看護部ブログ

2012-04-19入院経験

病院の桜が満開のころ、私は約30年ぶりの入院経験をしました。

生まれて初めての腰椎麻酔、硬膜外麻酔経験しました。

自分のおしりの重さに驚きました。

同じ体位にいることに疲れて、両手でおしりを少し、ほんの少し動かそうと思うのですが・・・

全く動きません。

こんなに私のおしりって重かったっけ?

麻酔が覚めて、身体を少し動かせることがほんとにうれしかったです。

でも、身体が動かせるのと同時にやってきたのは『疼痛』でした。

これも、かなり辛かったですね。

自分で言うのも何ですが、看護師さんたちは本当にやさしかったです。

いろんな意味でホッとしました。

約一週間が過ぎ、やっと楽になり、歩く姿も普通になりました。

心配してくださったみなさん、お世話になったみなさん、ありがとうございました。

貴重な経験でした。

2012-04-11春の嵐

4月3日(火)は、日本中を春の嵐が襲いました。私は日本赤十字社豊田看護大学の入学式に行って来ました。

大学構内にいたので、嵐の大きさに気づきませんでした。

入学式が終わって、名古屋駅に着いたら、しらさぎ運休のアナウンス

えっ!どうしよう?

そうだ!京都経由で、サンダーバードで帰ろうとしましたが

えっ?北陸方面全面運休?

どうする?何とかして帰らなければ・・

名古屋駅はごった返していて、駅員さんも対応に忙しそう。

案内にも長い列ができているし・・・

「帰る方法ないか、探して!」 私は病院に電話しました。

電話を受けてくれた事務職員の方から

「列車は全面運休、高速バスは最終まで満杯、今日中に帰福は無理です。ホテルとってください。明日の午前中の部長の面談等の予約はキャンセルしておきます」との連絡。完璧に対応してもらいました。すばらしい!

救護と同じで、わが身の安全第一とまずホテルを確保し、宿泊グッズを買い、宿泊。

結局、福井に到着できたのは翌日になりました。

また、被害を出した春の嵐

被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2012-04-04「別れ」と「出会い」

平成24年3月30日で山内ますみ師長が退職されます。

看護師になられて、41年間福井赤十字病院に在籍され、『赤十字』と『看護』をこよなく愛されました。

送別は新しい門出でもあります。

これからもお元気で。

春は『別れ』があり、その一方で『出会い』があります。

4月1日から看護部では、50名もの新しい仲間が加わりました。

『やさしい看護』を実践する頼もしい仲間です。

元気に大きく育って欲しいと思います。

2012-03-19職員宿舎完成

3月19日の午後に、院長、事務部長と職員宿舎となる新築マンションの内覧に行ってきました。

嬉しそうにエントランス前に立っているのは私です。

セキュリティばっちりのエントランスです。

対面式のオープンキッチンはもちろんオール電化。

お部屋は南向きで、駐車場・駐輪場・タイヤが収納できる物置もあります。

「いいですねぇ。私たちも住みたいですねぇ。」と院長、事務部長、私。

今週末から入居が始まります。

これから職場を共にする新しい仲間の皆さんの入居を楽しみに待っています。

2012-03-12搬送ロボット

3月6日午後、自律搬送ロボットMKR-003、通称『クロス君』が私たちの部屋の前を通りました。

ちょっとおぼつかない日本語で  「動きます」と言って、上肢をまげ、動き出しました。

15kgくらいの物まで、運べるそうです。エスカレーターは無理ですが、エレベーターには自分で乗れるらしいです。

障害物はちゃんと避けて通ります。私はちょっと意地悪をしてみました。

廊下の真ん中に立って、通り辛くしました。クロス君は困ってしまってあっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・・

ぶつからないように避けていきました。

クロス君は搬送専門ロボットですが、案内専門ロボットもあるそうです。

病院でもロボットが活躍する日が近いのでしょうか?

上手に使って、便利になるといいですね。

2012-03-06赤十字医療施設中部ブロック看護部長会

2月23日・24日に中部ブロック看護部長会が名古屋でありました。

アクションプランの評価やグループ活動の報告、そして各施設の管理実践報告のプレゼンを行いました。

今年は日本赤十字社本社の浦田看護部長も出席。

本社の方針をお聞きしたり、豊田看護大学の教授との情報交換会等を行ったり、有意義な時間でした。

あとは自主研修(もとい本音トーク)の時間です。いろいろな情報を得ることができました。(これが大事!)

