2023-03-28就職説明会ブログ
3月11日と18日に『福井赤十字病院看護職 就職説明会』を開催しました。
対面とWEBで80人近い方が参加してくださいました。
新人研修や福利厚生についての説明、先輩ナースと回る院内見学ツアー、交流会などを行いました。
最初は緊張していた参加者のみなさんも説明会が終了するころには、写真のように明るい笑顔になっていました。
皆さんと一緒に働ける日が待ち遠しいです。
看護職就職説明会は5月にも開催を予定しています。4月に入りましたら、ホームページでご案内しますので、当院に興味のある方は、是非参加してみてくださいね。
※写真は参加した皆さんの了承を得て掲載しております。
2023-03-17中央手術室ブログ
こんにちは、中央手術室です。
手術室では外来手術を含め、毎月約500件の手術が行われています。
今回は最先端手術支援ロボット「ダビンチ」手術について紹介します。
2016年に最新型の手術支援ロボット「ダビンチXi」が手術室にやってきました。前立腺手術以降、現在に至るまでに腎臓、膀胱、胃、直腸と手術適応が広がり、今年度は膵臓、肝臓の術式が新たに実施されています。
ロボットといっても、勝手に機械が動いてくれるわけではなく、十分な技術を習得された医師が執刀医としてロボット本体を動かしています。大きな本体ですが、3本の鉗子の先端は非常にしなやかな動きで、細かな血管や組織剥離などの処理を行うことができます。そのため、開腹手術と比べて出血量が少なく、傷も小さいため術後の痛みが少ないなど、患者さんにとってメリットが大きくなりました。
私たち手術室看護師は、患者さんが安心して安全に手術を受けていただくことができるよう、術前より患者さんの状態を観察・評価し、手術の準備を整えていきます。今後もチームで円滑なコミュニテーションをとり、主治医、麻酔科医、臨床工学技師とも協働し、新たな術式導入にも備えていきたいと思います!
2023-03-14ICUブログ
こんにちは、ICUです。
当院は脳死下、心停止下の臓器提供を行うことが出来る病院です。
福井県内で最も最近行われた臓器移植は、2016年に当院で行われました。
私たち医療者は、臓器提供の意思がある方の思いをつなげる必要があります。
また、臓器移植について説明し、家族内で十分に考えていただくように支援することや、
移植まで円滑に進むように調整を行う役割があります。
当院には臓器移植院内コーディネーターが7名おり、普及啓発活動と体制整備を行っています。
脳死判定が行われる場合、ICUの個室を使用して実施します。
昨年11月に研修室で、脳死下臓器移植シミュレーションをおこないました。
医師、看護師、検査技師が集まり「脳死判定の手順」に沿って実施していきました。
関連部署スタッフの見学者も集まりました。
終了後は疑問点などを話し合いました。
参加・見学したスタッフからは「なかなか遭遇しない場面なので参加出来てよかった」という意見が聞けました。
臓器移植の思いをつなげるため、今後も啓発活動や体制を整えていきたいと思っています。
2023-02-09入退院支援センターブログ
こんにちは!今年ももう2月。もう雪は降らないでほしいと願う日々です。
入退院支援センターは、令和元年に開設し、4年が経過しました。入退院支援センターでは、予定入院される患者さんの基本情報や生活環境、退院後の療養場所などをお伺いし、事務員、看護師、栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーなどの多職種で、情報を共有し入院前から退院に向けた支援をおこなっています。
今年度は新たに入院前多職種カンファレンスを行っています。患者さんが自宅に退院するにあたりお困りになると思われることを入院前から様々な職種が集まって検討しています。このカンファレンスについて3つのポイントを説明します。
ポイント1
入院前に開催するということです。入院前から問題点を話し合い、退院支援を開始することで、スムーズな
退院を目指します。
ポイント2
多職種という点です。看護師だけではなく、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが参加し、それぞれの専門的な立場からの意見を出し合います。
実際に開催したカンファレンスでは、公認心理師が参加した事例もありました。今後は必要に応じてリハビリスタッフ、認定看護師などにも相談していきたいと考えています。
