看護部ブログ

2014-05-29セミナー:HOSPITAL INNOVATION 2014

日本看護協会ビルJNAホールで、5月24日にセミナーがあり、私も当院で行っているデイ・パートナー方式の話をさせてもらいました。

募集数100名のところ、212名の申し込みがあり、会場はいっぱいで、圧倒されました。

講演というガラでもないので緊張もしました。

そのせいかどうか、

CT検査を受ける羽目になりました。

2014-05-222014看護の日

『2014看護の日』記念大会が福井県看護協会会館で行われました。

長期にわたり、福井県の看護の向上に貢献した看護職10名に知事表彰が贈られました。

当院の小畑日出美副部長も受賞しました。

会館内ではお茶室や喫茶コーナー、お子様楽しみコーナーを設け、それぞれに楽しんでいる様子でした。

4階では、はやおき亭貞九郎氏の落語がありました。

本職はパン屋さんだそうですが、病気のことをよくご存知でびっくり!

大いに笑わせてもらいました。

企画、準備の事業委員の方、協力員の方、お疲れ様でした。

 

2014-05-16もっとクロス!赤十字フェスティバル2014

5月8日は赤十字の生みの親アンリ・ジュナンの生誕日です。

そして12日はナイチンゲールの誕生日。

例年この時期には私たち自身が『赤十字の精神』と『看護のこころ』を振り返り、地域の方たちにも知っていただきたいとイベントを行っています。

その一つとして、看護学生の皆さんにも病院見学会を兼ねて、赤十字のお話をさせていただきました。

県内外からたくさんの学生が集まってくれました。

私は赤十字について語り、相模係長は自分の救護の経験を熱く語りました。

その気持ちが届いたでしょうか?

 

講堂では市民公開講座が開かれ大盛況でした。

屋外会場ではアトラクションを楽しみました。

2014-05-02本社での会議に出席しました。

今年も恒例の全国の赤十字病院看護部長会が本社でありました。

同じ時期、東京にはオバマ大統領が来日されていて、コインロッカーは封鎖され、ゴミ箱は取り除かれている状態でした。

東京タワーは星条旗の色にライトアップされていました。

私たちは23日は中部ブロックの審議事項についてまとめ、24日は本社会議。新たに就任された副院長3名、新看護部長21名の紹介がありました。その夕方は懇親会。

25日は看護部長会総会でした。各ブロックの報告や病院の取り組みの紹介。福井赤十字病院のデイパートナー方式についても報告しました。

夕方から、看護師同方会。同方会からはキャリアアップの支援や研究等の資金援助をしていただいています。当院も一昨年は大学院で国際救援の研究に取り組んだSさんの研究資金の支援や院内看護研究の支援をいただきました。

私は議長をさせていただき、滞りなく終了し、ホッとして本社での会議を終えました。


≪富田局長、小森看護部長を囲んだ中部ブロックの副院長・看護部長たち≫

2014-04-01入社式

今年もたくさんの職員が新しく仲間に加わりました。

病院の桜も咲き始めました。

院長を囲んだ新人さんたちの顔も希望に満ち溢れていい表情でした。

やさしい看護師(助産師)になってください。

そして、患者さんからも仲間からも選ばれる人になってください。

 

2014-03-31松山の夜

3月28・29日とサクラ満開の松山に行きました。

松山赤十字病院に当院で行っているデイパートナー方式の紹介をするためです。

240名の看護職員の人たちが集まってくださり、質問もたくさんあって、盛りあがりました。

緊張した講義も終わり、夜は美味しいワインをいただきながら、松山赤十字病院のみなさんと語らい、食後は小椋看護部長さんに道後温泉公園へ夜桜見物に連れて行ってもらいました。

ライトアップされた公園は満開の夜桜を楽しむ人たちでいっぱい。

私も夜桜を満喫し、ホテルの薔薇がいっぱい浮いている温泉に入って・・・

・・・・・・・・・・おやすみなさい。

  

2014-03-10パス大会

当院でのクリニカルパスの取り組みは1998年から始まりました。

導入当時は紙カルテだったので、計画と記録をパスの中に組み入れ、効率性の良いものでした。2004年から電子パスに移行しました。

3月8日のパス大会では医師からプロセス指標とアウトカム指標の検証報告がありました。

各職種のスタッフからはその職種の立場からの関わりが報告されました。

患者さんを中心に多職種で関わっていることがよくわかりました。

パスは患者さんを中心にしたチーム医療の計画で、医療の標準化や業務の効率化、適切なコストへの対応、わかり易いICの道具など、パスは使い方次第でとても役立つツールだと思っています。

