2025-04-28院内実践リーダー看護師認定式
4月18日院内実践リーダー看護師の認定式が執り行われました。
院内実践リーダー看護師とは、中堅看護師が各専門分野でのスキルアップを図り、自分のキャリアを高める本院独自の教育プログラムの院内資格です。資格取得後は、各部署で看護ケアの実践リーダーの役割を担っていきます。
今回は『院内トリアージナース養成コース』の新規3名・更新5名、『認知症看護養成コース』の新規3名・更新2名、『がん化学療法看護』の更新2名の15名が認定を受けました。


例えば、認知症看護では、入院している認知症患者さんの症状をアセスメントし、環境を整えます。また、認知症ケアチームと協働してベッドサイドデイケアの推進者として活動していきます。
現場での実践リーダー看護師の活躍は、患者さんへの質の向上はもちろん、後輩たちの目指す姿となりチーム力がアップすることにも繋がると思います。皆さんのご活躍を期待しています。
kazu
2025-04-22認知症マフ使用の取り組み
2024年12月末から、1-8、2-7、3-3病棟で、「認知症マフ」を使った取り組みを初めました。マフというのは、毛糸で筒状に編んだ防寒具でイギリスなどで、感覚療法のひとつとして使われているものです。認知症の人の落ち着かない手を穏やかに暖かく保ち、触覚や視覚という感覚を用いたケアに活用されていることから「認知症マフ」として知られています。しきりに点滴を抜こうとする方、興奮して叫ぶ方、そわそわと落ち着かなかった方に使用していただき、笑顔が増え、穏やかに過ごされるようになっています。
当院では、院内ボランティアや、大野編み物を愛する会の方々が中心となって、「認知症マフ」を制作して下さっています。アクセサリーやニギニギボールにも様々な工夫があり、素敵なものをたくさん制作していただき、本当に感謝しています。辛い症状や慣れない入院環境の中、「認知症マフ」が、穏やかな療養生活の一助になるよう、取り組みを継続していきたいと考えています。
2025-04-18特定行為研修修了認定授与式
4月16日、特定行為研修修了証の授与式が執り行なわれました。
特定行為研修は、看護師がより高度な医療行為を行うための知識・技術を習得するもので、当院は7名の研修修了者が現場で活躍しています。今回授与された白崎看護師は、栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連の区分をすでに取得しており、さらに研修を積んで創傷管理関連を取得されました。
授与式では、院長から今後の抱負を聞かれ、床ずれ等の皮膚疾患の患者さんに寄り添いより専門的なケアを行っていきたいという意気込みを語られました。自信に満ち溢れていてとても素敵でした。より質の高い看護の提供を目指し、今後の現場での活躍を期待しています。
kazu
2025-04-16令和7年度 入社式
桜も色づいてきた4月1日、新しい仲間をお迎えしました。
看護師は新卒者36名と既卒者5名が入社しました。院長から歓迎の言葉をうけ、赤十字の職員となったことを実感し、期待と不安の中緊張した様子でした。
座学研修後は、白衣に着替えて記念撮影をしました。
皆さんとても素敵な笑顔ですね。4/15からはローテーション研修が始まっています。現場で一緒に働ける日を楽しみにお待ちしています。
kazu
2025-04-103-3・5病棟紹介
5病棟は、新型コロナ感染症に対応するため、一旦新型コロナ感染症患者さんを中心に受け入れてきましたが、2024年4月から結核患者さんの受け入れを再開し、1年が経とうとしています。
みなさん、結核ってもう日本ではかからない病気と思っていませんか? 世界でも日本でもまだ根絶できていない感染症です。日本では、高齢者と若い外国籍患者さんに二極化されています。令和5年の統計では、全国で1万96人、福井県では42人の新規結核患者さんがいました。県内では62%が60歳以上の方でした。高齢の方には典型的な症状が現れにくいといわれていますが、咳が2週間以上続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。早期発見・早期治療は本人の重症化を防ぐだけでなく、大切な家族や職場などへの感染拡大を防ぐためにも重要です。
外国籍の患者さんには通訳の方を交えての入院オリエンテーションや病状説明を行っています。またiPadの翻訳アプリを活用してコミュニケーションをとっています。外国籍の患者さんにも納得して治療を受けていただけるように工夫しています。
2025-04-082-6病棟「新しい看護体制の導入」
2024年は,4月に新しい看護方式をモデル病棟として導入, 10月には電子カルテ更新もあり,ようやく軌道に乗り始めています.今回は新看護方式(福井日赤看護方式)についてご紹介したいと思います.
