2025-08-13高校生1日看護体験
8月3日、6日、8日に、1日看護体験を実施し、3日間で70名の高校生が参加されました。これは福井県ナースセンターが看護職に興味のある高校生に看護体験に参加してもらえるよう企画されたものです。
まずは、白衣に着替えてオリエンテーションと病院概要を聞きました。その後、病棟看護師と一緒にベットサイドに行き、患者さんへの看護ケアの様子を見学・体験しました。
体験後の振り返りでは、「看護師は患者さんに一番近い存在だと思った」「いろんな職業の方が関わってみんなでつながっているんだと感じた」「看護師になろうと思っているが、いろんな体験をして自分がなりたいものを見つけていきたい」など、将来の職業選択を考える良い機会になったようです。
今回の参加が、看護師になろうというきっかけになったらうれしいです。参加した高校生の皆さんお疲れ様でした。
kazu
2025-08-04灼熱のスポーツ大会
7月27日「第17回中部ブロック赤十字病院スポーツ大会」の応援にいざ出陣!
場所は、中京大学グラウンド。とにかく暑い。日傘、保冷剤、ミニ扇風機。様々なグッズを装着し応援の旅へ。
まず、今年発足の卓球部。メンバーは非常にチームワークがよい。結果は、2-3で惜敗!来年はリベンジを期待!!
そして、野球部。野球は別会場へバスで移動しての観戦。炎天下の中、S大将の大きな声がグラウンドに響き渡る。頑張れ、頑張れと応援しつつ、他の会場へ移動。S大将はその後ピッチャーとしても大活躍。しかし惜敗。来年は最後まで応援します!
バスで戻ると、テニスが1回戦突破!すごい。華麗な足さばきが素敵。その後決勝で惜敗したが2位通過。2年連続全国大会出場の実力をみた!
次は、バスケット。見事、初戦突破。2回戦を観戦。新しいメンバーが加わり、パワーアップ。バスケって相手との小競り合いが多く、格闘技の印象!結果は惜敗、来年は2回戦突破を期待!
その後、フットサルへ。フットサルすごかった!相手との接戦の末、PKで勝利!その後の決勝では、5-0で優勝!!チームの熱量が凄い。全国大会でも大暴れしてください。
そして、バレーボール。安定の王者。参加人数ギリギリの中での優勝は凄い。なんと中部ブロック大会5連勝!全国大会での活躍を期待!
こうやって、私の7年ぶりの応援旅は終わった。どの試合も見ごたえがあり、あっという間の1日。帰宅すると、万歩計が1万2000歩。それだけ院長も歩かせたことになる。
タフなお方です。
8月のスポーツ大会は暑さとの勝負でもある。猛暑の中での選手の活躍、感動と思い出をもらいました。
皆さんお疲れ様でした!
JUN
2025-07-241-7病棟 ブログ
1-7病棟は、内分泌疾患・血液疾患の患者さんや、呼吸器科・消化器外科・消化器内科の化学療法を受ける患者さんが多く入院されています。
内分泌疾患である糖尿病患者さんには、糖尿病教室・DVD学習を通して療養指導に力を入れています。
糖尿病教室は、現在月1回の開催なので、それ以外の入院期間では、ほとんどDVD学習を行っています。皆さん、真剣に画面に向かって学習されています。
化学療法を受ける患者さんには、繰り返される治療による副作用や生活への支障に対する苦痛や不安に寄り添うよう努めています。また、感染予防対策についても重要であり、患者さん自身が対策できるよう、手洗いチェッカーでの手指衛生の指導も行っています
患者さんやご家族等が抱える様々な苦痛や不安に対し、やさしい看護や多職種の協働のもと、安心して療養生活が送られるよう支援しています。
2025-07-22排尿ケアチーム(CST)について
腎センターです。排尿ケアチームについて紹介します。
排尿ケアチームは、排尿ケアに関する専門的知識を有した医師、看護師、理学療法士、作業療法士の多職種で構成されており、病棟ラウンドを行っています。
↓ラウンドの実際の様子です。
長い間膀胱留置カテーテルを入れている患者さんは、体力がなくなり自分でトイレに行けなくなることから、カテーテルを入れた期間が長くなることがあります。しかし膀胱留置カテーテルは、患者さんのQOLの低下や、尿路感染などのデメリットもあり、必要のない場合、早期に抜去することが望ましいです。
理学療法士・作業療法士は、離床や排尿訓練を行い、専任看護師は病棟看護師へのカテーテル抜去を促し、導尿のタイミングや排尿誘導を具体的に指導していきます。支援していくうちに徐々におしっこが出るようになり、患者さんが排尿自立出来た時や、家族の「トイレに自分で行けるようになって帰ってきてほしい」という希望がかなった時、私たち排尿ケアチームは活動の大切さを感じます。