ポイント3
外来、入院病棟、地域へ、診療と看護を継続するという点です。実際の事例では、話し合いの内容を病棟に継続し、病棟では入院時からすぐにカンファレンス内容を実践することで、退院までに内服薬を一人で管理が出来るようになり、介護サービスの利用をすることなくスムーズに自宅に退院することができました。そして自宅でもご家族の協力を得ながら、一人で内服薬を服用することが出来ています。
このようにいろいろな職種で話し合ったことを継続することで、スムーズな退院支援を行うことが出来ています。これからも入退院支援センターや地域医療連携室では、いろいろな職種でチームを組み、患者さんや御家族が安心して自宅へ退院し、安心して自宅で生活できるよう支援します。
在宅療養で心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。
2023-01-262-6病棟ブログ
こんにちは、2-6(呼吸器内科・呼吸器外科)病棟です。
当病棟は、酸素投与が必要な方や、治療でステロイド剤・免疫抑制剤などを使用している人も多く入院しています。
そのため、新型コロナウイルス感染症のリスクも高く、常に感染対策に気を配って働いています。
今からの季節、乾燥や寒さで体調を崩しやすくもなるので、手洗い・うがい…と、私たちもより一層、体調管理・感染予防に注意していきたいと思います!
さて、話は変わりますが、皆さんは「気管支鏡」という検査を聞いたことがあるでしょうか。
気管支鏡は、口から気管支に胃カメラのようなカメラ(ファイバースコープ)を入れて、直接病巣の観察を行う、細胞をとる、などとても大事な検査・治療となります。
肺がんやその他の病気の診断としての検査だけではなく、当院では重症気管支喘息に対する「気管支サーモプラスティ」という最先端の治療も行っています。
医師は「咳ゼロ気管支鏡」をモットーとして、苦痛の少ない検査を心がけています。
看護師は、この検査・治療を受ける方に対して、検査前・後はもちろんのこと、検査中も「安全・安心・安楽」に行えるよう、看護支援を行っています。
初めての検査で不安や心配を抱く方、検査場所をみてドキドキが強くなる方もいます。
そのため、看護師は検査前から終了後まで、どう言葉をかけるとよいのか、何を観察すれば良いのか…、と考えて看護できるように学習をしています。
とくに、卒後3年目や異動してきた看護師には、実際に気管支鏡検査介助を通して学習できるように、教育を計画
しています。
看護師教育を計画的におこなうようになり、部署には気管支鏡の検査介助ができる専門的な知識・技術を持った看護師が増えてきました。
2023-01-242-7病棟ブログ
こんにちは、2-7病棟です。2-7病棟は整形外科の患者さんが主に入院されています。本病棟では退院前訪問を行っており、そのことについてお伝えしていきます。
退院前訪問指導は『地域医療支援病院として、地域の在宅療養診療への貢献と患者家族が安全に安心できる在宅療養支援を目的に、看護師、リハビリスタッフ等が自宅へ退院前訪問を実施する』ことです。平成30年度から開始となり退院前訪問を行っていましたが、新型コロナウィルス感染症の流行により訪問ができなくなっていました。しかし今年度から訪問を再開しました。今回大腿骨頚部骨折で人工骨頭置換術を受けた患者さんが自宅退院となり、退院前訪問を行いました。その時の様子を紹介します(^^)/
まずは道路から自宅玄関までの歩行状態、段差の昇降の確認です。その後室内での歩行状態、入浴動作やトイレ動作、ベッドへの移動動作の注意点を確認しました。また自宅で歩行する場所に不要な物は置かない、風呂場では滑り防止用具を置く等、患者さんとご家族と一緒に確認していきました。
実際に生活する場での退院指導は、患者さんや家族にとって退院後の不安の軽減に繋がります。また患者さんやご家族が退院後の生活をイメージでき、万全な準備をして自宅に戻ることができます。
まだまだ限られた条件の中での訪問ですが2-7病棟では必要な患者さんには退院前訪問を行う準備を整えています。
ご希望の方は病棟看護師にお気軽に声をかけてください。
※写真は、患者さんの同意を得て掲載しております
2023-01-24看護業務の効率化“幸せふくいへの挑戦事例”アワード2022 表彰式
1月21日福井県看護協会で、“幸せふくいへの挑戦事例”アワード表彰式があり、当院2-4病棟が受賞しました!
