2014-07-09第64回日本病院学会
高松で開催された病院学会に参加しました。
前日は釧路赤十字病院の院長先生たちと一緒に高松赤十字病院を見学させていただきました。
銅版画家の山本容子さんが公開で描かれたというアートを見せていただきました。
アートの近くを通ると「愛の小径」が聞こえます。
素敵な空間でした。
学会発表は当院から2題しました。
先に発表したK課長はとても落ち着いていて(そう見えました)、原稿も見ずにすらすら・・・さすがでした。
私は見直したはずのスライドにミスはあるし、とちりながらの発表になってしまいましたが、とりあえず、終わったのでホッとして、帰路に着きました。
みなさん、お疲れ様でした。
2014-07-02救急看護セミナー
6月28・29日に、救急看護認定看護師の朝田係長がお世話をして、当院で全国救急看護セミナーが開催されました。
全国から福井に救急看護を学ぶスタッフが約80名集まり、救急看護のスキルアップ研修と共に、看護の基礎等を学びます。
救急医療ご高名な札幌市立大学の中村教授や福井大学の寺澤教授の講演もあり有意義な時間でした。
【中村教授を囲んで】
2014-07-01看護部長会議
平成26年度前期の赤十字病院中部ブロックの看護部長会がありました。
福井が当番でした。
26・27日は看護部長としてのアクションプランの検討や看護師確保、育成、認定看護師の活用等の検討をし、活発に意見交換をしました。
また、当院の野口院長の講演もありました。看護部長として病院運営にどう関わっていくかということで、2年前から当番病棟の院長講演をお願いしています。
野口院長の講演は
・・・・QC活動を通し、各部署の活性化を行い、センター化構想で患者に優しい医療を行って、県内のみなさんの求める優れた医療を目指してきた、その原動力になっているのが看護部であり、看護部は病院のブランドである。・・・・
と言うようなお話で、中部ブロックの部長さんたちから看護部を大事に思ってくださる院長の姿勢に感服したようでした。
懇親会は〇〇副院長兼看護部長さんがご結婚されたとのニュースがあり、「出会いはいつですか?」「なんと呼んでるんですか?」など、三面記事のような質問で盛り上がりました。
〇〇副院長、だしにしてごめんなさい。
28日は自主研修ということで、世界3大恐竜博物館のひとつ勝山の恐竜博物館にご案内しました。
恐竜博物館はあの有名な黒川記章さんの設計で恐竜の卵の形をした近代的で奇抜なデザインの建物です。
ちなみに日本看護協会(原宿)の建物も黒川氏の建築です。
28日無事看護部長会 終了。
みなさん、ご協力ありがとうございました。
2014-06-30北海道訪問が記事に。
私たちが置戸赤十字病院を訪問したことが置戸ではニュースになって新聞に掲載されたと、置戸赤十字病院の方が知らせてくださった。
置戸赤十字病院には引き続き医師を派遣することになっているが、とても歓迎してくださり、大事にしてくださっているのがわかる。
医師不足に悩む置戸赤十字病院ではあるが、置戸の街はとても暖かく、住みやすそうに感じる。
ただ、冬は氷点下20度になるとのことで、福井の私には想像を絶する。
置戸の富永事務部長さんは「それも楽しくなりますよ。」と。住めば都かもしれない。
2014-06-24北海道―病院訪問記
千歳空港からレンタカーで浦河赤十字病院へ
千歳は小雨でした。
千歳を抜けると右には太平洋を望ながら、広がる牧場を眺め、サラブレッド街道を浦河に向かいました。
新冠牧場では思わず車を止めて、将来は有名になるかもしれないサラブレッドの卵にカメラを向けてしまいました。
すでにカメラには慣れているのか、近づいて来てくれます。
浦河赤十字病院には当院から看護師を派遣しており、彼女の慰問と病院見学が目的でした。
当院は(超)急性期の病院なので慢性期の病院のシステムに戸惑っているようです。
浦河から帯広までは日高山脈を抜けて行きます。
天馬街道の牧場は馬から牛に変わり、広い草原と牧場が続きます。
前情報で「覆面パトカーとしかには注意しろ」との事、制限速度はあってなきがごとく、飛ばしていく車を横目に、院長の「トラックには抜かれてほしくないな」という言葉も無視。
ひたすら制限速度を守って走りました。
そして、まさか、本当に、鹿が私の目の前を横切るなんて・・・人事だと思っていたのに・・
いたんです!!