排尿ケアは継続することが大切であり、医師と退院後の排尿管理を確認した上で、在宅や、転院先での排尿ケア方法の提案を行っています。外来通院時にご心配な点がありましたら、ご相談ください。
2025-07-22新人宿泊研修
7月4日、新採用者62名で宿泊研修に行ってきました。
まずは、医療安全かるたで、アイスブレーキング。たくさんカードを取った人がリーダーになって、次のグループワークを実施します。その後、課題達成型の情報カードゲームに2題取り組みました。チームで情報共有を効果的に行うことで正しい解答に結び付きます。何か1つ情報が足りなければ、次に進めません。コミュニケーション能力、情報整理能力を発揮し、問題をこなす度にチーム力が上がっていきます。
2日目は、「私たちはこんな医療人になる」をテーマに意見を出し合い発表しました。
*患者さんの気持ちを聞き、寄り添える優しい医療人に
*多職種とコミュニケーションをとり、チーム医療に積極的に関われる医療人に
*今後も自己研鑽を積み、信頼される医療人に
*そして、自分が健康でいることを大切に
などたくさんの思い・考えを共有しました。
入職して3か月、職場を離れて美浜での研修会でした。多職種の垣根を越えて、お互いの状況も理解しながら語りあい、医療人としての今の自分と向き合える貴重な研修となりました。
皆さん、お疲れ様でした。
kazu
2025-07-11支部救護班研修
6月28日 福井県支部主催の常備救護班要員等研修会が開催され、救護班要員と一般参加を含めた45名と指導者(支部・DMAT隊員等23名)が参加しました。本院は救護班8班編成されており、今年度の救護班要員の任命状授与式も執り行われました。
今年は、昨年の能登半島豪雨に救護班として派遣された医師、看護師、主事と、こころのケア指導者からの活動報告がありました。地震災害、豪雨災害と度重なる被災者の方の状況と、巡回における避難所や仮設住宅のアセスメント方法やそこからどのようにニーズ評価し報告するかまで、学びの多い機会となりました。
午後からは、机上で水害時の救護シミュレーションをグループに分かれて実施しました。
「本部到着したら何をしますか?」「車中泊の方が散見されます。どのようなアセスメントを行い、行動しますか?」など、実際の活動に近い方法で、グループ討議を行い、皆で共有しました。
今後も、赤十字の使命である災害救護の役割を果たすため、平時からの備えを大切に研修や訓練に取り組んでいきます。
kazu
2025-07-01キャリア開発ラダー授与式
6月17日、看護師のキャリア開発ラダーの授与式を行いました。
キャリアラダーとは、看護師が専門職として自分の成長を目指す一つの目標となります。本院のラダーは赤十字病院共通の指標のもと、ラダー評価会を行い、組織として承認する教育システムです。ラダーには管理者ラダー、実践者ラダー、国際ラダー、看護助手ラダーがあります。
今回は、管理者ラダーⅡが3名、Ⅰが2名、実践者ラダーⅢが17名、Ⅱが13名、Ⅰが19名、看護助手ラダーⅡが4名、計58名のたくさんの看護職員が承認され、小松院長より証書が授与されました。
本院はキャリアマップを作成しており、次に自分が目指すステップは何か、成長過程において必要な知識や経験について一目で分かるようになっています。ジェネラリスト、スペシャリストなどそれぞれ目指すところは違うかもしれませんが、自分の目標に向かって、一緒に頑張っていきましょう。
今回授与された皆さん、おめでとうございます。
kazu
2025-06-17中央手術室・滅菌室ブログ
私は四月に手術室に異動となった看護師長です。約30年ぶりの手術室勤務は、医療の進歩と手術室の環境の変化に驚く毎日です。腹腔鏡手術やロボット手術など患者さんに侵襲の少ない手術が行われ、手術室の中は多くの医療機器であふれています。看護スタッフは、人工関節チーム、ロボット手術チーム、眼科チームに分かれ、専門的な分野に特化し、より質の高いそして安全な手術を目指し日々マニュアル作成や勉強会、物品管理、業務改善を行っています。
当手術室では呼吸器外科、消化器外科、腎泌尿器科がロボット手術を行っています。そして6月からは当院では初めてとなる人工膝関節置換術におけるロボット手術が予定されています。手術室では、実際の器械を使用して、手術機械のセッティング、ナビゲーションの設定、実際に膝関節の骨切りまで行いながら事前トレーニングを開催しました。