看護業務の効率化“幸せふくいへの挑戦事例”アワードは、看護業務の効率化を図るための職場での取り組みに対し表彰されるものです。
2-4病棟では、「周産期のメンタルヘルス支援体制」というテーマで、産後うつ自己評価表を活用したセルフチェックや、「ママサポート外来」を開設し公認心理師との面談実施など、周産期メンタルヘルスの新たな取り組みを行いました。助産師であり、係長でもある皿澤さんを中心に、医師や公認心理師とも協力して妊産婦さんに優しい取り組みを行ったことが、タスクシフト、多職種連携部門で高く評価されました。
表彰式には、真鍋看護部長、西川副部長、2-4病棟深尾師長もかけつけて、喜びを分かち合いました。おめでとうございます。
2023-01-182-8病棟ブログ
皆さん、コロナ禍3年目の2022年は、どのように過ごされましたか?
第8波の影響がありますが、スタッフみんなで協力し合いながら、なんとか感染の波を乗り越えたいと思っています。そのような中、福井県立大学看護福祉学部看護学科の藤田祐子先生にご指導いただきながら、看護研究をまとめあげました。今回は、この看護研究の紹介をします。
2-8病棟は、消化器センターとして主に消化器外科疾患の患者さんを受け入れています。消化器外科といえば、周術期の印象が強いですが、化学療法や緩和医療を受ける患者さんの入退院も多いです。特に終末期のがん患者さんは身体的・精神的・社会的に苦痛があり、全人的なアプローチが必要で、看護師は使命感をもち、患者さんと向き合っています。
しかし、時には患者さんの思いを叶えたいと思いながらも、治療や社会的背景の影響を受け、なかなか希望を叶えられずジレンマを抱える事もあります。
近年、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)と盛んに言われるようになりましたが、常日頃、患者さんが望む医療ケアについて話し合い、意思決定をしていく過程の支援がとても重要となります。そのなかでも、患者さんが人生の最期をどのように過ごすかの療養場所の選択をテーマに、看護師が患者さんと関わる際に、どのような思いがあるのかを明らかにするために病棟スタッフにインタビューをし、「終末期がん患者の療養場所選択に関わる一般病棟看護師が抱える思いの様相」としてまとめました。
日々の業務で忙しいなか、業務と並行して論文をまとめあげたスタッフは、本当によく頑張ったと思います。
この研究をさらなるきっかけとして、質の高い看護サービスが提供できるよう取り組んでいきたいです。
2022-12-23キャンドルサービス
キャンドルサービス
12月23日に毎年恒例のキャンドルサービスを行いました。
このキャンドルサービスは、昭和32年より行われている当院の伝統行事の一つです。
最初は、看護師と看護学生で行われていましたが、現在は職員であれば誰でも参加できるようになり、リハビリスタッフや事務員など様々な職種が参加しています。
そして、コロナ禍でもキャンドルサービスを行いたいという思いから、昨年からは歌を歌わずに音楽をかけて各部署を回っています。
患者さんの一日も早い回復を祈るこの行事を、その時々で工夫しながらこれからも続けていきたいと思います。
2022-12-21医療支援課ブログ
こんにちは。医療支援課 患者支援係です。
正面玄関から入ると右側に相談窓口があります。
受診科相談や、医療安全に関する相談、入院中や療養生活での不安やご心配、ご要望などあらゆる相談に対応しております。
相談窓口の周りはこんな風になっています。
コロナが猛威を振るっていた頃、患者さんからいただいたアマビエの木目込み人形です。
「アマビエ」とは日本に古くから伝わる疫病封じの妖怪です。
このアマビエの木目人形が、コロナ収束目指して力を貸してくれています。
どうぞお気軽にご相談ください。
2022-12-142-5病棟ブログ
2-5病棟は、眼科・耳鼻科・皮膚科・歯科・形成外科の混合病棟です。
今回は歯科のことについてお話します。
「オーラルフレイル」という言葉をよく耳にするようになったと思いますが、どのようなことかわかりますか?口の機能が衰えることを「オーラルフレイル」といいます。年を取ると誰もが、筋力や認知機能の低下を来しますが、「オーラルフレイル」は筋力などの身体機能の低下より先にくると言われています。
オーラルフレイルが起こると次のようなことが起こってきます。
他にも、口腔機能低下により、食事以外にも会話に支障をきたすと、人と会うことが億劫になったり、外出や外食をしなくなったりして、社会とのつながりも減少してきます。そうすると、認知機能の低下や、さらには寝たきり状態のリスクも高くなります。
予防としては、口の中を清潔にする事(歯磨き)が大切です。今は電動歯ブラシや歯磨き粉など色々な種類のものが販売されています。ご自分に合ったものを選んで歯磨きをすることや、定期的に歯科受診をして、口腔内の状態をチェックしてもらうことも必要です。
オーラルフレイルを予防して、いつまでも自分の「歯」でおいしいものを食べて健康でいたいですね。
2022-12-083の3(5)病棟 QCサークル優秀賞!!