そして会議の翌日は、常滑焼を散策・見学です。

家の土台や道路などに土管が使用されていて、不思議な景観でした。

 

道路も石垣(土管垣?)も土管でした。

会議等のお世話してくださった名古屋第二赤十字病院の副院長兼看護部長さん本当にありがとうございました。

2012-02-27うれしい出来事

2月20日(月)のラインナップ(朝礼)での看護師長からの報告です。

ひとつめ。

2月15日(木)のとあるラジオ番組でのこと。当院の整形外科を受診された番組のアナウンサーが「対応がやさしく、親切だった。」と褒めていただきました。

放送が聞けなくて残念でしたが、とても嬉しいニュースです。

ふたつめ。

福井県訪問看護ステーション連絡協議会管理者会で、「日赤病院からの紹介は退院調整がしっかりしていて信頼できる」とのこと。

平成14年から看護部と医療社会事業課で立ち上げた退院調整、病院の機能分化が進む中で、患者さんのケアが継続できるように頑張ってきた成果だと思うとうれしい限りです。

また、当院の訪問看護にたくさんの学生の方が実習に来て下さっていますが、実は教科書『在宅看護学』にも載っています。

2012-02-26春間近です

友達と食事に行きました。

女3人・・・月に1回集まってのおしゃべり会です。

お店は当番制で決めています。

今回はとある先生のおすすめのお店で、手ごろなお値段で美味しかったです。

先生も一緒に来られたらいいのに、と思うのですが、メンバーをみて、「おそろしい。」の一言・・・

おなかいっぱい食べて、おしゃべりをして、あっという間に4時間経過。

先生がびびるのも無理ないかと思いました。

お店には綺麗な“さくら”が咲いていました。春間近ですね。

2012-02-25接遇優秀者表彰式

2月18日(土)の第12回QCサークル活動発表会の表彰時に患者さんからの『接遇Good Cast Card』で選ばれる接遇優秀者の表彰がありました。

産婦人科の田嶋先生、3-5病棟在宅復帰支援病棟の北倉看護師、外科外来事務の西川さんらが表彰されました。

みんな笑顔のいい人たちばかりですね。わたしも見習わなくては・・・

看護部スローガンやさしい看護を実践していきましょう。

2012-02-25第12回QCサークル活動発表会

2月18日(土)は第12回QCサークル活動の発表会でした。

看護部から始まったQCサークル活動も今では病院全体の行事となりました。

今年はじめて事務部の発表もあり、薬剤部、放射線部、栄養課含め18の発表がありました。

(やっぱり看護部が14と多く、頑張ってるな、と思いました。)

内容もまとめ方や発表もよかったです。

これを継続していくこと、水平展開していくことが大事なんですよね。

2012-02-24チーム医療

今月2回目の東京出張です。今回は朝からの会議なので前泊でした。

2月14日(火)は朝から日本赤十字社本社で会議が行われました。

日本赤十字社では感染管理、医療安全及びNST(栄養サポート)などさまざまな分野で、チーム医療を推進しようということでプロジェクトを組み、2年間に渡ってガイドラインの作成に取り組んできました。

赤十字の医療施設は92ありますが、600床以上のところもあれば100床以下のところもあるし、地域性によっても異なるので、なかなか大変・・・でした。

事例集を付けて、ガイドライン(案)が完成しました。

2012-02-23看護管理実践報告会

2月8日は東京の広尾にある『日本赤十字社幹部看護師研修センター』に日帰りの出張でした。

(東京への出張も便利になり、日帰りが多くなりました。便利といえば便利ですが、つらいと言えばつらいです。)

この日は看護管理者研修Ⅲ(サードレベル)研修の管理実践報告会でした。私は2期生ですが今年は第7期生。

私は計画でさんざん悩み、実践でもとっても苦労しました。実践の時には院長や(当時の)看護部長に後押ししてもらい、看護師長はもちろん事務職員の協力があって、やっと、目標達成できました。

報告会を聞いていて、研修生の緊張が伝わってきました。ご苦労様でした。

2012-02-03勉強会

1月26日は朝から夕方まで 福井県看護部長研修会でした。

午前中はワーク・ライフ・バランスの勉強・・・

これは福祉委員会の理事としてWLBの説明をする30分枠があったので、ちょっと緊張しました。

午後は看護部長だけでなく、各病院から事務部長や人事担当者の方たちも参加されて

労働基準局の方々から労務に関する講義を聞きました。

当院からも人事課長が参加しました。

夕方は院内で管理者労務研修がありました。

多種多様な働き方を取り入れ、仕事と生活のバランスのとれた働き方ができる。

それは出産・育児に限ったことではなく、趣味や社会活動など個人としての生活も充実し、仕事も頑張れる組織・社会・・・

いいなと思います。

ほんの少しでも近づけるよう頑張りましょう。

2012-02-02看護研究会

1月21日土曜日の午前中を使って院内の看護研究会をしました。

今年で46回目になります。

継続してきたことはすばらしいことですが、46年前にはじめて行ったエネルギーはすごいなと思います。

日本赤十字社医学会総会は10月に福井で開催されましたが、47回目でした。

昭和40年前後の時代はみんな学ぶことに燃えていたのでしょうか?