今までの看護体制と異なる点は,病棟を3つの区画に分けて,患者さんを病室ごとに受け持つようになることです(図参照).そうすることで受け持ち患者さんは従来より少なくなり,記録やカンファレンスも担当区画内で行えるようになりました.
認知症やせん妄の患者さんが増えています.部屋単位での受け持ちは,部屋の近くや部屋の中で患者さんを見守ることもでき,動線の効率性は改善されました.
ひとりで動くことに不安を抱いたスタッフもいましたが,他のスタッフを探さなくても区画内に看護師がいるので,すぐに相談でき,一緒に観察ができる利点があります.患者さんのケアを廊下で検討する場面も多くなっている印象です.患者さんの求めることを素早く捉え,必要なことは何かを考えて実践ができているように思います.
では,この新しい看護体制の日々の様子を一部写真でご紹介します(写真).
新しい看護方式は,患者さんの安全性と看護業務の効率性,そして自律した看護師の育成も考えています。患者さんの近くに居る時間が多くなり、患者の変化や必要なケアに気付き、先取り看護をできるようにするというものです。先取り看護・近くで見守る看護ができることでナースコールが減り、ナースコールの対応に振り回される悪循環も減らせ、患者さんの安全も守れると期待しています。
新しい看護方式の良さを発揮できるように,課題を見つけては見直しを行いながら,病棟一丸となって、日々の看護ケアの充実に努めたいと思います。
2025-04-03感染管理室の取り組み紹介
こんにちは、感染管理室です。
私たちは、患者さんや職員の皆さんを感染から守るために、日々活動を行っています。
感染対策というと、消毒剤の使用や、マスク・手袋の着用といったイメージが強いかもしれませんが、職員の皆さんを針刺し事故から守ることも重要な感染対策の一つです。安全装置付きの器材の導入、器材の安全な使用方法の周知など対策は色々ありますが、針などの鋭利器材を安全に、すぐに捨てることができる環境を整えることも必要です。
今年度は針捨て用ボックスの見直しを行い、針をすぐに廃棄できるように、トレイと針捨て用ボックスをセットで持っていける物を導入しました。
針刺し事故から職員の皆さんを守っていくために、これからも活動を継続していきたいと思います。
2025-04-032-5病棟 目標管理活動の紹介
こんにちは。2-5病棟での今年度の目標管理活動の紹介をします。
2-5病棟は、眼科・耳鼻科・歯科・皮膚科・形成外科などの混合病棟です。
病棟の特徴は、クリニカルパス適応率90%前後で回転率が高く、手術の患者さんが多い病棟になります。しかし、合併症を併発した高齢者の入院患者さんも多くなり、疾患による治療の安静期間の間にADLが低下し、退院が延長することが多くなっていました。そこで、介助が必要な患者さんの入院前の状態を把握し、早期のリハビリ開始を意識し日中の活動を促すために、ADL目標を明確にして日々継続した看護が出来るよう対策を考えました。

※シート
ベットサイドにシート(※)を掲示し、担当看護師と担当リハビリスタッフがADLに関する目標や継続するケア内容を記載します。毎日の担当者は、継続して日中行うケア内容を確認し実施します。状態が変化すれば修正していきます。
目標に沿って、ポータブルトイレへの移乗介助・見守りや食事介助を行い、車椅子乗車時間を増やせるようにします。現段階の患者さんの状態をリハビリスタッフと情報交換しながら関わります。
看護師は、交代制勤務のため、勤務開始時は患者さんの状態をカルテ等で把握しています。今回の取り組みでベットサイドの表示をすることは、より分かりやすく患者さんの状態と目標が確認できます。また、患者さんとも目標を共有することも出来ます。患者さん1人ひとりに合わせた看護ケアが日々実践できるよう、多職種と協働しこの活動を今後も継続していきたいと思います。
2025-04-03入退院支援センター
入退院支援センター(以下センターとします)です。
センターでは、入院の決まった患者さん一人ひとりに個別に対応しています。