11月19日に行われた第23回フォーラム「医療の改善活動」で3の3(5)病棟のQCサークルチームが優秀賞を受賞しました。
QC(Quality Control)サークルとは第一線の職場で働くスタッフが、継続的に業務改善や患者サービス、医療安全などの医療の質の管理・改善を行う活動をいいます。
今回の演題名は、「コロナ対応病棟としての使命を果たす~感染周期ごとにPDCAサイクルを廻し、院内感染対策を遵守しながら患者に寄り添う~」です。
認知症のある高齢者や外国人、妊産婦など多様なコロナ感染患者に対し、窓越し面会やiPadを活用したレクリエーション、外国人用パンフレットによる生活指導、助産師による産後ケアなど、一人ひとりに合わせたよりよい看護のために行ってきた3年間の活動を発表しました。
優秀賞として表彰され、3の3(5)病棟の皆さんは、これまで苦労が報われたと喜んでいました。本当に良かったですね。
2022-12-081-8病棟ブログ
こんにちは。1-8病棟です。
気が付けばもう12月…2022年も残すところ1ヶ月となりました。日に日に秋が深まり、紅葉や野山が色鮮やかになってまいりました。1-8病棟は最上階に位置し、北陸新幹線の高架から足羽の山々など眺望の利く素晴らしい環境にあります。
1-8病棟は消化器センター病棟として、全ての消化器疾患を抱えた患者さんが入院される病棟で、内視鏡治療や血管内カテーテル治療、化学療法など様々な治療を行っています。
患者さんに安全で質の高い看護を提供するため、全スタッフが日々勉強に励んでおります。
そして先日、当病棟スタッフが「化学療法を受ける患者の副作用に対する日常のセルフケアと看護師の役割」をテーマに、千葉県で開催された第53回日本看護学会学術集会にて研究発表をしました!