今年は13題の演題の発表がありました。

以前は各部署での取り組みが多かったと思うのですが、

それが、院内へと広がり、今回は院外へと広がっていると感じました。

医療や看護が病院での治療で終わるのではないこと、

私たちが退院後の生活をも含めて看護ととらえられてきていることの表れではないでしょうか。

とても喜ばしいことだと思いました。

院長・事務部長も最後まで熱心に聞いてくださっていました。

研究を支援してくださった大学の先生方と日程が合わず、来ていただけないのが残念でしたが。

2012-01-203-5病棟(在宅復帰支援病棟さいき)からのメッセージ

新しい年が明けました。おめでとうございます。

お正月、次いで節分が来て、春になってひな祭り・・・と、様々な季節の行事があって1年が巡ります。

年中ほぼ一定気温の病院内にいると季節を忘れてしまいそうになりますが、そうした季節の移り変わりに目をやり、心を楽しませることも健康には必要です。

在宅復帰支援病棟さいき(3-5病棟)の各病室前には、四季の風物を表すオブジェが飾られています。これらは全て患者さんたちが作業療法の中などで作成した物で、素敵な羽子板、月見、赤鬼、ひな壇などが飾られています。

   

2012-01-20新年懇親会

1月13日(金)は病院の新年懇親会でした。

各診療科の部長さんや事務部門、コメディカル部門の課長さん、そして看護師長たちが食事をしながら、今年も「みんな仲良く、協力して頑張りましょう!」というコミュニケーションの場です。

今年の病院の勤務スローガンは『自助・他助』ですから、部門を超えて助け合わないとね・・・

そんな中で、場を盛り上げていたのは当院の看護師長さんたちでした。

明るくて、元気なの師長さんたちです。

明るく笑顔で、1年が過ぎますように。

2012-01-19小寒の薔薇

1月6日(月)は小寒でした。

この寒さの中で、家の庭に薔薇の花が咲いていました。

2012-01-05仕事始め

あけましておめでとうございます。

2012年1月4日 当院では仕事始め式が行われました。

院長の新年の挨拶、そして平成24年の勤務スローガン

 『自助・他助』

職員一人ひとりが職務を全うし、自らを助けると同時に周囲の友と協働する事が打ち出されました。

自分の職務が何かを見極め、それを全うすること、そのための自己研鑽を積むこと、これは『看護者の倫理綱領』の中にもあることです。

そして看護部は

「厳しさの中にもやさしさのある、やさしさの中にもけじめのある職場作り」をし、一人で悩むことなく、友やスタッフと助け合い補い合いながらいい看護ができるいい職場にしていきたいと思います。

今年は病院の理念と基本方針も変わりました。

2012年は災害のない平和な年であることを願いつつ、新しい年のスタートとなりました。

2011-12-31仕事納めと忘年会

12月28日、御用納め

夕方近くになると、管理棟4階の部屋からは大掃除をする声が聞こえてきます。

それが終わるころには、年度末の挨拶の声が廊下でしています。

看護部もこの日は忘年会です。

私も忘年会会場の『泰澄の杜』

料理も美味しかったし、お風呂も気持ちよかったです。

その割には安くて、いい所でした。

なんと言っても、楽しいのはうちの師長さんたち。

プレゼント交換もアイデアいっぱい。

余興も・・・笑える・・・

忙しい仕事の中、いつ練習したのやら・・・?

まあ、バラバラだったりもしたけど・・それも愛嬌・・・

2011年、いろいろありましたが、看護部を支え、盛り上げてくれた看護師長さんたちに感謝!感謝!の夜でした。

2011-12-13地域がん診療研修会

12月2日にあおぞら診療所の川越正平先生をお招きして、地域がん診療研修会が開かれました。

当院の職員はもちろんですが、他の医療機関からも約50名の参加がありました。

(私は福井県看護部長連絡会のため参加できず、残念です。)

川越先生はNHKの『プロフェッショナル』にも出られた方で、在宅医療に携わる医療人なら誰でも「お名前は知っている」というくらい有名な方です。

『地域で最期まで自分らしく生きる
    ~在宅と病院が織りなすホスピストライアングル~』

というテーマで講演されました。

講演を聞いたスタッフの感想には

「在宅医療における病院の役割がよくわかった」

「自宅が病室、道路が廊下」という考え方に感動した。在宅の在り方を考えた」など

当院にはホスピスはありませんが、患者さんに安心して在宅で過ごしていただけるように

また、在宅で診ていただく連携の先生方の受け皿となれるように『グリーンカード』を発行しています。

そのカードを提示していただけば、すぐに入院が可能なカードです。

がん診療連携拠点病院として役割が果たせるよう

医師・看護師・コメディカル みんな頑張ってます。