(※)入院に必要な説明
入院に必要な説明(※)を行います。患者さんは、入院前の検査や診察を受けた後センターで説明を受けるので、来院から帰宅まで長い時間かかってしまう場合があります。
私たちは、患者さんに快適にセンターを利用して頂きたく業務改善に取り組みました。
【改善点】
-
- 検査・外来診察日とセンター説明日を別の日にする事前予約制を薦める
- センター説明日設定のルール作成
・入院予定日の2週間前
・手術などで事前に中止しなければならない内服薬がある場合は、内服を中止する時期
上記のルールを外来スタッフに説明し協力をお願いしました。
取り組みの結果、午後の混雑が緩和され、患者さんをお待たせすることなく支援が開始できるようになりました。更に、センターを利用してくださる患者さんが増えました。
そして、なにより中止薬の中止忘れによる事故の予防になり、患者さんが安全に入院・手術を受けられることにつながっています。
今後も患者さんが、安心して入院生活が送れるよう支援していきたいと考えています。
2025-04-02ICU紹介
こんにちはICUです。
ICUでは、毎朝ベッドサイドカンファレンスを行っています。
主治医、麻酔科医師、看護師、理学療法士・作業療法士、薬剤師が集まり、患者さんの治療経過、今の病状やリハビリ状況、看護ケアの内容などを情報共有しています。多職種で情報共有し治療の方向性を統一することでチーム医療がより円滑に行われています。
また、早期リハビリ、早期栄養にも取り組み、多職種で専門職の意見を共有し連携することで患者さんに最も適した良質な治療を提供できるようにしています。
重症な患者さんの回復にリハビリ、栄養管理は欠かせません。人工呼吸器装着中の患者さんでもベッド上での呼吸リハビリ、離床、早期栄養を積極的に行っています。
多職種が関わり、情報を共有し連携を図りながら協力することで多方面の専門的な立場から患者さんの回復へのサポートができます。私たちはこれからも患者さんのQOLを尊重し、早期回復と苦痛緩和にチーム一丸となって取り組んでいきます。
2025-03-11医療安全推進室の取り組み紹介
医療安全推進室の取り組み紹介
医療安全推進室
入院中の転倒・転落は骨折などの大きなケガにつながる可能性があり、私達は、さまざまな対策をとっています。
今回紹介するのは、「衝撃吸収マット」です。このマットは、転倒・転落が起こった際、その衝撃を緩和することで、損傷を最小限にとどめることが可能な製品です。
患者さんが入院してきたとき、転倒転落の危険性のアセスメントを行い、マットの使用が望ましい患者さんのベッドサイドや、トイレまでの通路に使用しています。現時点では試用段階ですが、患者さんにとって安全な療養環境の提供に努めていきたいと思います。
2025-03-10第25回 福井赤十字病院QCサークル活動発表会
第25回 福井赤十字病院QCサークル活動発表会
2025年3月8日、第25回QC大会が開催されました。今年度は各病棟、地域医療連携課、
医事第一課、看護助手連絡委員会と、全9チームがエントリーしました。
銀賞受賞された入退院支援センターの発表では、小松副院長から鋭い質問がなされ、会場と白熱したやり取りが行われました。
QC初エントリーの看護助手連絡会(看護助手パワー)が、
金賞と院長特別賞をダブル受賞されました。
医療安全管理担当の山崎副院長からもQC継続のお言葉お頂き、看護助手チームのモチベーションは高まりました。
笑顔の授賞式です。一年間の業務改善活動に取り組まれた皆様、おめでとうございました。
さらなる、医療の質改善のために、QC活動を継続していきましょう。
2025-02-13看護部ブログ 2-4病棟
2-4病棟は、主に産婦人科、乳腺外科の患者さんと、産科の患者さんのケアをしている院内唯一のレディース病棟です。年間分娩数は約280件で、看護師・助産師が協働して妊産褥婦と新生児のケアを行っています。今回は、助産学専攻の実習施設として、学生を受け入れていることをご紹介します。