化学療法は、治療効果がある一方、副作用に悩まされるケースもあります。副作用を少しでもコントロールして治療を継続していくため、薬の力だけではなく、患者さんご自身の持てる力にも目を向け、活かしていくことも看護の大切な役割だと考えます。
そして、外来看護師や医療ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士など様々な職種の協力も欠かせません。
これからも、スタッフ皆で協働し、患者さんが安全に安心して、そして安楽に治療が受けられるよう努めていきたいと思います。
2022-11-111-7病棟
こんにちは、1-7病棟です。
マスク生活も日常の一つになった昨今、日が暮れるのも早くなり朝晩の気温差に冬の到来を感じる今日この頃です。マスクをしていると、患者さんから看護師さん皆同じ顔に見えると言われますが患者さんと接するときにはマスク着用しながらも笑顔を絶やさないようにしています。
1-7病棟は、主に血液疾患、糖尿病の患者さんが多く入院する病棟です。抗がん剤治療による副作用の影響で輸血が必要な患者さんが多いのが特徴です。病棟で扱う輸血治療が一番多い病棟といっても過言ではありません。そこで、今回はあまり聞いたことがないと思われる臨床輸血看護師についての紹介をしたいと思います。
1-7病棟では、臨床輸血看護師が中心になって病棟スタッフや新人看護師の輸血治療に関する教育を行い、病棟で行われる輸血治療を支えています。より専門的で正確な知識と技術を持って患者さんの輸血治療を行うために、専門的資格を持った臨床輸血看護師の存在は病棟の大きな財産です。
輸血治療の際は、献血してくださった方の思いを大切にし、
検査技師、医師、看護師などが一丸となって準備から患者さんへの投与までを行っています。患者さんの療養生活を支えるために、これからも日々自己研鑽に努め、やさしい看護が提供できるようにチームワークを大切にしていきたいと思います。
がん化学療法看護認定看護師のS.Oがお伝えしました。
※写真は、患者さんの同意を得て掲載しています。
2022-11-092-4病棟 ブログ
~コロナ禍での当院のお産と立ち会い出産再開について~
こんにちは、2-4病棟です。今回はコロナ禍での当院のお産についてのご紹介と、立ち会い分娩再開のお知らせをしたいと思います。
出産は産婦さんにとってもご家族にとっても一大イベントです。コロナが流行してから、立ち会い分娩を控えて頂いていましたが、産婦さんとご家族のご希望にできる限り添いたいという思いから、立ち会い分娩を再開することになりました。
(但し、一定期間の健康観察や同意書が必要にはなります。)
ご家族で一緒に出産を乗り切る姿や、嬉しそうな様子を見る事ができ、私達のやりがいにもなっています。
また、産婦さんがコロナに感染してしまった場合には、助産師が、入院されている病棟に出向いて、おっぱいのケアや搾乳のお手伝いをしたり、赤ちゃんと会えない期間は、ベビーセンターからスカイフォンで面会ができるようにしたりするなど、少しでも安心してもらいたいという思いで日々取り組んでいます。
これからも感染対策を行いつつ、赤ちゃんとご家族の絆を大切にしながら、安心して入院生活を送って頂けるようサポートしていきたいと思います。
※写真は患者さんの同意を得て、掲載しています。
2022-10-271-5病棟ブログ
こんにちは。1-5病棟です。1-5病棟は脳外科や神経内科疾患の患者さんが入院される病棟です。
今回は、「パーキンソン病のための教育入院」についての紹介を行います。
パーキンソン病の治療は、外来通院が主ですが、「もう少し動きをよくしたい」「将来どうなっていくか不安、もう少し病気のことを知りたい」とお考えの患者さんもいらっしゃると思います。患者さんやご家族と一緒に、内服、リハビリ、環境調整など工夫することで、できるだけ元気に過ごしていただきたいと考えています。
そこで、今年2月神経内科と病棟スタッフが、パーキンソン病で外来通院中の患者さんを対象に、短期間の教育入院プログラムを作成しました。
10日間の教育入院では、医師・看護師・リハビリ・薬剤師・栄養士・相談員の専門スタッフが病気の理解とご自身にあった運動習慣やお薬の適切な飲み方などをサポートいたします。リハビリ・薬・栄養の専門家と直接相談できる良い場となっています。
また、「パーキンソン病のための教育入院」をより良いものにしていくため、毎月1回多職種でミーティングを行っています。各職種の具体的介入や改善点などについて意見交換を行い、必要時適宜教育入院プログラムの見直しなどをしています。
パーキンソン病患者さんの体と心に寄り添いながらお手伝いさせていただきます。
2022-09-15医療安全推進室ブログ
こんにちは、医療安全推進室です。
当院では医療安全管理者として、看護師長が1名配属されています。
「医療安全」は『患者さんの安全を確保し、安全で安心、質の良い医療を提供する』ため、病院のすべての部署に関連する重要なことと考えて日々奮闘しています。
患者さんに対して安全な医療を提供できるよう医療安全推進室メンバーと話し合い、問題点の改善やシステム変更などの提案を行っています。
新しく、R4年度からは「医療安全リスクマネージャー会議」を組織し、全診療科・全部署に医療安全にかかわる活動の核となるリスクマネージャー(RM)を1名任命しました。
それにより、自部署のインシデント・アクシデントレポートの内容分析や再発防止のためのスタッフ指導、医療安全推進室や安全管理員会での決定事項の周知などがきめ細やかに
できる体制が整いました。
RMとしての意識を高く持てるようにRMさんの印としてピンバッジを作成し名札に付けて貰っています。
ピンバッチ
このピンバッジは、オリジナルのデザインです。
「ナナカマド」をモチーフにしています。
花言葉は安全/慎重/私はあなたを守るです。
医療安全リスクマネージャーにはぴったりの素敵なバッチになったととっても満足しています。
総勢54名のリスクマネージャーさんが、院内、あらゆる部署に居て協力して頂くことが
できるようになりとても心強いです。これからも協力して職員すべてが「患者さんの安全を守る」ことを考え、連携し病院全体で安全に取り組んでいけるよう頑張ります!!