鹿が・・そしてキタキツネも・・・・
びっくりしたけど・・・・・嬉しかったです。
もう一つびっくりしたのが3mにもなるというラワン蕗でした。
置戸赤十字病院には呼吸器科の医師が4・5・6月と応援に行っています。
6月29日のおけと山神祭で行われる人間ばん馬に出てから帰福予定とか。元気そうでした。マニュアルを作成したり、治療以外にも貢献していると院長先生が喜んでおられました。
置戸から北見まで、広いジャガイモ畑やたまねぎ畑が続き、広さ・大きさを感じました。
北見赤十字病院では新築中の新館を案内していただきました。
千歳空港から出発して、女満別空港まで総距離550km、3泊4日の旅でした。
3つの病院のみなさん、お世話になりました。
そして、置戸のW先生、浦河のAちゃん、北海道は寒暖の差がかなり激しかったので、元気に帰ってきてくださいね。
2014-06-16すずらんの贈り物
6月11日、今年も北海道から『すずらん』をANAのキャビンアテンダントの方が届けてくださいました。
昭和31年に日本赤十字社の名誉副総裁であった高松宮親王のご提案によってANAでは全国の赤十字病院等47施設に届けていると聞いています。
すずらんの花言葉は「しあわせ・幸福の再来」だそうです。
福井赤十字病院では小児病棟や産科病棟を中心に「しあわせ・幸福の再来」を願ってANAのみなさんの手作りのすずらんの押し花を配りました。
2014-06-05親睦会
6月3日、今年度採用の新しい仲間の歓迎会と新任看護師長・係長のお祝いを兼ねて親睦会を行いました。
出し物も最近は映像が使われるようになり、少し趣が変わってきました。
ホント、上手に作るものだなと、感心します。アイデアにも技術にも驚きです。
私たちのつぼにピタッと嵌って、笑わせてもらいました。
福井赤十字病院看護師OB会から新採用者にお祝いとして『Qマスク』と『看護者の倫理綱領』が届きました。青山会長(前看護部長)に替わり、私から新採用の皆さんに渡しました。
倫理綱領に則りやさしい看護師になること、そして赤十字看護師(救護員)としての活躍を期待して・・・
会場には各部署で作成した『ウエルカムボード』が並んでいました。それぞれに工夫があり、個性が出ていました。
食べて、笑ったら、「時間になりました。」との挨拶になり
後ろで「エッ、もう終わりなの?」という院長の声が聞こえました。
楽しんだのはむしろ私たちかも?・・・・
幹事さんご苦労様でした。
また、お忙しいところ、参加くださった院長、広瀬副院長、森阪事務部長、ありがとうございました。
新しい仲間、新しい管理者のみなさん、パートナーシップを発揮して、楽しい職場にしましょう。
2014-05-29CT検査
造影CT検査を受けました。
看護師が造影剤を注射してくれます。
造影剤の注射は当院では教育を受けた看護師しかしていませんが、技術もさすがに上手です(私が褒めるのもなんですが・・・)。
造影剤が注射されると、数秒で胸の辺りが妙に熱くなってきます。
あれ~え、なんか変・・・と思っていると、おなかのあたりが熱くなり、そして、手が燃えるように熱く、むずむずとしたと思ったら、足が同じような感覚になって行きました。
そして、深呼吸をひとつ、ふたつしたら、それらが消えました。
不思議な感覚でした。
結果・・・異常なし・・・でした。
2014-05-29セミナー:HOSPITAL INNOVATION 2014
日本看護協会ビルJNAホールで、5月24日にセミナーがあり、私も当院で行っているデイ・パートナー方式の話をさせてもらいました。
募集数100名のところ、212名の申し込みがあり、会場はいっぱいで、圧倒されました。
講演というガラでもないので緊張もしました。
そのせいかどうか、
CT検査を受ける羽目になりました。
2014-05-222014看護の日
『2014看護の日』記念大会が福井県看護協会会館で行われました。
長期にわたり、福井県の看護の向上に貢献した看護職10名に知事表彰が贈られました。
当院の小畑日出美副部長も受賞しました。
会館内ではお茶室や喫茶コーナー、お子様楽しみコーナーを設け、それぞれに楽しんでいる様子でした。
4階では、はやおき亭貞九郎氏の落語がありました。
本職はパン屋さんだそうですが、病気のことをよくご存知でびっくり!
