにちは、外来です。
新型コロナ感染症が5類感染症となり、入院患者さんの面会が再開されたり、今まで閉鎖されていたいくつかの玄関が開放されたりと少しずつコロナ禍前の病院に戻ってきています。
私たち外来は、発熱スクリーニングを3年間運営し、コロナウィルスを院内に持ち込まないための水際対策に全力で取り組んできました。私たちと共に頑張ってきた発熱スクリーニング用コンテナも役目を終え、1月に解体されました。
しかし、5類になったからといって、コロナウィルスが消滅したわけでも感染力が弱くなったわけでもありません。外来に検体採取所を2ヵ所設置し、各診療科で熱のある患者さんには、適宜コロナ抗原検査を行い、感染防止に努めています。
2024-02-08地域医療連携課ブログ
2023年11月に行われた総合防災訓練では、地域連携課として初めて連携病院と合同で防災訓練を行いました。地震で被災した重症患者1名を受け入れ、赤十字病院からは軽症・中等症患者3名を連携病院に転院をお願いするという訓練です。
事前に打ち合わせを行い、訓練の目的を一致させました。また必要な情報を簡潔に確実に伝えるために、情報伝達シートの作成を事前に行いました。訓練当日は、確実な情報収集と本部への報告、連携病院への情報提供、交通手段の検討など落ち着いて対応することが出来たと思っていました。
しかし、年明けに発生した能登半島地震では、多くの患者が能登から被災地外へ搬送されています。地震発生直後の混乱した中では、救急車が利用できず、ライフラインが途絶え、電話・FAX等が使えず、混乱しました。今年度の訓練では、被災地域内の医療機関と連携した受け入れ訓練でしたが、能登地震の状況を見ると被災地域外の病院との連携も重要であると感じ、今後も検討していきたいと考えています。