看護部ブログ

2023-10-242023年度石崎賞受賞!!

第24回日本認知症ケア学会大会において、当院の看護師 堀拓也さんが石崎賞を受賞しました。石﨑賞とは、日本認知症ケア学会大会において優秀な演題発表をした者に対し贈られる賞です。選考は発表内容に関する独創性・有用性・発展性を評価し、2023年は200演題の中から19演題に対して授与されました。

 

演題名は「離床センサーを使用している認知症高齢者に対する看護師の行動と思い~急性期病院感染症病棟の夜勤帯に焦点をあてて~」です。

堀さんに研究論文に取り組もうと思った動機と論文内容について聞いてみました。

 

『身体拘束に代わる手段、転倒を防ぐ機械として、離床センサーが広く医療現場に浸透しています。その一方で、離床センサーが鳴ると、ついつい患者さんの動きを制止する言葉かけが行われるなど、その使用に伴い倫理的な問題があるのではないかと考えるようになりました。また離床センサーは、身体拘束と異なり、設置しても患者に身体的な害がないため、倫理的問題として表面化しにくい特徴があることが分かりました。普段見逃されやすい離床センサーに伴う倫理的課題を再考する一助となればと思います。』

 

堀さんの研究を活かして、認知症の方に対して、よりいっそう一人ひとりを大切にした優しい看護を行いたいですね。

堀さん、受賞おめでとうございます。

yu-san

     

2023-10-181の5病棟ブログ

1の5病棟は多職種協働で患者さんの療養をサポートしています。今回はその一環を担う頼もしいスタッフを紹介します。

3名の看護助手さんと3名のイブニングエイドさんです。

 

看護助手さんは、朝の配膳から環境整備・棟外への患者さんの搬送や清潔ケアを行いながら、患者さんのケアや病棟運営に関する提案をしてくれます。

   

🌙イブニングエイドさんは患者さんの夕方から入眠までの看護ケアのサポートをしてくれます。

夜間のケアに困らないように物品の補充やせん妄状態の患者さんに寄り添っています。

朗らかに患者さんに寄り添ってくれる看護助手さんとイブニングエイドさん。せん妄を起こす患者さんもすっかり顔を覚えて話し易いようです。

 

 

いろんなスタッフが力を合わせて、患者さんが少しでも安全・安楽な医療・ケアを受けられるように、北陸一の脳卒中センターのスタッフとしてこれからも皆で邁進していきます。

 

  

2023-10-16がん診療センターブログ

がん診療センターは、看護師が、医師や多職種と、また、病棟や外来の他部門と連携しております。

今年度は、「院内外への積極的な広報により、経営に貢献する」を部署目標の一つに掲げております。院内事務局と連携した今年度の活動をご紹介しましょう。

 

【地域体育祭での広報活動】

5月21日

当院周辺地区のみのり地区体育祭へ出向き、パネル展示や冊子配布を行いました。救護テントの一角を利用し、思わず競技に見入ってしまいましたが、きちんと活動もしました。

 

【市民公開講座】

 9月3日

コロナ禍でここ数年は、リモート開催となっていましたが、現地での対面とリモートの両方での開催となりました。

聴講の皆様は、待ちに待ったという様子で、講義や体操を熱心に聞き入ったり実演したりしてくださいました。

 

 

 

 

【がん征圧月間】

9月はがん征圧月間です。

エントランスホールで、がんと予防についての正しい知識を深めるための啓蒙活動としてパンフレット展示をしました。

また、「リレーフォーライフジャパンふくい2023」で使用する患者さんや職員手作りのルミナリエや手形フラッグも展示しました。

 

 

 

【リレーフォーライフ】

10月7日

サバイバー・遺族の方々とのお話、様々な活動の紹介、講演会・ダンス・歌等のステージがあり、盛り上がりました。日が落ち、ルミナリエの明かりが灯ると幻想的でとても心が癒されました。

がん診療センターでは、引き続き、少しでもがんを知っていただく機会を提供させていただき、「心と体にやさしいがん治療」をめざし、活動してまいります。

2023-10-112-7病棟ブログ

こんにちは。2-7病棟(整形外科)です。 今回は、“ベッドサイドデイケア”について紹介します。

 

新型コロナウイルス感染症の流行を機に、これまで行っていた院内デイケアが回数や参加人数を制限して開催しないといけない状況になってしまいました。そこで、患者さんの療養環境で、病状や苦痛に合わせ好きな活動を組みこむことで、孤独や不安を軽減し穏やかに入院生活を送っていただけるようにベッドサイドデイケアに取り組んでいます。