ただ、流されると、考えない人をつくる恐れがあります。

バリアンス入力をすることはアセスメントすることです。考えながら使いましょう。

2014-03-03QCサークル活動

当院ではQCストーリーにそって問題解決や課題達成に取り組んでいます。

その取り組みの発表会が3月1日にありました。参加者194名で、多職種の人たちが集まりました。

寸劇あり、動画あり、と工夫を凝らした発表会でした。

今年の金賞は集中治療室のうしろがみ! ひかれない!!チームでした。

現状分析がしっかりされていてわかり易い発表でした。


事務部のマンゴー世代チームはプレゼンがとても上手でした。みごと銅賞でした。

QC(Quality Control)はTQM(Total Quality Management)の一つの手法です。

発表のためではなく、改善のためのツールです。

管理をする人たちがこのマネジメントツールを使いこなせて指導できることが大切だと考えて、今年は看護師長、課長のための勉強会を企画してもらいました。

次回が楽しみです。

2014-02-24中部ブロック赤十字病院の会議

2月は中部ブロック赤十字医療施設の後期の会議が行われます。

2月7~8日は院長会議で、福井が当番病院でした。

冬の北陸ということで、天候が心配でしたが、7日はまれにみる青空でした。

その翌週は副院長会が伊勢が当番病院で計画されていました。

ところが、太平洋側の雪で名古屋から伊勢までの交通網が閉ざされてしまい、結局中止・・・途中で引き返す結果となりました。

そして、第3週が看護部長会でした。

開催地は長野県松本。

例年にない大雪で列車の運休が伝えられる中、前日の夕方まで開催するかどうかが決まりませんでした。

が、2月20日、福井駅から日の出を眺めながら、出発した私は時間通りに松本に到着することができ、まず、一安心。

そして、1年間の管理課題の発表をし、インフォーマルな情報交換もして、楽しく過ごすことができました。

安曇野赤十字病院、川西赤十字病院のみなさん、お世話になりました。

2014-02-12看護師長・係長研修

2月11日、建国記念の日。

立春が過ぎたとはいえ寒い冬の一日、院内にはインフルエンザが流行っていたこの日、師長と係長全員が集まって研修をしました。

普段じっくり話し合うことの困難な師長さんと係長さんこの日は「自分たちの部署をどんな部署にしたいのか」

めざす自部署のビジョンをじっくりと話し合ってもらいました。

私は笑顔と技でもって「やさしい看護」をして選ばれる部署になってほしいと話しました。

今、人事異動を考えながら、院内の職員から選ばれる部署になってほしいと思っています。

それが患者さんや家族、連携医の先生方、学生から選ばれる病院につながるのではないでしょうか。

研修は丸1日で疲れたけれど、得るものは大きかったと思います。

ご苦労様でした。

 

2014-02-03看護協会 新年会

福井県看護協会関係者の新年会がありました。

副知事さんや医師会、歯科医師会の副会長さんも来てくださり、約100名のにぎやかでなごやかな会でした。

副知事さんとははじめてお会いしましたが、うわさ通りダンディで気さくな方でした。


(副知事を囲んで)

赤十字病院のOBの人たちとも久しぶりに顔を合わせ、旧姓で呼び合いながら、おしゃべりに花が咲き、大好きなデザートのアイスクリームも溶けてしまうという状態でした。

嬉しかったのは、大学関係の先生方や医師会関係の先生方が、当院の連携や実習の受け入れを褒めてくださったことです。

最後は全員が輪になりいっちょらい節を踊って終わりました。

2014-01-31大堀相馬焼

作成技法は秘密で、数少ない陶匠の間でのみ受け継がれているという大堀相馬焼を

福島県浪江町「日赤なみえ保健室」のみなさんからいただきました。

今年の干支馬が焼かれていて、シンプルで上品なものです。

早速、お茶を・・・と言いたいのですが、もったいないので、しばらくは飾らせていただくことにします。

送ってくださった「なみえ保健室」のみなさん、そして中川直美さん、ありがとうございます。

2014-01-20第48回看護研究学会

感激しました。とてもいい学会でした。

発表はテーマや視点のよかったし、まとめ方もわかり易くてとてもよかった。

発表態度もすばらしかった!

主旨がわかりにくいことを小難しく発表するのではなく、明快な発表だったし、患者さんに役立つ発表だと思いました。

質疑応答もポジティブで、やさしさや温かさが感じられて、思わず笑顔になれる雰囲気でした。

院長先生、廣瀬副院長、森阪事務部長さんも来てくださって、質問や意見をいただき、和やかなムードでした。

研究学会が成功裏に終わり、本当によかったです。

『縁の下の力持ち』の教育委員のみなさんご苦労様でした。

2014-01-08仕事始め

1月6日は仕事始め。

12月31日と1月4日の午前中に外来診察がありましたが、暦のうえでは年末年始9日間の長い連休でした。

6日の朝に、年賀式があり、院長から年頭の挨拶がありました。

今年の勤務スローガンは「イノベーション」・・・・『変革』です。

医療法改正案が審議される中、4月には診療報酬の改定があり、病院の再整備計画が本格的に動き出す平成26年。

・・・うま年・・・

「働きやすい病院」「患者さんから愛される病院」を目指して、さらに改善し、「変革」していきたいと思います。

11月には「医療の改善活動」フォーラム全国大会in福井があります。

2013-12-25クリスマスプレゼント

手作り小物を添えて届けてくれた1冊の本『こころが軽くなるノート』(友達の友達である精神科医が書いた本です)