大いに笑わせてもらいました。
企画、準備の事業委員の方、協力員の方、お疲れ様でした。
2014-05-16もっとクロス!赤十字フェスティバル2014
5月8日は赤十字の生みの親アンリ・ジュナンの生誕日です。
そして12日はナイチンゲールの誕生日。
例年この時期には私たち自身が『赤十字の精神』と『看護のこころ』を振り返り、地域の方たちにも知っていただきたいとイベントを行っています。
その一つとして、看護学生の皆さんにも病院見学会を兼ねて、赤十字のお話をさせていただきました。
県内外からたくさんの学生が集まってくれました。
私は赤十字について語り、相模係長は自分の救護の経験を熱く語りました。
その気持ちが届いたでしょうか?
講堂では市民公開講座が開かれ大盛況でした。
屋外会場ではアトラクションを楽しみました。
2014-05-02本社での会議に出席しました。
今年も恒例の全国の赤十字病院看護部長会が本社でありました。
同じ時期、東京にはオバマ大統領が来日されていて、コインロッカーは封鎖され、ゴミ箱は取り除かれている状態でした。
東京タワーは星条旗の色にライトアップされていました。
私たちは23日は中部ブロックの審議事項についてまとめ、24日は本社会議。新たに就任された副院長3名、新看護部長21名の紹介がありました。その夕方は懇親会。
25日は看護部長会総会でした。各ブロックの報告や病院の取り組みの紹介。福井赤十字病院のデイパートナー方式についても報告しました。
夕方から、看護師同方会。同方会からはキャリアアップの支援や研究等の資金援助をしていただいています。当院も一昨年は大学院で国際救援の研究に取り組んだSさんの研究資金の支援や院内看護研究の支援をいただきました。
私は議長をさせていただき、滞りなく終了し、ホッとして本社での会議を終えました。
≪富田局長、小森看護部長を囲んだ中部ブロックの副院長・看護部長たち≫
2014-04-01入社式
今年もたくさんの職員が新しく仲間に加わりました。
病院の桜も咲き始めました。
院長を囲んだ新人さんたちの顔も希望に満ち溢れていい表情でした。
やさしい看護師(助産師)になってください。
そして、患者さんからも仲間からも選ばれる人になってください。
2014-03-31松山の夜
3月28・29日とサクラ満開の松山に行きました。
松山赤十字病院に当院で行っているデイパートナー方式の紹介をするためです。
240名の看護職員の人たちが集まってくださり、質問もたくさんあって、盛りあがりました。
緊張した講義も終わり、夜は美味しいワインをいただきながら、松山赤十字病院のみなさんと語らい、食後は小椋看護部長さんに道後温泉公園へ夜桜見物に連れて行ってもらいました。
ライトアップされた公園は満開の夜桜を楽しむ人たちでいっぱい。
私も夜桜を満喫し、ホテルの薔薇がいっぱい浮いている温泉に入って・・・
・・・・・・・・・・おやすみなさい。
2014-03-10パス大会
当院でのクリニカルパスの取り組みは1998年から始まりました。
導入当時は紙カルテだったので、計画と記録をパスの中に組み入れ、効率性の良いものでした。2004年から電子パスに移行しました。
3月8日のパス大会では医師からプロセス指標とアウトカム指標の検証報告がありました。
各職種のスタッフからはその職種の立場からの関わりが報告されました。
患者さんを中心に多職種で関わっていることがよくわかりました。
パスは患者さんを中心にしたチーム医療の計画で、医療の標準化や業務の効率化、適切なコストへの対応、わかり易いICの道具など、パスは使い方次第でとても役立つツールだと思っています。
ただ、流されると、考えない人をつくる恐れがあります。
バリアンス入力をすることはアセスメントすることです。考えながら使いましょう。
2014-03-03QCサークル活動