 

特に、整形外科病棟は、高齢者の骨折患者の入院が多く、7割の方が65歳以上です。

何もすることがないと、日々のリハビリと食事や排泄以外はベッド上で過ごす方も少なくなく、活動性が低下し、2次的に身体機能が低下してしまいます。また高齢になればなるほど認知症のリスクも増えます。せん妄といって、痛みや苦痛、感染など身体の問題で起こる脳機能異常による精神症状が出現することも増加するので、その予防のために、夜間の睡眠確保と日中の活動の工夫をし、昼夜のメリハリをつけることができるように働きかけています。

                                                                                  

 

造花の生け花、塗り絵、写経、広告を使った折箱作り、院内図書館の本を読む、新聞を読むなど、リハビリスタッフからの認知機能アセスメントを参考にしながら患者さんに合わせた過ごし方のご提案を行っています。苦痛の多い入院生活ですが、ほっとできるひと時を提供できるようにしたいと考えています。  

  

 

2023-09-14衆議院議員の先生方が訪問

9月12日 衆議院議員のあべ俊子先生と稲田朋美先生が来院され、師長・係長たちと意見交換をしました。

子育て世代だけでなくあらゆる世代の看護師が生き生きと働けるための方策や、ACPについて、看護師のイメージアップなど、様々な質問に対し先生方はとても熱く応えて下さいました。

先生方のパワフルな様子から私たちも頑張ろう!!と元気をもらいました。 

Yu-san

   

 

 

 

2023-09-12感染管理室ブログ

こんにちは、感染管理室です。

今年度4月より、新たな室員の医師を迎え、看護師・薬剤師・臨床検査技師・事務の総勢8名で構成されており、感染管理室の専従として、感染管理認定看護師1名が配属されております。

私たちは、福井赤十字病院におけるすべての感染症の院内外あるいは国内外における感染防止対策を積極的に推進しており、当院の基本方針のひとつである、『安全と質を向上させ、優しい医療を行います』をモットーに、組織的に感染対策に取り組んでおります。

 

私たちの手を介して感染を拡げてしまうことを防ぐために、看護職には毎年、蛍光塗料とブラックライトを用いた手指衛生の手技確認を行っています。今年度はコメディカル部門でも同様な活動を展開し、正しく実践できるように教育しております。先日、検査部で手指衛生についての研修会を行い、蛍光塗料で塗り残しや洗い残しを確認すると、「いつもやっていることなのに、全然出来ていなかった」という発言も聞かれ、目で見て分かる方法で実演を行うことは効果的だと実感しております。

【手指衛生の実演場面】

 

また、令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症へ変更となりましたが、ウイルス自体の感染力に変化はありません。

私たち医療従事者は、今後も感染対策をきっちり行っていき、感染拡大防止に努めていきたいと思います。

2023-09-11消化器センターブログ

 こんにちは、消化器センターです。

 私たち消化器センターはこれまで、主に1-8病棟では消化器内科、2-8病棟では消化器外科の患者さんを担当していましたが、今年度からは消化器センターとして両病棟が協力し合い、消化器疾患で入院される患者さんの受け入れを行っています。消化器センターとして、2つの病棟が今まで以上に専門性を高め、安心・安全な看護が提供できるよう、「内視鏡的治療」や「外科的治療」の勉強会を開き、スタッフみんなで知識・技術を高め合っています。

 

4月は、消化器外科:池野医師より、

「手術後にお腹に挿入されているドレーンを含めた術後の看護」について

6月は、消化器外科:平崎医師より

「大腸癌の手術・術後の看護・化学療法」について

7月は、消化器内科:松永医師より

「食道・胃・大腸の内視鏡的治療(ESD)の看護」について

の勉強会を開催し、お互いに意見交換などを行い、看護を深めることができました。

 

   勉強会の一部風景をご紹介します        

 

勉強会を通して、内視鏡検査後や術後の管理では、患者さんのそばで看護している看護師だからこそ些細な変化に気づき、対応していくことが大切だとわかりました。だからこそ、消化管疾患の患者さんが安心して治療が受けられるよう、知識・技術を深め、日々経験を積んで消化器外科・内科のエキスパートとなれるように、スタッフみんなで学び合い、専門性の高い看護ができるよう努力していきたいと思います。

2023-09-08インターンシップ

8月21日、23日、28日にインターンシップを開催しました。

県内外の看護師教育機関から計42名の看護学生の皆さんが参加してくださいました。

病院説明のあと、各部署に分かれて当院の看護師とともに看護体験をしていただきました。看護師と一緒に実際に看護を体験することで、当院の現場の雰囲気を感じることができたと思います。