トレーニングには医師、臨床工学技士(CE)、人工関節チームを中心とした看護スタッフが参加しました。今後は、手術室内のセッティング、医師やCEとの役割分担など話し合いが必要です。チームで共同し安全に手術が行われるよう準備を進めています。私も、手術室スタッフがやりがいを持ち働き続けられるような環境を整えられるよう頑張っていきたいと思います。
2025-06-13新卒看護師臨床研修修了式・辞令交付式
6月9日、4月に入職した36名の新人看護師の臨床研修修了式とともに、辞令交付式が執り行われました。
2か月のローテーション研修が終了し、初めて配属になる部署が決まり緊張した面持ちで辞令を受け取っており、看護師としての覚悟と決意が伝わってきました。真鍋副院長兼看護部長から、「これからは専門職として患者さんから声をかけられます。」という言葉を聞き、背筋が伸びたように見えました。
新しい環境の中で、戸惑いや不安もあると思いますが、先輩看護師を頼って、日々学び成長していってほしいと思います。そして、患者さん1人1人に寄り添える優しい看護師を目指してください。皆で見守り応援していきます。
kazu
2025-06-13救護員任命式
6月3日、日本赤十字社福井県支部において、救護員としての赤十字看護師の任命式が執り行われ、今回38名の看護師が任命されました。日本赤十字社は、明治23年に救護看護婦養成を開始しており長い歴史があります。看護師として3年以上勤務し、赤十字科目を履修した看護師を救護員として登録しています。
災害救護における看護師の役割は、迅速な救護活動、被災者の健康支援、こころのケアなど多岐にわたります。赤十字の人道に基づき、一人でも多くの人を救いたいという思いを胸に、いつでも救護員として活動できるように日常の臨床での学びを深めていきます。
kazu
2025-06-052‐8病棟 新人看護師ローテーション研修
こんにちは、2-8病棟です。新年度となり、今年も新人看護師のローテーション研修が始まりました。今回は、新人看護師のみなさんの研修の様子を紹介したいと思います。
新人看護師ローテーション研修は4月~5月の2か月間、少人数ずつのグループで様々な部署を経験し、幅広く看護の知識や技術を習得できる期間となります。各部署で先輩看護師の指導を受けながら、患者さんのケアや看護技術の経験を積んでいきます。
1日の研修の終わりには、毎日先輩看護師と振り返りを行い、実践できたことや困ったことなど話し合いをしています。新人看護師からは、「今日は実際にストーマ(人工肛門)の管理の見学が出来ました。他の病棟では経験できないので、この病棟で体験できて良かったです」などの感想が聞かれました。
2025-06-05フィンドレー大学学術交流
6月2日、福井県立大学の学術交流で、アメリカの看護学生とフィジカルアシスタントの3名と県立大学学生2名をお迎えしました。
まず、小松院長の病院概要の説明後、アメリカの3名からは自己紹介のプレゼンがあり、家族のことや趣味のことなど話をしてくださり、温かい雰囲気の中で交流を深めることができました。
その後、2-7病棟・SCU・ICU・救急外来の4部署を見学しました。ICUと手術室の部署説明では、本院の看護師が通訳を務め、フィジカルアシスタントの方からの質問を受ける中で、日米の医療事情の違いなど知ることが出来、有意義な時間となりました。
今後もこのような交流の場を大切にしてきたいと思います。
kazu
2025-05-28ANAよりすずらんが届きました
5月20日、全日空からすずらんの花としおりが寄贈されました。
すずらんは、『幸福』『再び幸せが訪れる』といった花言葉があります。入院している患者さんが、少しでも笑顔になり幸せな気持ちになることを祈って、各病棟に届けられました。
小児科病棟では、CAさんから直接すずらんを受け取り、「ありがとう!」と笑顔がこぼれていました。
しおりは、擦るとすずらんの香りが漂いメッセージと共に癒されます。
ANAさん毎年ありがとうございます。
kazu
2025-05-20知事表彰
看護協会で行われた5/18看護の日記念大会にて、当院の西川順子看護副部長が、知事表彰を授与されました。
看護職員の知事表彰とは、看護職員として献身的な活動を続け社会的功績が顕著であった方に対して贈られる賞です。
西川副部長は、長年にわたり認定看護管理者として看護管理にご尽力され、私達スタッフを支え導いてくださっています。仕事に対する細やかな気配りと、常にスタッフへの温かい配慮を欠かさない姿がとても素敵な副部長で、今回の受賞を私達後輩一同も、心より嬉しく思っております。今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