当院ではQCストーリーにそって問題解決や課題達成に取り組んでいます。
その取り組みの発表会が3月1日にありました。参加者194名で、多職種の人たちが集まりました。
寸劇あり、動画あり、と工夫を凝らした発表会でした。
今年の金賞は集中治療室のうしろがみ! ひかれない!!チームでした。
現状分析がしっかりされていてわかり易い発表でした。
事務部のマンゴー世代チームはプレゼンがとても上手でした。みごと銅賞でした。
QC(Quality Control)はTQM(Total Quality Management)の一つの手法です。
発表のためではなく、改善のためのツールです。
管理をする人たちがこのマネジメントツールを使いこなせて指導できることが大切だと考えて、今年は看護師長、課長のための勉強会を企画してもらいました。
次回が楽しみです。
2014-02-24中部ブロック赤十字病院の会議
2月は中部ブロック赤十字医療施設の後期の会議が行われます。
2月7~8日は院長会議で、福井が当番病院でした。
冬の北陸ということで、天候が心配でしたが、7日はまれにみる青空でした。
その翌週は副院長会が伊勢が当番病院で計画されていました。
ところが、太平洋側の雪で名古屋から伊勢までの交通網が閉ざされてしまい、結局中止・・・途中で引き返す結果となりました。
そして、第3週が看護部長会でした。
開催地は長野県松本。
例年にない大雪で列車の運休が伝えられる中、前日の夕方まで開催するかどうかが決まりませんでした。
が、2月20日、福井駅から日の出を眺めながら、出発した私は時間通りに松本に到着することができ、まず、一安心。
そして、1年間の管理課題の発表をし、インフォーマルな情報交換もして、楽しく過ごすことができました。
安曇野赤十字病院、川西赤十字病院のみなさん、お世話になりました。
2014-02-12看護師長・係長研修
2月11日、建国記念の日。
立春が過ぎたとはいえ寒い冬の一日、院内にはインフルエンザが流行っていたこの日、師長と係長全員が集まって研修をしました。
普段じっくり話し合うことの困難な師長さんと係長さんこの日は「自分たちの部署をどんな部署にしたいのか」
めざす自部署のビジョンをじっくりと話し合ってもらいました。
私は笑顔と技でもって「やさしい看護」をして選ばれる部署になってほしいと話しました。
今、人事異動を考えながら、院内の職員から選ばれる部署になってほしいと思っています。
それが患者さんや家族、連携医の先生方、学生から選ばれる病院につながるのではないでしょうか。
研修は丸1日で疲れたけれど、得るものは大きかったと思います。
ご苦労様でした。
2014-02-03看護協会 新年会
福井県看護協会関係者の新年会がありました。
副知事さんや医師会、歯科医師会の副会長さんも来てくださり、約100名のにぎやかでなごやかな会でした。
副知事さんとははじめてお会いしましたが、うわさ通りダンディで気さくな方でした。
(副知事を囲んで)
赤十字病院のOBの人たちとも久しぶりに顔を合わせ、旧姓で呼び合いながら、おしゃべりに花が咲き、大好きなデザートのアイスクリームも溶けてしまうという状態でした。
嬉しかったのは、大学関係の先生方や医師会関係の先生方が、当院の連携や実習の受け入れを褒めてくださったことです。
最後は全員が輪になりいっちょらい節を踊って終わりました。
2014-01-31大堀相馬焼
作成技法は秘密で、数少ない陶匠の間でのみ受け継がれているという大堀相馬焼を
福島県浪江町「日赤なみえ保健室」のみなさんからいただきました。
今年の干支馬が焼かれていて、シンプルで上品なものです。
早速、お茶を・・・と言いたいのですが、もったいないので、しばらくは飾らせていただくことにします。
送ってくださった「なみえ保健室」のみなさん、そして中川直美さん、ありがとうございます。