午後からは、4~5人のグループに分かれて主任看護師を交えて、質疑・応答の時間を設けました。「部署の良いところはどんなところですか?」や「どうしてこの病院を選んだのですか?」など、様々な質問に主任看護師もドキドキしながら答えていました。どのグループも話が尽きない様子でした。

小松院長や真鍋副院長からのあいさつもあり、皆様を歓迎する当院の熱い想いが伝わったのではないかと思います。

是非、赤十字病院に来てください! 職員一同、お待ちしております。

 

  

2023-08-28一日看護体験

8月3日と10日に県内の高校生を対象に一日看護体験を実施しました。

この一日看護体験は「看護の心」普及事業の一環として、看護協会が主催で行われている行事です。

今年も二日間で45名の高校生が参加してくださいました。皆さん白衣を着た姿はナースそのもので、とてもよく似合っていました。

各病棟で看護体験を終えて戻ってきた表情はとてもキラキラと輝いていて、充実した体験だったことが伺えました。参加した学生の方からは、「看護師の仕事は大変だと思った」や「やりがいのある仕事だと思った」などの感想が聞かれました。この体験を機会に看護に興味を持っていただけたらうれしいです。

yu-san

  

  

2023-07-14新人研修修了式と多職種合同研修

7月10日に令和5年4月に入職した新人看護師34名が新人研修を修了し、晴れて一人の看護師としてそれぞれの部署に配属されました。

名前を呼ばれ返事をする一人ひとりの表情は3か月前より頼もしく見え、看護師として成長しているのを感じうれしく思いました。

午後からは4月に入職した医師やリハビリスタッフ、事務員などの多職種も加わりみんなでグループワークをしました。最初は遠慮や緊張が見られましたが、後半になると話し合いにも熱が入り椅子から立ち上がってみんなで一生懸命話し合う様子が見られました。

『どのような医療人なりたいか』というグループワークでは、「患者さんからも医療従事者からも信頼される医療人になりたい」というグループが多く、早く一人前の医療人として貢献したいという意欲が伝わってきました。そして、「患者さんの事を一番に考える」という意見も聞かれ、若い力で患者さん中心のチーム医療がさらに推進されることを期待します。

同期の仲間と考えた「なりたい姿」を大事にして、これから一緒に頑張っていきましょう。

                                    Yu-san

       

  

 

2023-07-14ようこそ、福井赤十字病院へ

7月10日、鯖江高校2年生6名が、探究活動の一環として「医療と福祉」に関する取材に来訪されました。質問内容として、「看護師として大切にしていることは何ですか。」「医療や看護を取り巻く現状や課題にはどのようなものがありますか。」等がありました。

対応した5年目のU看護師やS係長は、「患者さん一人ひとりを大切にすることを意識しています。」「患者さんの訴えに耳を傾け、自分が行う看護に責任をもって対応するようにしています。」と丁寧に答えていました。課題については、少子高齢化に伴う生産年齢の減少による医師・看護師不足についての話題が挙がりました。

話し合いは終始和やかで、私たちも元気パワーをもらいました。最後にヘリポート見学をしてもらいましたが、その時が学生さん達一番はじけてました!お疲れ様でした。

是非素晴らしい発表をして下さいね。                     Jun

 

      取材風景         ヘリポート見学

2023-07-13“はっぴーデイケア”を再開しました 

当院では、2018年から高齢者ケアとして院内デイケア(はっぴーデイケアといいます)をはじめましたが、コロナ禍において休止を余儀なくされていました。しかし、この度、コロナウイルス感染症が5類に移行されたのを機に5月8日からはっぴーデイケアを各病棟で行う形に変更し、再開しました。

デイケアは、認知症看護の院内実践リーダー看護師が担当し活動しています。

患者さんにとっては、入院は大きな環境の変化となります。そのような中、せん妄予防、認知症症状悪化予防を目的に、人と人のつながりを大切に、楽しく過ごせる時間を作りたいと考えています。

 

現在は、特定の病棟で月1回程度の開催です。デイケアを行う際には、デイケアグッズを収納したワゴンを作り、アクティビティーに活用しています。ワゴンには、ラジカセ、CD、かるた、折り紙、コップ、回想法に使用できるグッズなどを整備し、いろいろな出し物ができます。

 

 

参加した患者さん、スタッフからは「楽しかった。」「リフレッシュできた。」「気持ちが楽になった。」などの声が聞かれ、担当する私たちも「また頑張ろう。」という思いになります。