【助産学専攻学生が行った褥婦さんへの「指導」の様子】
産婦さんが分娩で入院されたら、病棟スタッフが助産学生に指導を行いながら一緒に経過をみます。助産学生は、陣痛を乗り越えている産婦さんに寄り添い、リラックスできるよう呼吸法で誘導します。

【褥婦さんへの「沐浴指導」の様子】
分娩となったら、安全、安楽に分娩できるように助産学生と一緒に介助し赤ちゃんをとりあげます。元気な赤ちゃんの泣き声を聞けた時は、緊張の中でもホッとすると同時に喜びを感じる瞬間です。
今年度実習された助産学生さんの感想を聞いてみました。
🌸どの助産師さんも、学生の「こうしたい」という思いに添ってアドバイスくださるので、主体的に実習を進めることができ、学びが大きかった。
🌸赤ちゃんの心音が下がるなどの素早い対応が必要なときは、即座に対応下さり、母子の安全を守りつつ実習ができる様、全力でサポートしてくださっていることが伝わり心強かった。
🌸分娩介助や指導に対する振り返りの場を必ず持って下さり、時間を割いて丁寧にアドバイス頂けたので、多方面からの視点で学ぶことができた。
🌸助産師に対して、最初はぼんやりしていたイメージが、何人もの助産師さんに指導を受け、「私ならこうする」といった熱意とポリシーを持った助言に触れ、理想の助産師像見がえてきた。
無事実習を終えた助産学専攻の学生の方が、多くのことを学ばれたことが分かり、2-4病棟一同大変うれしく思います。実習指導をとおして、私たちスタッフも日々研鑽をしながらがんばっていきたいです。
2025-01-30訪問看護ステーション紹介
R6年12月16日、福井赤十字病院在宅症例検討会に参加し、訪問看護の事例を提供しました。今回は、見える事例検討会(緩和ケア版)の手法を用いて、かかわりの困難と感じているところを明らかにし課題解決に向けて話し合いました。
「見える事例検討会」の手法とは、実際に今起こっている事例について、事例提供者にインタビュー形式で聞き出した情報を独自のマインドマップに描き、多職種の参加者からの質問に基づいて情報を集めることで、状況や課題を見える化します。そして、参加者それぞれの視点からの意見をまとめて考えアクションプランを決定していく方法です。
実際に事例提供したスタッフは、多職種を前に話をすることや質問に答えていくことに、緊張していましたが、新たな視点に気づくことができたと感想を述べており、ケアの方向性を見出すことができました。
今回のように、多職種の意見をいただける機会を逃さず、訪問看護師として成長できるように努めたいと思います。
2024-12-25福井赤十字病院キャリア開発ラダー授与式
2024年12月20日、福井赤十字病院キャリア開発ラダー、前期承認式が開催されました。今回は看護師 31名(実践者ラダーⅠ:18名、ラダーⅡ:9名、ラダーⅢ:3名、管理者ラ
ダーⅠ:1名)が、小松院長より承認を受けました。
キャリア開発ラダーは、赤十字施設の看護職(保健師、助産師、看護師)が段階的に看護実践能力を向上させ、それを組織が承認していく赤十字病院共通の継続教育のシステムです。 看護師一人ひとりのキャリアに応じた課題を行い、評価会でその実践力が認められるとラダーが認定されます。
本日キャリア開発ラダーを認定された看護職の皆さん、おめでとうございます。これから更に上の段階を目指して一緒に頑張りましょう。
今年度より看護助手キャリア開発ラダーが開始されました。看護助手キャリア開発ラダーとは、「①医療に従事する者としての仕事への取り組む能力、②赤十字に関すること③看護助手業務実践能力」の3つの領域に対して、看護助手が業務実施に必要な能力を段階的に表したものです。
承認式では、本院初の看護助手ラダー取得者5名(看護助手ラダーⅠ:1名、ラダーⅡ3名、ラダーⅢ1名)が、院長より賞状とラダー取得を表した(★マーク)資格認定シールが授与されました。(名札に貼付することができます)
これからも、よりよい看護が提供できるように、看護チームとして一緒に頑張っていきましょう。
本日は、おめでとうございました。