風邪で落ち込んでいた私は、本の内容とそれを届けてくれた友達の気持ちで元気になりました。

イブの日

クラブハリエのバームクーヘンを素敵なサンタさんが届けてくれました。

「うわぁ~。クラブハリエだ!」と食べ物には目がない看護部メンバーは届いたバームクーヘンと届けてくれた素敵なサンタさんに感激、そして感謝して美味しくいただきました。

 

2013-12-24キャンドルサービス

恒例になったキャンドルサービス。

昭和31年から始めたキャンドルサービスが今年も20日に、職員230名が参加して行われました。

会議で遅れた私はキャンドルの明かりと歌声を頼りにカメラを持って病棟へ。

暗い廊下を照らすキャンドルの灯

・・ナイチンゲールもこのようにキャンドルを手に傷病兵を見回ったのだろう・・と約160年前のクリミア戦争にそんな思いをはせながら、撮った写真は真っ暗だったり、ボケボケだったり・・腕が悪いのか、カメラが悪いのか・・。

広報担当者の撮影した写真をもらいました。さすが、Aさん。バッチリです。

 

2013-12-20「感情労働」燃え尽きないで

上記タイトルの新聞記事を読みました。

『感情労働』は、『肉体労働』、『頭脳労働』に次ぐ第3の労働形態として、アメリカの社会学者アーリー・ホックシールドさんが提唱した概念で、看護職は高度な感情労働を必要とする職業の代表格であると言われています。

・・・感情労働は、肉体や頭脳だけでなく「感情の抑制や忍耐などが絶対的に必要」である労働を意味し、人間の感情に労働の負荷が大きく作用する。感情労働に従事する者は、たとえ相手の一方的な誤解や失念、無知、無礼、怒りや気分、理不尽かつ非常識、非礼な要求であっても、常に礼儀正しく明朗快活にふるまい、相手の言い分をじっくり聴き、的確な対応、処理、サービスを提供する・・。

そんな感情労働は燃え尽きやすい。

感情労働の研究者 武井麻子先生(日本赤十字看護大学教授)は、「燃え尽きてしまわないようにするには弱音も嫌な体験も率直に話すこと、『自分だけではない』と実感することや『わかってもらえた』と思えることが大切」と言われています。「話し合える時間があること」、「分かり合える仲間」がいることが大事かなと思います。

「わかってくれる人がいる」「わかってもらえたと思える」ことは頑張る力をくれます。それには、まず、話すこと。そして、聴く(聞くではない)ことから・・。

2013-11-29デイパートナー方式

福井赤十字病院では2011年から看護方式にパートナー制を取り入れてきました。

目的(期待していること)は

 一つ目は お互いが協力することで業務の効率化が図れること

 二つ目は タイムリーに確認作業ができて、医療安全につながること

 三つ目は OJTができ、お互いの学びになること

です。

今回、「看護主任業務」の11・12月号と「看護管理」の12月号で、デイパートナー方式を紹介することができました。

新人看護師や勤務交代で不慣れな看護師も安心して働けるシステムだと思います。お互いがパートナーとして信頼し合い、もっともっと「やさしい看護」ができるようになったらいいなと思います。

2013-11-27草津温泉に行ってきました

・・・・草津 よいとこ 一度はおいで

 ア ドッコイショ

 お湯の中にも コーリャ 花が咲くヨ

 チョイナ チョイナ

 お医者様でも 草津の湯でも

 ア ドッコイショ

 惚れた病は  コーリャ  治りゃせぬヨ

 チョイナ チョイナ・・・・

と歌われている草津温泉に行って来ました。

『くさい水』が『草津』になったとのことで、地元の人たちは「くさづ」というそうです。

自宅を出たのは朝の8時、草津温泉に着いたのは18時30分。なんでそんなに遅くなったか?いろいろトラブルがあって・・・。

草津に着いて、湯畑前で写真を撮っていたら、おじさんに「そんなとこで撮っても、煙ばっかしか映らんよ。下から撮らにゃ」と言われ、確かにバックは真っ白でした。翌日は反対側から撮りました。昔はこの湯畑から流れ落ちてくる下で温泉に入れたそうです。

なんと混浴だったと。しかも囲いなし。“pH2”なので、お持ち帰りは難しいようです。

湯だまりに投げられたお金も溶けていました。確かにイオウのにおいがプンプンして、温泉に来た!って感じです。ライトアップされた湯畑は10時間かけて来た甲斐がありました。サードレベル研修の同期生と美味しい料理をいただいて、たっぷり温泉に入り、身体も精神(こころ)もリフレックスした休日でした。

2013-11-25素敵なメッセージ

11月22日に入院中の患者さんが書いてくださった短冊が届きました。

「感謝」を短冊にして送っていただきました。

私たちのほうこそ患者さんに「元気をありがとうございます」と感謝です。