kazu
2025-05-15ナイチンゲール生誕記念1分間スピーチ
5月12日は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日で、看護の日に制定されています。当院では、記念事業としてナイチンゲール生誕記念1分間スピーチを行っており、今年で67回目を迎えました。
8名の看護師が、自分の看護実践の中での学びや、自分の体験を通して看護師として感じたことなどスピーチし共有しました。毎年、心温まるエピソードで看護を振り返る貴重な機会となっています。
スピーチ内容をご紹介します
2025-05-08新人研修
4月に入職した新卒看護師の皆さんの研修の様子をご紹介します。
現在、基礎的な技術を学ぶための研修を積み重ねているところです。各専門の認定看護師や教育委員の先輩達に教えてもらいながら、慣れない環境の中で、一生懸命1つ1つの技術に向き合い頑張っています。
病棟ローテーション研修をしながら基礎技術を学んでいくため、より実践に近い状態で研修できますね。これから確実に成長していく皆さんを楽しみにしています。
kazu
2025-04-28院内実践リーダー看護師認定式
4月18日院内実践リーダー看護師の認定式が執り行われました。
院内実践リーダー看護師とは、中堅看護師が各専門分野でのスキルアップを図り、自分のキャリアを高める本院独自の教育プログラムの院内資格です。資格取得後は、各部署で看護ケアの実践リーダーの役割を担っていきます。
今回は『院内トリアージナース養成コース』の新規3名・更新5名、『認知症看護養成コース』の新規3名・更新2名、『がん化学療法看護』の更新2名の15名が認定を受けました。


例えば、認知症看護では、入院している認知症患者さんの症状をアセスメントし、環境を整えます。また、認知症ケアチームと協働してベッドサイドデイケアの推進者として活動していきます。
現場での実践リーダー看護師の活躍は、患者さんへの質の向上はもちろん、後輩たちの目指す姿となりチーム力がアップすることにも繋がると思います。皆さんのご活躍を期待しています。
kazu
2025-04-22認知症マフ使用の取り組み
2024年12月末から、1-8、2-7、3-3病棟で、「認知症マフ」を使った取り組みを初めました。マフというのは、毛糸で筒状に編んだ防寒具でイギリスなどで、感覚療法のひとつとして使われているものです。認知症の人の落ち着かない手を穏やかに暖かく保ち、触覚や視覚という感覚を用いたケアに活用されていることから「認知症マフ」として知られています。しきりに点滴を抜こうとする方、興奮して叫ぶ方、そわそわと落ち着かなかった方に使用していただき、笑顔が増え、穏やかに過ごされるようになっています。
当院では、院内ボランティアや、大野編み物を愛する会の方々が中心となって、「認知症マフ」を制作して下さっています。アクセサリーやニギニギボールにも様々な工夫があり、素敵なものをたくさん制作していただき、本当に感謝しています。辛い症状や慣れない入院環境の中、「認知症マフ」が、穏やかな療養生活の一助になるよう、取り組みを継続していきたいと考えています。
2025-04-18特定行為研修修了認定授与式
4月16日、特定行為研修修了証の授与式が執り行なわれました。
特定行為研修は、看護師がより高度な医療行為を行うための知識・技術を習得するもので、当院は7名の研修修了者が現場で活躍しています。今回授与された白崎看護師は、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の区分をすでに取得しており、さらに研修を積んで創傷管理関連を取得されました。
授与式では、院長から今後の抱負を聞かれ、床ずれ等の皮膚疾患の患者さんに寄り添いより専門的なケアを行っていきたいという意気込みを語られました。自信に満ち溢れていてとても素敵でした。より質の高い看護の提供を目指し、今後の現場での活躍を期待しています。
kazu
2025-04-16令和7年度 入社式
桜も色づいてきた4月1日、新しい仲間をお迎えしました。
看護師は新卒者36名と既卒者5名が入社しました。院長から歓迎の言葉をうけ、赤十字の職員となったことを実感し、期待と不安の中緊張した様子でした。
座学研修後は、白衣に着替えて記念撮影をしました。
皆さんとても素敵な笑顔ですね。4/15からはローテーション研修が始まっています。現場で一緒に働ける日を楽しみにお待ちしています。
kazu