2024-12-24福井赤十字病院 100周年記念カウンドダウン開始
地域の皆様とともに、100周年を迎えられますように、職員一同、楽しい企画を準備しております。記念行事の予定が決まりましたら、お知らせしていきたいと思います。
2024-12-23お誕生日おめでとう
こんにちは!1-4病棟・BCです。
私たちの病棟は小児と成人の混合病棟で、ベビーセンターも併設しています。小児科では、小さな頃から病気と共に成長し、懸命に治療を受けられている方がいます。今回のブログでは、11月に20歳の誕生日を迎えた患者さんの「お誕生日会」の様子をご紹介します。
記念すべき20歳の誕生日ということもあり、病棟をあげてお祝いすることにしました。担当看護師が小児科医師・病棟師長・病棟スタッフ(看護師や保育士・看護補助者)の協力を得ながら準備しました。患者さんのご家族さんにもお誕生日会に向けて準備をしてくださいました。お化粧をしたり髪型を整えたりして大人の女性に変身しました。
当日は、こんなにたくさんの人たちが患者さんを囲んで、★Happy Birthday To You★を歌いました。みんなからの「おめでとう!!」の声が飛び交っていました。
2024-12-05大野「編み物を愛する会」よりクリスマスの寄付届く
大野市の編み物愛好家でつくる「編み物を愛する会」の方が、12月5日に今年で3回目のクリスマスプレゼントを持って、訪問してくださいました。
2024-11-20第25回フォーラム 「医療の改善活動」全国大会in岐阜
11月15.16日、岐阜県において、第25回フォーラム「医療の改善活動」全国大会が開催されました。
当院からは、MSMリンクナース会、2の5病棟、看護係長会の3題が発表に臨みました。
結果は、係長会の「おかえりなさい」グループが優秀賞を受賞することが出来ました。
本当におめでとうございます。この発表は、看護師が働きやすい職場を目指すために、業務移行時間の明確化、リーダーによる業務調整、日勤・夜勤区別のための色違いのスクラブ導入等様々な対策を実施した結果、時間外の業務を改善することが出来た活動です。丁寧な分析をして対策を実施した効果が出ました。
久しぶりに大会に参加させて頂いた感想は、発表される方々が楽しそうに生き生きしているなということです。QCサークルは「第一線の職場で働く人々が継続的に製品・サービス・仕事などの質の管理・改善を行う小グループ」とされています。だからこそ、単発の発表に終わらずに、再度PDCAサイクルを廻すことが必要であり、継続した活動を行うことが、さらなる改善活動に繋がるということを改めて感じました。
毎日忙しい日々ですが、その中で継続して改善活動を行うことの大切さを改めて感じた2日間でした。参加された皆さま、おつかれさまでした。
JUN

駅前で、信長様がお出迎え

フォーラム会場前

参加者で記念写真
2024-11-15「じょっぱり」上映会
11月13日講堂で、映画「じょっぱり」の上映会が行われました。約50名の看護師が参加し、楽しい時間を過ごしました。
「じょっぱり」とは津軽弁の一つで、「意地っ張り、頑固者」と言う意味です。この映画は、戦中戦後の激動期に保健と看護に尽力し、「青森のナイチンゲール」と評された実在の人物・花田ミキ(1913~2006)の生涯を描いたものです。花田ミキさんは、従軍看護婦として3回招集され、20代のほとんどを戦場で過ごしました。多くの兵隊の死、治療をして動けるようになるとまた戦場に送られてしまう矛盾に「命を阻むものはすべて悪」との考えに至り、生涯にわたりその思いを実践に移しました。
花田ミキさんは、ポリオワクチンのない時代に、八戸赤十字病院で看護師としてポリオ集団感染の対応に取り組みました。また、青森県は、全国でも乳児死亡率が高く、経済問題をはじめ地域の保健衛生上の課題が多い地域でした。当時の知事の協力を得ながら、保健衛生状況の改善にも取り組みました。
参加者たちは、「保健と看護」生涯をささげた花田ミキさんの生き方に、感動しておりました。