現在、参加人数を制限して開催していますが、今後は感染状況を見ながら、開催日を拡大していきたいと考えています。

2023-07-13健診センターブログ

健診センターです。4月より、新たな医師1名、看護師2名が配属されました。

今年は6月の少し早い時期に、急変対応訓練を行いました。

当センターは縦に長ぁ~い構造になっています。

そのため、何か“こと”が起こったときに、大声を出さないと人を集めることが難しい構造です😔

①        ② 

「どうかされましたか?」                  「大丈夫ですか?血圧を測りますね」

傍を離れず、「看護師を呼んできてください!」 

 

③         ④ 

「急変でーーーす!」と声を出し、人を集めます         事務「AEDつけました!」

                               背板を入れるのも忘れません                                

 

⑤             ⑥ 

                               最後はみんなで意見交換

看護師「胸骨圧迫します!」           

事務「ナースの手が足りないので、記録しますね」          

 

訓練をする前は、「シナリオありますか?」との声もありました😓が。

シナリオなんて、一切ございません。急変は突如やってくるのですから。。。

でも、安心してください!訓練はとってもうまくいきました。

 

事務は、普段触れることのないストレッチャーをすいすい動かし、新しく配属された看護師は、大声で指示を出し、みんなで一丸となり、役割分担して動くことができました👍😊

そしてなんと、この一週間後に、急変事案が起きまして。。。(汗)

訓練の大切さをつくづく感じた次第でございます。はい。

もちろん!安全第一!!

まずは、健診者の方が安全に健診を受けることができるよう、問診も、検査中も、細心の配慮をしております。どうぞご安心してお越しください。

それでは、当院健診センターのご利用を、心よりお待ちしております🙇


                              

 

2023-07-042-6病棟ブログ

こんにちは、2-6(呼吸器内科・呼吸器外科)病棟です。

今回は昨年に取り組んだQCサークル活動の一部をご紹介します。

 

QCサークル活動では患者さんに安全な看護を届けるために「術後患者の安全な離床の定着化」をテーマにリハビリスタッフと一緒に取り組みました。

 

当病棟では肺の手術を受ける患者さんが頻繁に入院され、手術翌日にはリハビリが始まります。

翌日にもう動くのか!と思うかもしれませんが、手術後になるべく早くベッドから離れること(早期離床)のメリットには以下のようなことが言われています。

  • 全身の血流がよくなることで術創の早期回復に繋がる
  • 体を起こすことで呼吸状態が改善される
  • 下肢のポンプ機能を促進することで、深部静脈血栓症の予防にもなる   などです。

リハビリスタッフと看護師がタイムリーに情報共有できるようにしたことで、今までよりも患者さんの離床安全に、かつ苦痛が少ないようにチーム医療で行われるようになりました。

また、離床基準を作成したことで、経験が少ない看護師にとっては、ベテラン看護師の判断を「見える化」することに繋がり、個々の経験値の差を少なくできたと思います。

 

写真は、作成した基準を使って術後の患者さんが初めて離床しようとしている場面です。

 

これからも術後の患者さんの安全・安楽な療養生活をサポートするために、多職種の医療チームでよりよい方法を考えていきたいと思います。

2023-06-12フィンドレー大学施設見学

6月5日、福井県立大学の学術交流で来福された、アメリカのフィンドレー大学の大学院医師助手学科院生4名と看護学部学生2名が当院に病院見学に来られました。

まずは、小松院長からの挨拶、病院概要説明がありました。なんと流暢な英語!

すばらしいプレゼンの後は、救急外来、1の6病棟、SCU、手術室等の見学をして頂きました。アメリカに留学経験のあるT看護師には、病棟案内を英語でして頂きました。「医療英語の説明は難しかったですが、勉強をし直すよい経験となりました。」との感想。

見学された学生さんが、積極的に質問や意見交換する姿が印象的でした。救急外来では、医療安全の6R確認はアメリカの病院でも同じだと話したり、転倒・転落の危険度の表示に興味をもってくれたりと、医療安全のリスクは世界共通なんだと改めて感じました。

又、このような機会があるといいですね。(とても英語は話せませんが・・)

Jun

  

 

2023-05-231-7病棟ブログ

こんにちは、1-7病棟です

木々の緑が日に日に濃さを増し、自宅の庭のシャクヤクが咲きほこり春の風を感じる今日この頃です。シャクヤクの花言葉は「はにかみ」「謙虚」「恥じらい」などがあるようです。

日々関わる全ての人に対して、シャクヤクの花言葉の一つである

「謙虚」を大切にしたいと思っています。

 