医療安全管理者とリスクマネージャーの医師
バッジを身に着けたところを撮影しようと思ったのですが、ほぼ分からない写真になってしまいました。
医療安全推進室 医療安全管理者 S
2022-09-061-6病棟 ブログ
こんにちは!1-6病棟です。
もう9月、今年もあと4か月弱…早いものです。
初秋とは名ばかり、厳しい残暑が続いていますね。
新型コロナウイルス第7波は依然として猛威を振るい、
医療逼迫のニュースを聞かない日はありません。
1-6病棟は、循環器科病棟として心臓カテーテル検査治療
(以下、心カテ)を担っています。
いかなる状況でも心カテを行うというミッションがあります。
私達は、新型コロナウイルス第1波の時から、どうすれば
コロナ陽性患者さんの心カテができるのか考えてきました。
当初は3病棟血管造影室で実施することを想定し、
マニュアル作成やシミュレーションを行いました。
しかし、現実的ではない部分が多々あり、心カテ室での実施に
向けての準備を行いました。
循環器科医師が中心となり、看護師、放射線技師、臨床工学技士で協力し、
新たなマニュアル作成、シミュレーションを行いました。
感染管理認定看護師の指導も受け、それは現実的なものになっていきました。
そして先日、新型コロナ陽性患者さん1人目の心カテを行い、
無事に治療ができました。
実際に行うことで、修正や検討が必要な部分が明確化しました。
私達は厳しい状況の中でも、協力し合えるチームです!
患者さんを救うために日々奮闘し続けます。
スタッフ一丸となり、この危機的状況を乗り越えていきたいと思っています!
頑張るスタッフをそっと見守るY.Tがお伝えしました。
2022-09-061-4病棟 ブログ
1-4病棟は、小児と成人の混合病棟です。病棟の他にベビーセンターと小児科外来も担当しています。
今回は、ベビーセンターを退院されるときに行っている【育児支援入院】についてご紹介します。
赤ちゃんの子育ては四六時中目が離せず、言葉でのコミュニケーションがとれないため、育児に不慣れなお母さんには不安がつきものです。そこで、赤ちゃんの退院前に1-4病棟で、お母さんが赤ちゃんの世話を行いながら生活できる機会を設け、医師・看護師が支援を行っています。また、核家族や、出産の高齢化が進むなか、お父さんやその家族の協力が必要となります。そのため、ベビーセンター入院中よりコロナ禍でも、感染対策をして親子の絆が途切れないよう面会を実施しています。
支援内容
・授乳方法
・赤ちゃんの沐浴やスキンケアなどの育児技術
・お母さんの健康面や産後の生活のアドバイス
・育児相談
・助産師による乳房ケア
・沐浴指導
「育児が楽しい♪」と感じられるよう、支援しています。
※写真は患者さんの同意を得て使用しています。
2022-08-15南越前町における救護活動
記録的な大雨で被災した南越前町に8月6日から救護班が出動しています。
活動内容は今庄診療所の診療応援です。診療所の医師や看護師の方々と共に診療所での診察や訪問診療を行っています。酷暑の中、ぬかるんだ道を歩き訪問診療を行うのは大変ですが、被災された住民の方々の不安を少しでも軽くできたらと診療所スタッフと赤十字救護班が一丸となって頑張っています。