 

 

5月は日本赤十字社の創立記念であり「赤十字運動月間」です。

日頃、目にする赤十字マークの配色や意味について、改めて調べてみました。赤十字マークの配色は、赤十字の創設者アンリー・デュナンの祖国であるスイスに敬意を表して、スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっているようです。

赤十字マークは、戦争や紛争などで傷ついた人びとと、その人たちを救護する軍の衛生部隊や赤十字の救護員・施設等を保護するためのマークです。紛争地域等で「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないと国際法や国内法で厳格に定められています。つまり、赤十字マークは、いざという時にわれわれ国民一人ひとりを守るマークです。

また5月12日は、白衣の天使と言われたフローレンス・ナイチンゲール生誕記念日です。

1の7病棟では、赤十字運動月間として、朝の申し送りの時間に看護について語る活動を行っています。

赤十字の基本原則についての本に目を通して、赤十字の7原則の中から原則を一つ取り上げて自分の看護観を言葉で伝えています。自分の看護観を同僚に知ってもらうことの大切さや、他のスタッフの看護観を知り日々の看護について考える機会に繋がっていると思います。スタッフの看護観を聞き、スタッフの成長を感じることも多く、嬉しく頼もしい気持ちになり私自身も日々の看護について改めて考える機会となっています。

        

2023-05-16救護員任命式

こんにちは!教育推進室です。

5月9日 日本赤十字社福井県支部において「救護員としての赤十字看護師任命式」が行われました。

日本赤十字社では100年以上にわたり救護員としての赤十字看護師を養成しています。

赤十字科目・救急法の履修と赤十字施設での3年間の実務経験を以って、登録任命に至ります。

 

今年任命されたのは19名の看護師です。おめでとうございます!

これからは、平時でも有事でも、赤十字の理念である「人道」にもとづき、目の前の苦しんでいる人々に寄り添える救護員として活躍されることを期待しています。

   

2023-05-15またまたうれしいニュースがありました!

この度、真鍋副院長兼看護部長が知事表彰を受賞しました。

知事表彰は、公共の福祉増進に功労のあった方、その他広く県民の模範となるべき方を表彰して、その功績をたたえることを目的としています。真鍋副院長兼看護部長の長年に渡る看護の功績が認められました。

 

真鍋副院長は、福井県看護協会の理事として協会の運営をはじめ、県内各施設の看護管理者育成にも尽力してきました。また、当院では感染管理認定看護師として、コロナ感染症における診療体制や感染患者受け入れ調整などコロナウィルス対応全般に渡り指揮をとってきました。

 

5月13日に福井市のハピテラスで開かれた表彰式で中村副知事より表彰状を受け取りました。長年頑張ってこられた真鍋副院長の受賞は、共に働く私たちにとって大変うれしいです。

yu-san

                

2023-05-15ナイチンゲール生誕記念1分間スピーチ

5月12日は、近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ「看護の日」と制定されています。

 

当院では看護の日の記念事業の一環として、1分間スピーチを1958年(昭和33年)から行っており、今年で65回目を迎えます。

今年も各部署の看護師が患者さんや家族との看護にまつわる様々なエピソードを語り、看護への熱い思いが伝わってきました。この1分間スピーチを聞くと、改めて看護師を目指した頃の思いに立ち返り、看護のすばらしさに触れることができます。

フローレンス・ナイチンゲールの生誕から203年が経ちますが、看護への思いは繋がっていきます。                                                              

yu-san

2023-05-10うれしいニュースがありました!

この度、瑞宝単光章・看護業務功労を当院の内田智美元副院長兼看護部長が受章されました。

内田元副院長は、当院で41年間キャリアを積まれ、看護の発展に大きく貢献されました。

赤十字病院が力を入れている災害医療においても、看護師として当院初のDMAT隊員の資格を取り、2007年能登半島地震や2011年東日本大震災で救護活動をしています。

退職前の2年間は、コロナ対応に追われる毎日でした。コロナウィルス感染患者により良い看護を行うための体制を整え、わたしたち看護職員の身体的・精神的負担にも配慮してくださいました。これまでの功績が認められた今回の叙勲は、後輩のわたしたちにとって大変誇らしく、励みになります。

 

内田副院長は、厳しい判断を迫られる業務の中にあっても、周囲を和ませるかわいらしい笑顔がとても魅力的です。県庁で行われた授章式のあと、看護部にもご挨拶に来てくださいました。勲章を胸に、晴れやかでかわいらしい笑顔が見られたうれしいひと時でした。

                                    Yu-san